2005/06/12
夕方から京都へ。楽町楽屋イベントの一環の映像イベント巡る。
*まずは岡崎の町家を会場にした「写家京三」へ。
 ここは本来貸家だけども、あまりにぼろいため借り手がつかずほったらかしにされていたそうです。それを今回のイベントのために不動産屋さんから無償でお借りしています。
アーティストはタダで会場が借りられるし、不動産屋さんもオープンハウスの代わりになるうえ、アーティストたちがきれいになおしてくれるので双方メリットが大きいのです。実際、会期中に訪れた外人さんがイベント後、住まいとして借りる話が進んでいるそうです。
これが成功例となって京都の不動産屋さんとアーティストが組めば町家の再利用がもっと進むでしょう。
・障子に室内から映像を投射して外から眺められるようにした作品 ・残されていた裸電球を利用した影が美しい作品 ・建物の微妙な揺れを利用した作品 ・庭で見つけたミミズを写した作品 ・上記の作品の像を鏡を使って一部屋に集めた作品 それぞれこの町家をキチンと観察した上で利用していて、よくある漫然と町家を会場とした展示会にはない面白さを感じました。

*岡崎を後にして三条西洞院へ、映像イベント「浮遊基地」を見に行く。
これは元は町家が建っていたけど火災で空き地になった場所を会場にした作品。横手のビルに4人のアーティストが映像を映しています。ダンメンに映像を映すという最初の趣旨からは外れているけど一応、ダンメンプロジェクトの実現です。
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2005/06/05
今日はダンメンツアー最終日。
総勢20名を引き連れてダンメン巡り。今回は「団地・ダンメン・ピクトさん」でご一緒した日本ピクトさん学会学会長も奥様同伴で岡山から駆けつけてくれました。途中4名がリタイアする過酷なツアーでしたが、皆さん楽しんでいただけたようです。
ツアー後は参加者数人とお茶を飲みながら懇親会。ピクトマニアの学会長、ダンメンマニアの私、そして歩道橋マニアのコルカタさんがそろったためマニア談義に花が咲きました。
念願のダンメンツアーが実現した次の目標は「熱中時間」に出演してやっくんとダンメンをまわることです。
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2005/05/29
今日はダンメンツアー二日目。

今回は天気も快晴。絶好のダンメン日和。年配の方も参加されて逆に町家のことをいろいろ教えてもらいました。そんなダンメンファンの方々とのふれあいもダンメンツアーの醍醐味のひとつ。
※ 当日参加されていたハナコさんがご自身のblogで当日の様子をレポートしてくれています。こんな感じです。

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2005/05/27
「楽町楽座」のイベントの一つ「蔵出しマーケット」へ。
京都は北区の元呉服商の蔵の中を総ざらいしてフリーマーケットでさばいちゃおうというこの企画。所員Aの熱望により平日にもかかわらず事務所を閉めて向かうことに。
西院から自転車を借りて北上すること20分で会場に到着すると興味深いものが一杯。

戦利品は以下のとおり ・昭和30年代に作られた小さい机 ・中学校で使われていた懐かしい感じの木の椅子 ・茶碗湯飲みセット ・おちょこ ・日本歌謡史(主に昭和20年代)というレコード ・謎のソノシートたくさん あとさき考えず買っちゃって持って帰るのに苦労しました。
 町家が壊されるということはそこにあったものをどこかにどかさないといけない。高価なものは売られていくのでしょうが、それほどではないものは捨てられていくのでしょう。その意味でこれは有意義でいい企画です。
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2005/05/22
今日はダンメンツアーの第1回目。そう、某女子大40人の日ですよ!
まずは町家ギャラリー山田で20分ほどレクチャー。レクチャーはこれで3回目。笑わせるポイントも確立してきたので今日も一発かますぞ、と張り切ったもののなんか反応が薄い…。
レクチャーを終え、一抹の不安を抱えながらいざダンメンツアーへ。2500件の中から選りすぐりの魅惑のダンメンをまわる。先週の下見ツアーがいい感じでうけていたので、今日も…と思っていたもののやはり反応が薄い…。
 女子大生にはコアすぎたのだろうか、おしゃれカフェ巡りの方がよかったのだろうか。引率の先生にうけていたのが唯一の救いでした。やはりダンメンはマニア向けなのか。
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2005/05/15
来週のダンメンツアーの下見で京都へ。
まずはツアー前のレクチャー会場「町家ギャラリー山田」へ。2階のど真ん中を貫く梁が印象的。

