物語で読み解く社会科入門
世界史・納得のツボ・案内
現代→近代→前近代の順で学ぶ
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世界史・納得のツボ

  1. 世界史・納得のツボでは、現代→中世・近代→前近代と、時間を遡る形で人類の歴史を考えています。
  2. 細かな歴史事項は、教科書や専門書にゆだね、時代の流れを理解するポイントに絞って、説明しています。
  3. 人類の歴史を、いくつかの時代に区分し、地域を越えて同時代平行で、歴史の流れを大きく見ています。、

「世界史」は1870年より始めよ

  1. 現代史は1870年から現在までを7の時代に区切って、描いてあります。
  2. 前半(1870〜1945)までは後発国(露・独・伊・日)が先進国(英・仏)に対抗して、破れる過程が描かれています。
  3. 後半(1945〜1989)は途上国(中国・アジアアフリカ諸国)が米国に対抗しながら近代化を目指し、破綻する時代として描いてあります。
  4. 現在(1989〜現在)はグローバル化が進み、世界が一体化し、「豊かな生活」が世界規模で追求されるようになり、国家の役割が大きく揺らぎ始めている時代として描きました。
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近代史は海から見よ

  1. 近代史は900年から1870年までを、5の時代に区切って、描いてあります。
  2. 前半(900年〜1500年)は、交易の中心が陸から海へと移っていく時代として描かれています。
  3. 後半は(1500年〜1870年)は、世界のつなががる過程で、西ヨーロッパを中心に、国民国家と市場経済の仕組みが形成される過程が描かれています。
  4. 互いに補完しながら形成された国民国家と市場経済が、世界が一体化した現在、様々な矛盾を呈し、そのあり方が問い直されています。
  5. 現在の世界の問題を考える基礎として、近代の歴史を眺めてみてください。
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人類は家族を超えられたか

  1. 700万年前から1200年までの先史・古代・中世の一部の時代を、四つに区切って、人類の歩みが描いてあります。
  2. Aの時代(700万年前〜前3500年)はアフリカから全世界へ広がっていった人類が、それぞれの地域に適応して、固有の文化を形成する過程が描かれています。
      社会は主に血縁関係を中心とする社会でした。人類の文化の基本的な土台が形成された時代です。>
  3. Bの時代(前3500年〜前600年)は気候変動・人口増加・感染症などの様々な危機や技術革新によって、文明が形成された時代として描かれています。
      国家や階級が生まれ、血縁中心の社会が壊れ始めた地域もありました。
  4. Cの時代(前600年〜300年)は異民族間の接触によって、新しい社会の仕組みが生まれました。
      鉄器が普及し、新しく切り開かれた地域を中心に、小農民を基盤とする帝国や王国が誕生し、互いに覇権を争い合った時代として描かれています。
      古代文化が周辺の諸民族に普及し、諸民族が書かれた歴史に登場する時代です。遠隔地間の交易も盛んになり始めました。
  5. Dの時代(300年〜900年)は遊牧民族が台頭し、民族の移動や争いが大規模に起きた時代です。多くの地域で農民を支配する大土地所有者が台頭し、農民は土地に縛られ身分化した時代として描きました。(土地を仲立ちとする社会)
      古代文化を吸収した諸民族が政治的・文化的に自立し、各地に生まれた都市は互いにネットワークにつながれて行きました。
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