エイヴォン川に架かるバルトリー橋

　12:30の電車に乗って、2時前にバースに着いた。ロンドンから1時間半足らず。バースは、ふらっと行ける場所にありながら、ローマ時代の浴場跡を見物できるお勧めのスポットである。
　バース寺院からローマ浴場跡、そしてザ・サーカスなどを見ていたら、お正月明けの冬場だったせいもあり、すっかり日が暮れてしまった。クリスマスの飾りつけがまだ残っている町に明かりがともり、ちょっと季節はずれのクリスマスツリー* のようだった。
　そして、2度目に訪れたのは夏。ひとりのとき、たまに使うバスツアーで、バース、ストーンヘンジ、ソールズベリーを訪れた。自由時間に、初めてのとき行き損ねたロイヤル・クレッセンドまで。行く途中、ロイヤル・ヴィクトリア・パークで、結婚したばかりの花嫁さんにでくわした。旅に出ると、こうした思いがけない贈り物をもらえることがある。

* 英会話の先生、ジョンによると、これは季節はずれのクリスマスツリーではないらしい。クリスマスの飾りつけは1/4から1/5にかけての夜中に取り払うのが慣わし。そうしないと、悪いことが起きると言われているんだって。

上段左、中央：ローマ浴場跡
上段右：バルトニー橋にある1軒の店で買った月形と星形のブローチと小さな仮面
下段左：ザ・サーカス；下段右：ロイヤル・クレセンド

ストーンヘンジ〜ソールズベリー　

　誰が、いったい何のために？！　と、いまだに摩訶不思議なこのストーンサークル。どうやってこんなに重たい石をここまで運んできたかも謎だという。
　ストーンヘンジに行ってみようか、と思ったが、ソールズベリーから、また40分もバスに乗らなければたどり着かないという。それなら、いっそ、と、1日のバス観光ツアーを利用して、バースからストーンヘンジ、ソールズベリーを訪れることにした。11時過ぎにロンドンを出て、12時ごろバースに到着。2時ごろバースを出て、4時前にストーンヘンジに到着し、ソールズベリーまで回るコース。
　ソールズベリーといえば、あの「日の名残り」の舞台にもなった場所である。ちょっと駆け足だったので、もう一度、ゆっくり時間をかけて、マナーハウスなどを見る機会があればよいと思う。

上段：いわずと知れたストーンヘンジ
下段：ソールズベリー大聖堂

(2001.12.19、2002.3.21)

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