グリニッジ

Greenwich


 西経零度と東経零度の線が通っているというグリニッジの旧天文台の時計。

 ロンドンの東に位置するグリニッジには、正しい経度を得るために、チャールズU世が始めたという旧天文台があり、1869年進水から1938年の最後の航行まで、7つの海を制覇した、といわれたイギリスの貿易を支えたカティー・サーク号が展示されている。
 また、王族とも関連が深く、ヘンリー[世や彼の娘のメアリー女王とエリザベスT世は、ここで生まれたらしい。
 私は、ロンドン塔から船に乗り、グリニッジまで出かけていった。テムズ川をくだっての小旅行は、目を楽しませてくれ、とても楽しかった。


ロンドン塔で船を待つ間、1隻の船が通り、タワーブリッジが開いた瞬間。








 左:船を降り立つとすぐ、カティー・サーク号が展示されているのが見える。私は旧天文台からの帰り、船を待つ間、カティー・サーク号の中を見学した(3.50ポンド)。かなり大きな船で、船内には、その昔、長い航行の間、乗組員たちの生活の場となっただけあって、さまざまな部屋があった。
 中央:旧天文台。グリニッジ・パークの中ほどにある。天文台のオクタゴン・ルームは、かのクリストファー・レンが設計した。5ポンドの入場券は、確か、1年間、有効だったはずである。
 右:旧天文台からの眺め。右側に、当時、建築中だったミレニアム・ドームが見える。


(2001.12.9)
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