カナディアンロッキー♪
- 2日目(カルガリー〜レイクルイーズ)
<英>
今日の行程予定は、バンフ国立公園にはいり、レイクルイーズまでいくことである。ホテルをチェックアウトする際、バンフまでどれくらいときいたら、1時間半ぐらいとのこと。楽勝である。
まずは朝食を食べようと、カルガリータワーへ。昨日、一度いってみようということとなり、朝食をたべるついでにいこうということになったのである。ガイドブックにあった、レストランで食事するとタワーに入る料金がただになるというのにもひかれていたので。ところが、行ってみると大違い。タワーに入る料金は料金で必要だということ。ガイドブックの情報が古いようだ。駐車場代+タワーへの入場料+朝食。えらい高い朝食代である。ただまあ、カルガリーからの風景を360度、一望できる回転レストランだし、朝食もたっぷりで、おいしかったので、まあよしとするか。カルガリーもこうやってみていると、たいして大きくない都市である。むこうの方にはもう森林が広がる。この都市はオリンピックが開催されたことで知られるが、それよりも有名なのがカルガリースタンピード。世界中からカウボーイが集まって来る祭典である。そのときばかりはすごい人だかりになるのだろう。
ゆっくり朝食を食べ、出発する。バンフまではハイウェイの1号で一本である。昨日行ったオリンピック公園をとおりすぎ、そして街をはなれていくと、のどかな田園風景が広がり(<愛>おぉカナダ〜という感じ。)、前方には、僕たちが訪れるであろうロッキーの山並みがみえてくる。(<愛>うれしくて車の中から写真を撮ったり、ビデオをまわしたりした。山がどんどん近づいて来る〜。)みんなご機嫌である。
1時間ほどはしると、ゲートがあらわれた。どうやら国立公園の入り口のようである。しかし、僕らはバンフ国立公園だけでなくジャスパー国立公園も訪れる。いったいどうなるんだろうと思ってきいたら、ここで全部の国立公園を通して何泊するかで料金がきまるそうである。僕らの場合、レイクルイーズ、ジャスパー、バンフなので3泊である。グループ料金で1日10$。ということで、30$とられた。レシートをもらい、それを園内にいる間、車のダッシュボードの上においておかなければならない。
バンフに入って、ちょっとしてから停車した。まわりが道路以外、まったく人工物がないことに関心したからである。すごい、みわたすかぎり山と森。針葉樹がひろがっている。これに多数ある湖をあわせた風景が典型的なカナダの景色であろう。今回はこれらを十分満喫してかえろう。
しばらくしてバンフに到着。バンフはこのあたりの園内では一番大きな街である。といっても十分歩いてまわれるサイズの街であるが。ここでSafewayという地元のスーパーにいく。今夜はベーカー・クリーク・シャレーというロッジにとまるので、そこで食事もつくるためである。レイクルイーズにはこういうスーパーはない。
<愛>
このスーパーに入って気付く事があった。いろんなところから日本語が聞こえる。カナディアンロッキーは日本人観光客が多いと聞いていたが、まずこの時にそれを実感した。
<英>
今夜はバーベキューにしようと肉や野菜を買い込む。鍋などがそろっているのは確認してあるが、調味料などがあるかどうかわからないので、ちょっとしか必要ないのだが、塩なども買う。しかし、昼食を軽くすませようとマクドナルドに入って気がついた。「あ、ここで塩やこしょうは手に入る、、、。」
マクドナルドでハンバーガーを買って食べながら車を走らせた。レイクルイーズへ。ガソリンの補給もしておいた。市内では1リットルが40セント台なのが、ここでは50セント台。きっとジャスパーの方ではもっと高いのだろう。ここから再びハイウェイの1号にのってすすんで、レイクルイーズにいけるが、途中で、1Aに乗り換えた。こちらの方が、スピードはだせないが、動物にあう可能性が高いとのことだったからだ。このあたりではエルク、ビッグホーンシープなどに出会える。運が好ければ、ムースや、熊にもあることができる。(と、旅行が終わってみれば、どれがムースで、どれがエルクかわかるが、このころはよくわかってなかった、、、。)期待しつつすすむがまったく動物はあらわれなかった。どうも誰か動物に嫌われているらしい、、、。
2:00すぎ。今日泊まるベーカー・クリーク・シャレーに到着する。レイクルイーズからはちょっと離れたところにありひっそりとしたところだ。個人用のロッジを予約してある。きれいな丸太小屋である。
<愛>
オーナーの人が花好きらしく、いたるところに花が植えてあって、花壇だけでなく、上から吊り下げたりもしてあった。で、しょっちゅう花に水をあげている様子を見かけた。手入れがいきとどいている。
私たちのロッジのすぐ裏に川が流れていて、川のわきには、2人乗り用のぶらんこが置いてあった。またバーベキューも外でできるようになっていた。
部屋から山が見え、川もあり、花も咲き、なんて素敵なところなの!!って感じ。だんろがあり、天井も高く、はしごをのぼると屋根裏部屋っていうような感じで、ベッドが2つある。ベッドの向こうには出窓があり、そこにはかわいらしいカーテンがかかっていた。ほんと夢のよう〜ここに何日も宿泊したいと思った。
