カナディアンロッキー♪
- 5日目(バンフ〜カルガリー)
<英>
朝5時にホテルを出てバーミリオン湖へ。ここで日の出を待つ。朝焼け空をあざやかに湖面にうつすことからこの名がついた湖である。きっと日の出時がきれいなのだろうというわけだ。まだあたりは真っ暗。街灯はぜんぜんないので、注意して車をすすめる。とそのとき、道路脇に何やら動くもの。よくみるとエルクである。(<愛>暗い中でも、大きな体、大きな角が見えた。)こんな時間にもう起きている。夜見るエルクはまた違った雰囲気である。そのまま車をすすめ湖へ。先客の車が何台かいる。先を越された。それでも日の出はまだだと、よさそうな場所で停車し、待つ。しかし日の出はなかなかこない。ついついうとうと、眠ってしまった。
<愛>
英が眠っている間も、母親と愛は、日が出るであろう方向をじーっと見ていた。まだかなまだかなと待ちながら、ふっと空の方を見た時、なんとなんと流れ星が見えた!!!!!私だけでなく母親もそれを見ていて、2人して大はしゃぎ。今回カナダに来て流れ星を2回も見る事できるなんて!!!ちょうど湖の向こう側のランドル山の上を流れ星が走った。朝早く起きて来た甲斐あるって感じ。暗い中エルクも見ることできたし、外の空気もさわやかだし〜とってもうれしい。浮かれ気分のまま、日の出を待っていた。しばらく待った後、空が白んできた。山の上の方が少しずつ赤くなっていく。
まだまだ根気よく待った。するとまただんだん辺りが白っぽくなってきた。きっと朝日はあの辺りからでてくるんだろうというのがよく分かった。そっちの方向を必死で見ていると、少しずつ様子が変わっていく。ランドル山の左側が赤く染まったころ、もうすぐだというのが分かった。その瞬間、ランドル山の左横の山から、白い縦の線が何本か現れた。これがあけぼのっていうものかな?それから1分もたたないうちに朝日が見えた。まぶしい〜 今まで私たちがパシャパシャ写真をとったりビデオを写したりしてる間は、ぐっすり眠っていた英が、この瞬間、すごく元気に起きだして、写真家?の英に変身した。(^^んーほんとにきれいだな〜。早起きは三文の得ってこういうことを言うんだね〜。
<英>
結局日の出は7時に近くなってから。山の影に隠れていたためか、あらわれたときからけっこう日差しがつよかった。
バーミリオン湖からの帰り、エルクの一団がいた。今度はメスもいる。確かにビッグホーンシープに似ているが、一まわり大型である。オスの方は一頭だけいた。これは行きしにあったやつだろうか。昼間はぜんぜん会うことがなかったが、どうも早朝や夕方に会う確率が高いようだ。
朝食は昨日、バンフのスーパーSafewayで買ってきたパンやハムやレタスでサンドイッチを作る。レタスがみずみずしくておいしかった。バンフからジャスパーまでほんとに水道水が冷たい。そのまま水を沈殿してごみをとっているだけだそうで、天然のミネラルウォーターが蛇口からでてくるわけである。水質がけっこう問題となっているアトランタの水とはえらい違いである。
ホテルをチェックアウトし、まずはカスケードガーデンに向かう。バンフのメイン通りをまっすぐ歩いてつきあたるのが、このカスケードガーデン。ここから通りにむかって向こう側にはカナディアンロッキーがみえる。大通りがまっすぐロッキーにむかってのびているという感じに見えるわけだ。きれいな庭園で、小さな滝やあずまやがある。花いっぱいのガーデンをのんびり歩く。花もいっぱいでちょうど見頃のころに来たようだ。
バンフ・スプリング・ホテルにむかう。豪華ホテルのせめて中だけでも見てやろうというわけだ。しかし、駐車するスペースがぜんぜんなく、「見るだけ」の人は路駐。しかもそれがえんえんのびて、けっこう停めてから歩く必要があったので、断念した。
バンフ・スプリング・ホテルのそばに、ボウ滝がある。マリリン・モンローの「帰らざる河」のロケ地となったところである。涼しげなところで、気持ちのいい場所だった。そこからトンネルマウンテン沿いの道をドライブしていたら、観光バスが何台かとまっていた。きっとあると思っていたバンフ・スプリング・ホテルがとてもきれいに見える場所であった。ここで観光客に今夜とまるホテルをみせてから、ホテルにいくのだろう。縁の無い僕らはここで写真だけ、、、。
そろそろ時間も押してきた。今日の4時までに国立公園をでなければ、延長料金をとられるのだ。バンフにもどり、昼食をとり、最後にお土産をいくつか買って、バンフを出発した。なごりおしい。時間があれば、アッパー・ホットスプリングスという温泉にいってみたかったのだが、果たせなかった。いつもこういうところにくると、あと1日あったらと思う。バンフで温泉とフィッシング、レイクルイーズはロッジでもう1泊、ジャスパーではトレイルを歩いてみたかったし、それぞれもう1日ずつ欲しかったなあ。
<愛>
私は乗馬もしたかったなぁ。こちらでは、1〜3時間のコースから、数日かけて野山をキャンプしていくものまでいろいろある。馬に乗ってハイキングするのも楽しそうだなぁ。
<英>
バンフからカルガリーまでは2時間かからない。3時すぎにホテルに着いた。初日にとまったのと同じロード・ネルソン・インである。まだ食事には時間があるので、カルガリー動物園にいってみることにした。ムースや熊が結局見れなかったので、せめて動物園で見ようというのが表向きの理由で、英は園内のプレヒストリック(先史)公園に興味があった。実物大の恐竜の模型とそのころの自然を再現した公園が中にあるのだ。終了時間が心配であったが、夏は7時までOKで、ゆっくりまわれる。しかし、女性陣は動かない恐竜にはまったく興味を引かれないらしく、先史公園はさっさとまわられてしまった、、、。(<愛>んー?私たちとしては、これでも英のために結構ゆっくりと見てまわったつもりだったんだけど...^^)一通りの恐竜はぜんぶ展示されていて、その大きさを感じることができた。
<愛>
恐竜の次は、カナディアンロッキーにいる動物。残念ながら野生で出会えなかった動物を見ようと、ムースやマウンテンゴート(山ヤギ)を探した。なんども見たビックホーンシープもここのは角がとても大きくくるっと角が回ってる。それにどうどうとした大きな体のムース。
<英>
ムースは、けっこうさくの向うの方で寝そべっていて間近ではみえなかったのが残念だが、なるほど、角の形や体系などエルクやビッグホーンシープとはぜんぜん違う。牛みたいな感じだ。
<愛>
そのあと、くまも見た。動物園にきてよかった〜日本の動物園ではこんなのは見れないよね。他の動物もいろいろと見て、動物園を出た。
<英>
今夜はカルガリーで韓国風の焼き肉を食べようと、わくわくしながらお店にいってみたが、残念。月曜は定休日であった。今日はレイバーデーでもあり、やってる店も少ないようだ。それでもMoTher Tucker'sというステーキ屋がやっていた。ここは、サラダバーも充実していて肉の好きでない人も満足できる。そして本命のステーキの方はプライム・リブがめちゃくちゃやわらかくてジューシーでうまかった。最後の晩もおいしいものを食べれて満足の5日間であった。
<愛>
楽しかった旅行も今日で終わり。明日の朝帰っちゃうと思うと寂しいなぁ。
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