その後、ツアーを手伝っていただくIさんと「関西どっとコム」の取材の方々とためしにツアールートをまわってみました。予定の2時間みっちりかかってようやくまわり切りました。当日は歩きやすい格好で来ていただく方がよろしいかと。
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2005/04/27
キョート*ダンメンツアーの主催者から朝、連絡がありました。
5/22のツアー、女子大40名の申し込みがあったそうです。貸し切り可能かとのこと。
うら若き乙女たち40人が休日の一日を彼氏と過ごすでもなく、おしゃれなカフェでお茶を飲むでもなく、黙々とダンメンめぐり。いいのか貴重な青春の一ページをそんなことに費やして。
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2005/04/20 京都へダンメン*プロジェクトの候補地めぐり。町家が壊されて出来たスペースを利用して映像イベントを行うというこのプロジェクト。今日はそこの管理者を探して使用許可をもらいに行くという作業。
まずは近くの薬局で「あそこは堺(大阪)の人が管理しているけど、確か押小路に○○さんというその人の親戚がいる」という情報を入手。しかし押小路へ直行するもそんな家はなし(泣)。いきなり迷宮入りか?!
現場百回という捜査の基本に戻り(?)現地へ引き返してみると、放置されている看板にある駐車場管理会社の名前を発見!会社へ直行!即答とはいかなかったけど社内で検討してみるということに。
さてダンメン*プロジェクト実現なるか?
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2005/04/15 キョート*ダンメンマップ作成準備のため京都へ。レンタサイクルを借りてマップに掲載予定のダンメンの位置を確認して周る。
町家が解体されて生まれるダンメン自体すでに壊されてないケースもあって、今回マップに載せたかった名作のいくつかはもうこの世にない(涙)。それでもまだ現役(?)のダンメンたちとなつかしの再会をすることができました。しばらく写真でしか見ていなかったけど、やはり実物の存在感はすごい。来月のキョート*ダンメンツアーでみなさんにもダンメンの魅力を楽しんでもらえるよう準備を進めています。お楽しみに。
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2005/04/10
6月に行われる全国町家再生交流会のプレイベント会場の下調べで京都の町家を回る。このイベントはほったらかされているけどいい味のある町家を1週間ほど借りてアーティストの発表の場として開放するというもの。候補の町家は京都の不動産屋さんに提供してもらいました。
・1件目:岡崎の琵琶湖疎水の前というグッドなロケーション。元旅館ということでいろいろな部屋があって複数のアーティストが組むにはよさそう。 ・2件目:同じく岡崎。縁側からは大文字が見える。サクラが立つ大きな庭がある。でも荒れ放題でこれをきれいにするのは… ・3件目:同じく岡崎。コンパクトできれいだけどワクワク感には欠ける。 ・4件目:鞍馬口へ。持ち主が時間になっても現れず見学断念。 ・5件目:大徳寺近くの商店街に面する。茶席にも使える用にしつらえられているので汚れてはいるがものはよい。 ・6件目:下って大宮へ。鍵が手に入らなかったので外から眺める。駅に近いのでイベントには都合がいい。 ・7件目:町家を改装したドミトリー。中庭に作った渡り廊下が気持ちいい。
7件目以外はいずれもあばら家状態なのでどうやって人を招ける程度にきれいにするかがネック。
 それに平行してダンメンプロジェクトの候補地をいくつか回りましたが持ち主が貸してくれるかどうかが最大のネック。でもメンバーはけっこうやる気満々。こんなチャンスはめったにないので熱いうちに何とか実現させたい。
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2005/3/27
6月に行われる全国町家再生交流会のプレイベントを仕切っている方から、キョート*ダンメンロシュツも協力して欲しいとオファーがありました。今日はその下打ち合わせ。K専門学校のIさんも交えて今後のスケジュールを確認。ダンメンプロジェクトがイベント会場というかたちで実現するやも知れません。
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2005/01/31
「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に生出演してきました。
9:45にKBS京都へ。10:15本番。生放送なのでとっさの質問にキチンと答えられるのか?と不安だったのですが、放送前に世間話的に構成の方とダンメンの話をしていたので、その流れでスムーズにしゃべれました(あっ、あれはリハーサルのつもりだったのかな)。
説明用にダンメンブックを持っていったのですが、途中からその写真を見ながらのトークになってしまってリスナーにはなんでそんなに盛り上がるんだかよくわからない放送だったような気がする。リスナーはさておき晃瓶さん、パーソナリティーの方そして構成作家さんはダンメンの魅力に取り付かれています。町を歩いているとダンメンが気になって仕方ないとのこと。ダンメン教徒は着々と増えています。ふふふっ。
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2005/01/25
お昼ごはんを食べているとKBS京都というローカル放送局から電話がありました。
ここでお知らせです。
KBS京都ラジオの情報番組「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」(月〜木 午前6時30分〜10時50分)の「何でもかんでも自慢」というコーナーに私、出演します。1月31日(月)午前10:15ごろから15分ほど、キョート*ダンメンロシュツについて熱く語ってきます。家事がひと段落ついた奥様方がコーヒーを片手にダンメン談義に耳を傾ける…いかがなものだろう。
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