山陰のとある岬
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青海島(おうみしま)を望む岬です。空気が澄んで、風は少し冷たかったけど眺めは素晴らしく良かったです。晴れた日は大陸が見えるそうです。
案内してくれた方の「とっておき」の場所‥とのことですので詳しい位置は明かせませんが、山陰に詳しい人なら青海島の島影の位置だけでわかるかもしれませんね。名付けて「風待岬」と名付けたいような絶景ポイントです。思わずこの写真館の名前にさせてもらいました.。いつも風まかせで飛び出して行きシャッターを押す私にぴったりの名前です。 |
「若戸大橋」
北九州市戸畑区 |
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建設当時は、東洋一の大架橋工事だったそうです。でも、それは40年近い前の話・・・
それでも、今もなお美しい橋であることには変わりはありません。一時は海域の汚染が激しかったのですが、今は市民の努力でエビ漁が盛んに行われる海に甦りました。埠頭周辺には付近に生息する牡蠣の殻がうち寄せられてたくさん転がる白い磯を、澄んだ海水が洗っています。
実は、ここから歩いて5分のところにしばらく住んでいました。そのころは、あまり周囲に高い建物もなく、窓から橋や対岸の山の端を染めて沈む夕日がとても綺麗でした。
●所在地:福岡県北九州市戸畑区
●交通アクセス:鹿児島本線戸畑駅より徒歩5分 |
「若戸大橋」
北九州市戸畑区 |
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抜けるような冬の空を貫いて、赤い橋の稜線が視界を区切ります。金門橋と、見間違うはずはないけれど、一瞬ココは何処なのかわからなくような感じにわれわれがとらわれるとしたら、それは、どの橋にも憑く橋の魔力なのかも知れません。
ダイナミズムだけでは語れない、何かがそこにはあります。 |
「若戸渡船」
北九州市戸畑区 |
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なんと、片道50円の渡し船なのです。50人程度乗船できます。自転車も乗り込むことができるのも特徴です。若戸大橋の架かっている洞海湾の若松側と戸畑側を結んで30分間隔で二隻の船が往来しています。どちらの渡し場側も周囲は小さな海浜公園になっていて、海を眺めてほっと一息つくことができます。日曜には画架を広げる人たちや、釣り糸を垂らす人たちも。
●所在地:福岡県北九州市戸畑区
●交通アクセス:鹿児島本線戸畑駅より徒歩5分 |
「赤間神社」
vol.1
下関市 |
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平家物語の中でも特に哀切を極めるシーン、平家滅亡の舞台となった場所として、余りにも有名な壇ノ浦を臨んで海岸線に立つ神社。対岸の北九州側からもよく目に付く鮮やかな朱塗りの建物です。赤間神社は、地元の人たちの呼び方で、正式名称は赤間神宮。
●住所:山口県下関市阿弥陀寺町4-1
●電話:0832-23-7181
●交通アクセス:山陽線下関駅より車で10分 |
「赤間神社」
vol.2 |
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赤間神社の竜宮門。平清盛の妻二位の尼は「浪の下にも都のさぶらふぞ」と腕に抱いたわずか7歳の安徳天皇とともに、入水し、平家滅亡となりました。文治元年(1185年)3月のことです。海に眠る幼い安徳天皇の御霊の安息を願って、この赤間神社の楼門は竜宮をかたどって作られているのです。一軒愛らしいフォルムとは裏腹に、とてもダイナミックなスケールの大きさは、その場に立ってみないとわからないかも知れません。vol.1の写真の階段の位置に立つと、この門ごしに海峡を航行するタンカーなどの大型船が眺められるのも海峡の街ゆえの風情です。 |
「赤間神社」
vol.3 |
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長い階段をのぼりつめると、赤い建造物の間をぬって美しい碧の色に出会い息を呑みました。赤間神社の大きな特徴は、境内の回廊の内側に満々と澄んだ水が張られていること。ここは、陸にありながらにして、既に海底の竜宮の中なのです。 |
「赤間神社」
vol.4 |
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この神社は、全国の水天宮の総本山でもあるのです。また隣接して、安徳天皇陵もあります。こちらは宮内庁の管轄で、金色の菊の御門が海岸沿いの道路側からも見ることができます。また、近くには日清講和条約の結ばれた場所として知られる史跡、春帆楼もあります。 |
「関門大橋」
北九州市・下関市 |
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本州と九州を結んで架かる、関門橋です。赤間神社の近くからも関門橋は眺められますが、これは、火の山展望台からのショットです。夜にはライトアップされ、街のイルミネーションとあいまってとても美しいです。でも、この写真は、ちょっと露出タイミングが合わず不作でした。
●所在地:山口県下関市・福岡県北九州市
●交通アクセス:下関駅より車で10分、門司港駅より車で10分 |
「赤間神社」
vol.5 |
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新年の、赤間神社のライトアップ。この写真は、まさに新世紀へのカウントダウンをしながら撮影したもの。黒山の人だかりで、花火があちらこちらで空を彩り、とても賑やかでした。 |
「赤間神社」
vol.6 |
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竜宮門の屋根もライトアップされると、昼とは表情を変え、また違った華やかさです。 |
「赤間神社」
vol.7 |
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vol.3では、あんなに静かだった、あの祭壇周辺です。 |
「2000年最後の落日」
山口県・山陰 |
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これは、初日の出ではなく、順序はちょっと入れ替わって、20世紀にさよならをした12月31日の日の入りの写真です。
みなさんは、どんなふうに新世紀を迎えましたか? |
同じく |
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今年も、来年も再来年も、いい仕事に巡り合って、いい文章を書けますように。 チャンチャン!(拍手合掌) |