・コンセプト、建物データ
・エピソード、完成後の様子
・模型写真
・外部、内部仕上げ
・吉永建築デザインシタジオのこだわり
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外観 |
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インナーテラス |
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リビング |
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キッチンダイニング |
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階段 |
プロセス紹介ブログ
兵庫県尼崎市・インナーテラスのある長屋リノベーション |
建物エピソード
●きっかけ
建て主Nさんは「高槻の畳間のあるリノベーション」」建て主様のおばさんです。
●スカッとした設計プロセス
Nさんはやりたいことが明確で、いくつかの要望を述べて以降はほとんど吉永建築デザインスタジオにおまかせで進められました。決断が早く、仮にそれで失敗しても自分が判断したことだからと僕らを責めない。そんなスカッと建て主様でした。
早朝、Nさんから電話でおこされることがたびたびあります。夜遅くまで家族会議をしてその結果を「変わったところはなるべく早く伝えておいた方がいいと思って」ということで。早すぎけどお気持ちがありがたい。
●親戚同然?
設計中、お菓子、フルーツ、お肉を送ってくれた。「高槻の畳間のあるリノベーション」建て主様にそのことを申し上げると“吉永さんを親戚同様に思われているのですよ”とのこと。
●飴と鞭?
図面をウンウンと進めているところにNさんから果物が一箱送られてくる。うわぁありがとうございます。と、お礼の電話をかけると「あそこはこう変えたい」と変更がいくつか。図面が進んでからの変更はつらい…。
●インナーテラスを設けたわけ
Nさんはボランティアで学校の花を育てています。長屋では育てるスペースがないので中山さんからの提案でインナーテラスをつくりました。
●猫にも好評のインナーテラス
工事中、塀の格子を潜り抜けてきた猫がインナーテラスで昼寝していたらしい。 前々から春になったら気持ちいいだろうなぁと思っていたら先を越された(笑)。外とはいえ家のテリトリー中なので安心してぬくぬくできる、たしかに猫にとっては楽園です。インナーテラスの気持ちよさを猫が実証してくれました。
しかし、Nさんは猫が嫌いなので侵入防止策を考えなければなりません。すまん猫たち。
●工事最後の日に
現場の用事を終えて、さぁ帰ろうと思っていたら、Nさんから「いまからそっちに行くから」という電話が。Nさんが到着するまで、もうすることがないの
で、インナーテラスの縁側でボーっとしていました。園芸が趣味のNさんが越してくれば、ここは花で満たされるでしょう。日の光や風が入ってくるここちよい
空間です。猫が昼寝したがる気持ちがよくわかる。 ほどなくして、お茶とお菓子を持ってNさん到着。しばし、雑談。いつも引き渡し時に感じるかわいい娘を嫁に出すような気持ちと、もう毎週Nさんとこんなにおしゃべりすることもなくなるなぁという気持ちで、N邸を後にしました。
●現場監督は超ベテラン
もとは大工だっただけに現場の経験に裏打ちされたさまざまな知恵で支えてくれました。仕事の合間に豊富な経験談を聞くのが楽しみです。
●真っ正直な工務店
工務店は頭に馬鹿がつくほど正直誠実な工務店。見積もりも妙な値引きをせず、全うな金額を出してきます。しかし、ぼったくっているというわけでもなく建物のクオリティを高く維持し続けるために必要な金額を真っ正直に出してきます。それでもわたしのクライアントのほとんどはすんなりその金額を受け入れてくれます。それはその工務店をクオリティを望み、信じているからです。ディスカウントが当たり前の世の中ですばらしい姿勢です。
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完成後の様子



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