<英>
愛は、ハイジみたいっとおおはしゃぎである。ここを2階とすると、1階にも寝室が一つある。またベランダもついている。キッチンもあり、一そろい全部調理用具らはそろっていた。
夕食まで時間があるので、とりあえずはレイクルイーズの近くのモレイン湖にいくことになった。ここはみぃちゃんのお気に入りの場所である。ガイドブックに書いてあった紹介文に感動(?)したらしい。まずはここへ行かねばという感じである。
出発前に、まずは帰りのフライトが気になっていたので、ノースウェストに電話をすることにした。すっかり気に入ってしまったベーカー・クリーク・シャレーだが不便な点が一つ。電話がないということである。まあたしかにこんなところまで来て電話なんか必要ないとは思うが。しかたないので、1つだけある公衆電話を使う。かけてみると、帰りのフライトも全部キャンセルと決まったと言われた。それですぐ他社へのフライトの予約手続きにはいった。まあ長くても、15分ほどで終わるだろうとたかをくくっていたが、大間違いであった。僕らのアトランタへのフライトは10分ほどであっさり、アメリカン航空のフライトに振り替えてもらうことができたが、日本から来たお母さんとみぃちゃんの分は大変だった。関西国際空港へ帰る便がどこもいっぱいで無いとのことなのである。最終的に成田経由でフライトを確保できたが、担当のお姉さん、がんばってくれてるのはわかるのだが、日本のフライトとかはよくわかってないのもあって(例えば成田から関空のフライトを探して、香港経由しかないと真面目にいう。成田−伊丹ならあるのに、、、。アメリカ人だからしょうがないか。)電話が終わったのは、それから2時間近くたってのことだった。、その間、ずっと1つしかない公衆電話を占有していたわけで、何度もかけにきた人たちには大変迷惑なことをしてしまった。(数人には待たされてる間にわけを話して、納得(同情?)してもらったが、、、。)2時間以上待ちぼうけでシャレー内を探索した愛らの話ではロッジの裏手には川もながれているとのこと。うーむ、明日行くとしよう。
ともあれ、やっと気案事項もかたずき、旅行をEnjoyしようと、モレイン湖へ。出発は5時近くになったが、ここは日没は8時以降なのでまだ十分時間はある。。
<愛>
モレイン湖までの道は、みぃのガイドブックに載ってたとおりの道であった。林がパッと開けたらそこにはテンピークスという10の山々が見えていた!!わぁ本のとおりだぁ〜山だぁ〜。坂があるから気持ちがはやっても急いではいけない。スリップしやすいと書いてある。そのとおりの道路だった。なんかすごくうれしくなって、私たちは大はしゃぎだった。
<英>
レイクルイーズを通りすぎ10分ほどでモレイン湖に到着ここでロックパイルトレイルという小道を歩き、丘のてっぺんに登るとモレイン湖がみわたせる。途中、変わった声をだす小さな動物が岩場に何匹かいた。リスの一種かなと言っていたのだが、あとで、ピカという名前だということがわかった。日本から来ているみぃちゃんはさっそくピカジュウかと納得していたが、、、。(よくわかっていない英は(それでもポケモンだとはわかった。)、ピカじゅうと書けばいいのかピカジュウなのかピカ獣と書けばいいのか悩んでしまったが、、、。と、こう書いている横から愛が、ピカチュウ、じゃないのと自信のなさそうなつっこみが、、、。)
脱線していたのを元に戻そう。斜面をけっこうひいひい言いなかがら登り、丘のてっぺんに立つ。おお、すごい。あざやかな透き通った青色をしたモレイン湖がひろがる。周りにはテンピークスがとりかこむ。
<愛>
湖の色は、この丘の下から見た色とはまた違っていた。ほんとうに青くて、そこに光があたってきらきらしていた。この丘の上からの景色こそ、モレイン湖を見る特等の場所だろうと思う。本に次の日も来たくなるとあったが、その気持ちが分かる。ここから離れるのが惜しいと思った。
<英>
ここはレイクルイーズの中心からははずれたところでツアーもあまり訪れることがなく、とても静か。その静けさがまた良い。20ドル札の図案にもなっているというこの風景、ともかくすばらしい。しばらくぼーっと風景を堪能し、来たかいがあったねえと、すっかり満足した我々であった。
夜はロッジで、夕食を作る。くしに肉や野菜を刺しオーブンで焼く。お酒はカナダ産赤ワインと、カナディアンビール。シンプルであるが、うまかった。あたりはすっかり真っ暗で、外は星がきれいに見える。ちょっと曇っていたが、晴れだったらほんとにすごい星であろう。愛とお母さんは流れ星をみたと大喜びであった。
<愛>
流れ星が見えないかと必死に見てたわけではないけど、空を見上げているとすぅ〜と星が流れ落ちていった。あっー流れ星!!!と叫んで、言いおわるころにはもう消えていた。願い事は言えなかったけど、とっても幸せな気持ちになった。
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