映画「ノッティングヒル」で登場する本屋さん
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2005年.久しぶりに、また1人でイギリスを訪れることにした。一人旅なので、フライトとホテルは別々にとるつもりだったので、ネットでホテルを検索してみた。以前泊まったことのあるヴィクトリアやパディントン、ハイドパーク付近を物色してみたが、ちょっと宿泊費が高い。と、選択枝のなかに、ノッティングヒルがあるのが目についた。検索してみると、なかなかにお手頃なホテルがある。そういえば、2002年の旅では、「青いドア」という心残りを置いてきたんだっけ、と思い出し、今回はノッティングヒルに宿をとることにした。
ホテルは駅から2分ぐらいの所にあった。夕方6時近くになって、ようやくホテルにたどり着き、チェックインしてからすぐ、駅付近をうろついた。
そして、翌日。今回は朝食つきのホテルではなかったので、まずは、Notting
Hill駅前のCafé Republicで朝食を食べてから、あの青いドア探しにとりかかった。日本にいるとき、"London
Notting Hill"というサイトで、青いドアの写真をプリントアウトし、イギリスに持ってきていたので、あの青いドアは、もはや青色ではないようだが、ドアの周りの造りで、なんとかみつけることができるだろう、という安易な考えに基づく、行き当たりばったり計画。「地球の歩き方」の地図に、ヒュー・グラントのあの本屋さんの場所が載っていたので、あの青いドアの家を探しながら、まずは、あの本屋さんを探してみることにした。
ポートベローロードに沿って歩いていく。
「地球の歩き方」の地図では、本屋さんは、駅から近そうな感じを受けるのだが、これが意外に遠かった。15分ぐらい歩いてようやくみつけることができ、パシャパシャ写真を撮っていると、何やら、日本人の親子連れらしき2人が、同じように写真を撮っているのを発見。映画「ノッティングヒル」から早5年ぐらい経つが、まだ人気は衰えていないらしい。
その後、また、ポートベロー・ロードに戻り、今度は、ヒュー・グラントが、オレンジジュースを買って、店を出た途端、ジュリア・ロバーツの服にそのジュースをぶっかけてしまった、あのCafé Republicをみつけた。いい調子、いい調子。。。
が、途中、何度となく、脇道に入り、右を見、左を見ながら、あの青いドアを探してみたものの、みつからず、この日はgive
upとなった。
そして、その翌日。ポートベロー・マーケットは、一度見たことがあるので、もういいかなぁ・・・と思ったが、せっかく目と鼻の先に泊まっているのだから、と観光を開始する前に、ちょっとのぞいてみることにした。またまたポートベロー・ロードに沿って歩いていく。
この道路沿いにあるレストランを通りかかったとき、店前のテーブルで、1組のカップルが食べている、こんもりと盛られたイングリッシュ・ブレックファーストに目が釘付け。「わぁー、おいしそう!!」 食いしん坊の私は、どうも素通りすることができない。まだ朝食を食べていなかったこともあり、ここで朝食を食べていくことにした。
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が、この日もあの青いドアはみつからず。。。
そして、4日目。夕方、ピカデリーサーカスを歩いていて、そういやぁ、Visitor
Centreがあったなー、と思い出した。翌日から行くトーキーの宿が予約できるかも、と思いつき、それなら、ついでにあの青いドアのことを聞いてみようか、早速、訪れてみた。トーキーの宿はすんなりみつかったが、さて、青いドアを・・・というので別の係りの人に聞いてみたところ、ちょっとパソコンで調べてから、「不思議だけど、データがないわ。きっと一般に公開されていないんじゃないかしら」という。個人の家なら、ありうることだなー、となると、今回の旅で、あの青いドアの家を探すのは無理そうだなぁ・・と思い始めた私である。
とはいえ、ノッティングヒルに泊まっているのに、あの青いドアがみつけられないなんて、とっても悔しい。しかも、よくよく考えると、あの本屋さんの前には行ったが、営業時間外だったので、中に入っていなかったことを思い出した。そこで、7日目(帰る前の日)の朝、またまた、私はポートベローロードを歩いていたのであった。ははは。
まずは、営業時間を確認すべく、あの本屋さんへ。どうやらお昼にならないと開かないらしい。午後、戻ってくることにし、今度は、Kensington
High Streetのインターネットカフェで、Nottinghillとblue doorの検索条件を入力して検索してみた。と、Westbourne
Park Roadにあるらしいことがわかり、通り名がわかればこっちのもの、と、勝利宣言。が、そうは問屋が卸さなかった。午後、またもNotting
Hillに戻り、炎天下のなか、Westbourne Park Roadを右へ左へ歩いてみたものの、またもや、あの青いドアはみつからなかったのである。とほほ・・・。
通りから見た、あの本屋さんの店内。
記念に1冊購入しようかと思ったが、欲しい本がみつからなかった。
帰国後、落ち着いてネットで検索してみると、"280 Westbourne Park Road"。今度はちゃんと番地までわかった。
というわけで、翌年の2006年、再度、青いドア探しを敢行。3度目の正直で、遂に青いドアの家を探し当てることができたのであった。おいおい、しつこいよって?(笑)
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