「太陽に向かって歩く」
絵を描くことが日常化し行き詰まってきた
窓から日光が差し込んでいた
アトリエの外に出た
孤高な太陽が網膜に突き刺さり
肌で弾けた
太陽はじわりじわりと移動し
僕に時間を、地球の自転を伝えた
誰が僕に、この大地がまわっているなんて覚えさせたのか?
だけどこんな愉快なことがあるか?
僕は回転するボールの上に立っているんだ・・・
僕は太陽に向かって歩いていった
太陽は近付くどころか遠ざかり
地平のむこうに消えていった
僕は見知らぬ地に立っていた
しばらくのあいだ
足の痛みと太陽の残像にうなされていた
絵に描いてみた
地図1 写真1
地図2 写真2(in
Kyoto)
地図3 写真3
(workshop)
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