・コンセプト、建物データ
・エピソード、完成後の様子
・模型写真
・内部仕上げ
・吉永建築デザインシタジオのこだわり
・料金、スケジュール参考
・お問い合わせ
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建物エピソード
●きっかけ
親戚の所有するビルの建て替えです。親戚づきあいをきちんとしてきた親に感謝です。
●建て主様からのFAX
「青い空、海と山にはさまれた穏やかな高知県の安芸市。いとこのケンちゃんのルーツの地に建つ五階建てのビルです。まさにぴったりのソラソラビルというネーミングも誰にでも覚えやすくてよかった。
“モダンすぎず年月を経たときにそこにずっとあったかのように風土になじむ建築を”“そして光と風をたくさん”の要望をタイトな美意識でかなえてもらいました。
カフェ、ギャラリーという幾分広いスペースをいかようにも様を変え受け入れてくれる器として使い勝手はもちろん訪れてくれる方々にも喜んでいただいています。可能性を秘めたスペースをありがとう。」
●5階にカフェ!大丈夫?
5階建てにすることは決まった。さて、カフェは何階に作ろうか。1階は建て替える前からの店子さんが入ることが決まっています。なるべく路面に近くするなら2階?中途半端に2階にするよりも思い切って5階にしてはどうか。周りに高い建物がないので景色がすごくよいはず。太平洋も見えるだろう。これは周りの店にない売りになるはず…
この勘は当たって、確かにアプローチしにくいので新しいお客さんは少ないのですが、一度訪れてファンになったリピーターが多いのだそうです。
●Iターンの人々が集まるカフェ
特に都会から高知県にIターンでやってきた人たちに評判がよいようです。田舎の雰囲気が好きで高知県に来たとはいえいわゆる喫茶店ではなく都会的なカフェが恋しいのでしょう。そして彼らが作った野菜など自然食品やクラフト雑貨も販売しています。
●働くのが楽しいカフェ
いとこは一日ここで仕事をすることが楽しいといってくれました。景色と空間が心地よく一日いても飽きないのだそうです。
●工務店はオーナーの幼馴染
工務店の選定は難航しました。当初地元中堅の工務店に相談していたのですが、見積り金額はオーバーし、どうも技術的に不安な感じは否めず困っていました。
ちょうどいとこが同窓会に出席して同級生が工務店の社長になっていました。高知県でも中部東部を中心に営業していたのですが、ちょうど西部への展開を考えて安芸市に支店を作る準備を進めていたそうです。これは運命かということで、見積もりなど取ってみたところ親身に対応してくれました。対応が紳士、丁寧でここだ!とクラインとともども確信しました。
その確信は当たり、工事はレベルが高くしかも丁寧で満足の仕上がりを見せてくれました。また、アフターサービスもきちんと対応していただいています。
●若い現場監督さんががんばった
現場の担当は若い人でした。なんでも勉強してやろうと言う姿勢で誠実に対応してくれました。上司の方がそれをきちんとフォローしてくれていました。熟練と若さがコラボレーションされた現場でした。
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完成後の様子







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