ロンドン近郊の庭

Garden


ハットフィールドハウス Hatfield House
 ロンドンのKing's Cross駅から電車でおよそ30分。降りたつと、すぐ目の前にお屋敷の門が見える。ロンドンから近いし、ちょっと行くにはいいな・・と思って出かけたのだが、どうして、どうして、本当に立派な庭があった。
 そして、お屋敷をめぐるツアーに参加して、説明を聞いてびっくり! 実はこのお屋敷、私が大学で卒論のテーマにした、セシル家ゆかりのものだったのである。それ以前は、ヘンリー[世やエリザベスT世と関係があった。映画「エリザベス」でも、このお屋敷が登場している。3月の末〜10月の半ばまで、お屋敷とWest Gardenは月曜以外毎日、公開されているのだが、、East Gardenは月曜日のみ。というわけで、私はすべてを見ようと、連チャンで、このお屋敷に通ってしまった。門番の人が覚えていてくれて、「やぁ、君かい。また来たね。よっぽど気に入ったんだね」と言った。うん、かなり気に入りましたよ。
ハットフィールド・ハウス

キューガーデン Kew Gardens
 イギリス人は皆、キューガーデンが好きかもしれない。というと、あまりにも調査対象が少なすぎるが、ある年、イギリスに行ったとき、「キューガーデンに行くつもりなの」と言うと、「あぁ、あそこはいいよ」という答えが必ず返ってきた。よっぽど、いい所らしいねー、と、友と期待を膨らませていたのだけれど、実際、行ってみると、ふぅん、こんななんだって感じだった。きっと、夏の盛りすぎて、芝生がちょっと枯れかかっていたからなのかもしれない。はたまた、ちょっと東洋風なエリアに、イギリス人は気をそそられるけれど、私たちにとってはイマイチってことなのかもしれない。
 でも、確かここの入場券は、ある一定期間以内ならまた行ける・・という特典付きだったので、気に入ってリピーターとなるには、とてもお得な庭といえるかも・・。

ハンプトンコートパレス Hampton Court Palace
 エリザベスT世のお父さん、といえば、いわずもがなヘンリー[世。彼は、兄の死後、兄の奥さんだったスペインのキャサリン・オブ・アラゴンと結婚したが、結局、彼女と離婚したいがために、イギリス国教会を起こしてしまったというはちゃめちゃぶり。その後、エリザベスの母親、アン・ブリンをはじめとして、合計6人の王妃を迎えたことで有名な、このヘンリーにゆかりがあるのが、このハンプトンコートパレス。昔は狩場だったというだけあって、本当に広い!! ロンドン(Waterloo駅)からたったの40分で、こんなにばかでかいお屋敷にお目にかかれるのだから本当にお奨め、です!

チェルシーの植物園 Chelsea Physic Garden
 ロンドンのSloane Squareから歩いて行ける所にありながら、週に2回ぐらい、それも限られた時間しか一般に公開されていないので、なかなかトライできずにいた。いろいろな草花で一杯の、小さな素敵な空間なので、予定が合ったなら、ぜひ行ってみてください。疲れたときでも、ほっと一息つけるスペースです。 

(2001.10.9)
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