＜英＞ジャスパー市内をぶらぶらする。ジャスパーは小さな街で歩いて十分観光できる。といっても市内自体には観光する場所もないが。その割りに車できている観光客が多いのか、駐車する場所を探すのがけっこうしんどい。なんとか車を駅の近くにとめられた。こんな街にまで鉄道はのびている。しかし小さな駅だ。昔、一度、カナダの鉄道にのったことがあるが、１等席だと食事までついてきて、いい思いをしたことがある。このあたりで、買い物をしたりした。しかし店を出るたびにぱっとカナディアンロッキーの山並みが広がるという感覚がおもしろい。
ウィスラー山にいった。（＜愛＞この山はジャスパーの街の南西にそびえている。）標高は２４６４ｍ。ふもとから、ロープウェイで登っているける。しかし行列で、なかなか乗り込めず、１時間近くふもとで待たされることになった。この山の名は山に住んでいるマーモットに由来しているとのことで（＜愛＞マーモットの正式名称はウィスラリングマーモットっていうらしい。）マーモットを見たかったが、残念ながらみることはできなかった。リスはいっぱいいたが、アメリカでリスはしょっちゅうみるので、なんとも思わなくなってしまった。＜愛＞
私はこのリスたちとも少し遊んだ。ここにいるリスは結構人に慣れていて、手を差し出すと、寄ってきて、手をなめる。えさがもらえると思ってるのかもしれない。手をぱっと広げると、えさが無い事を知るからかさっと逃げていってしまった。くるっとしたしっぽを揺らしながら、すばやい動きをするのがかわいいと思った。
＜英＞
景色は山々を一望できすばらしい。また湖もあちこちに見えほんとに湖が多いと感じさせる。ここから１kmのトレイルをのぼってさらにあがっていき、みんなそうしていたが僕らは時間もなく（体力か、、、。）ここでのんびりして、戻った。
ジャスパーに戻り、昼食を食べ出発。今日はいっきにバンフまで戻る。往路は、あちこちに止まりながら行ったのでそう長いとは思わなかったが、今日はさすがに疲れた。途中なんどか小休憩をいれながら、いっきにバンフまで走りきった。
＜愛＞
ジャスパーを出発してすぐ、私と後ろの２人は眠気がきて、くぅ〜と眠りに入ってしまった。（ごめんね。運転お疲れさま。）コロンビア大氷原に着く少し前ぐらいに目覚め、外を見るととてもきれいな景色。もう到着まで眠らないぞ〜。
コロンビア大氷原とクロッシングとの間にあるサンワプタ峠を見たくて、車を停めてもらった。ここは、往路で、通り過ぎてしまったところだが、愛が帰りに停まってもらおう！とチェックしていた場所だった。
峠から山々の間を走っている道が見下ろせるような感じになっていてとってもきれい〜そこでまた写真を撮った後、クロッシングへ。ここでガソリンを入れようと思ったら、セルフじゃなかった。私がアメリカやカナダでセルフじゃないのを見たのは初めて。値段も結構高かった。値段の順番でいうと、カルガリーが一番安くて、その次がレイクルイーズ、それからクロッシングという順番。やっぱり山の方に行くほど値段が高くなっている。クロッシングでアイスクリームも食べた。んーおいし！＜英＞
バンフのちょっと手前で、きれいな城みたいなものが道からみえた。あれが、バンフ・スプリング・ホテル。バンフで一番有名（かつ値段が高い）ホテルだ。
今日泊まるのはバンフパークロッジ。バンフ市内では一番の高級ホテル。めずらしく奮発して泊まったわけだが、なんか普通のホテルという感じであまり違いはなかった。プールとかがいろいろついてるので長期滞在にはいいのだろうが、短期ではよさがわからないのだろう。ここもまた日本人の客が多いようで、フロントのカナダ人が、日本語で説明するのが印象的だった。でも、なんでもかんでも日本語にしないでいいぞ。むしろ変な日本語でこちらがわからない、、、。駐車場の説明なんかなんやらよくわからなかった。
このホテルはバンフの真ん中にあるので街まですぐ。歩いてでかける。今日はカナダで買ったアルコールを処分してしまうつもりで、ピザでも買ってきて部屋で食べることにする。このあたりで一番大きい街のバンフならピザ屋くらいあると思っていたのだが、これが無い。なぜかマクドナルドで売っていたのでそれを買ってかえったが、まあそんなもんである。多いのはやはりお土産物屋。大橋巨泉のお店であるＯＫギフトものぞいてみた。「私のお店です。安心して買い物ください。」との巨泉の自筆がかかってある。そのせいか、やはり日本人でいっぱいであった。
＜愛＞
ホテルで食事をしてから、私と母親とみぃは３人で、散歩に行くことにした。英は車の中で寝てないから眠い〜ということで、散歩には行かずに一人でお留守番。私たちは、まずはホテルの建物の中をぶらぶら。ホテルのフロントの奥に室内プールがででーんとあった。それから少し外にも出てみた。私たちが泊まってる部屋のすぐ裏（駐車場になっていた）に行ってみると、眠る準備をしてる英の姿が見えた。英が気付くかなって思って、声を出したり、小石を窓に投げたりしてみたけど（ホテルの人に見られたらしかられるかな）、英は気付かずに眠ってしまった。あぁ〜残念。その後、ホテル内にあるお土産物屋を見てから戻った。