ノーリッジ

Norwich




行き方

<電車>ロンドン・リヴァプールストリート駅からケンブリッジまで約2時間。
<バス>ヴィクトリア・コーチステーションから約2時間45分。
<私の場合>行きは電車。帰りはストにでくわしたため、バスを使用。


 ロンドンのリヴァプールストリート駅から電車で約2時間半のノーリッジに、友は1年近く留学していた。彼女が、久しぶりにホストファミリーに会いに行くというので、図々しくも私も便乗し、1泊させていただいた。
 この日は、2時から電車がストに入るというので、10時半の電車に乗り、ノーリッジへ。これが、滞在期間の短い私の経験した2度目のストなので、イギリスの電車、インターシティは、けっこう頻繁にストをするのかも。
 出迎えてくれたのは、ジョナサンとフィリップの双子の兄弟。残念ながら、以前から予定していたイタリアへのバカンス旅行にでかけていてご夫婦はお留守だったが、奥さんは、遊びに来ると言っていた友のために、手作り料理をこしらえておいてくれた。


肖像権のため(?)、ぼかしモードで加工。こんなボケボケなら、載せる必要ないってか?

左1:ホストファミリーの奥さんがつくりおきしておいてくれた料理。蓋に"Akiko"と、友の名前が書かれている;左2:友のホストファミリーのおうちには、こんな素敵な温室がある;右2:庭が広くて、ガチョウ(?)を飼育していた;右1:初めて見た(?)食器洗い器。うーん、さすが、イギリス人はやることが大雑把だ!!

 ホストファミリーのうちは、とてもオープンなお宅で、この日も、私たちのほかに、彼らの友人の教授とその奥様が、生まれたての赤ちゃんを連れて泊まりに来ていた。彼らはまだ、結婚して1年ぐらいの新婚ほやほやで、40歳ぐらいになって結婚して子供を産んだたという奥様は、友に「結婚を急いじゃダメよ」と、アドバイスしてくれたそうだ。その助言を聞きすぎたせいか(?)、友も私もまだシングル。いったい、いつになったら、私たちの運命の人は、現れるんでしょうねぇ、Akikoさん? あ、このセリフを吐いているのは、私だけ? だんなさまのほうには、"It will do"、なんて言葉を教えてもらい、私たちは「それ、いいね」と、すっかり気に入ってしまった。

上段左: the church of Sir Peter Mancroft
その他はすべてノーリッジ大聖堂

 ノーリッジでは、ウォーターブリッジやジョナサンご自慢(?)のショッピングモール(下)を歩き、ノーリッジ大聖堂を見物した。
 そういやぁ、街中で買ったホットドッグ、おいしかったなぁ・・。

     
 翌日、見たい映画があったので、私だけ一足先にロンドンに戻った。ストで電車が止まっていたため、コーチ(バス)を使うことにしたのだが、ちょうどよい時間帯のバスは、電車がストになることがわかっていたため、前の日、ノーリッジに着いた時点ですでにsold out! 仕方なく朝早いバスを予約し、バスの中で眠ろうと考えていたのだけれど、なぜか、隣りの席のおばさんに気に入られてしまい、自分のつくったサンドイッチを食べないか、と勧められたのに始まり、彼女の身の上話(?)とか、いろいろと一方的に話しかけられ、ほとんど一睡もできなかった・・。でも、このおばさん、歴史に興味をもっているというだけあって、とても博識。中世時代、ノーリッジはロンドンの次に重要な都市だった、なんてことも教えてくれた。


ちょっとおまけ・・
 実は、ノーリッジに行く前々日に、私たちは、ロンドンのSt. James Squareの近くのオフィスで働いているジョナサンやフィリップのお兄さん、つまり、ホストファミリーの長男であるマシューを訪問した。仕事が終わってから、彼の同僚4人と一緒にパブに行き、ジン&トニックを奢ってもらい、それから彼の住むアパートへ。同居人やらゲストやらでごった返す彼のアパートは、とても賑やか。マシューは、トリ肉やピーマン、赤いパプリカetc.がの入った、ガーリックのきいた煮込み料理をつくってくれた。これって、ホストファミリーの奥さんが、Akikoさんのためにつくっておいてくれたのにとってもよく似ている。イギリスにも、やはり、おふくろの味って、あるんですねー。
 食卓には、そのほかに、シチュー(ジャガイモとインゲン、お肉が入っていた)とサラダ、ライス(塩味)、そして、デザートにフルーツを添えたプディングが並び、ちょっとしたパーティー気分だった。

台所で料理しているマシュー。男の人のエプロン姿って素敵!

肖像権のため(?)、ぼかしモードで加工。やっぱぼかし過ぎ?



ディナーの前にいただいた白ワイン。
スティック状のパンに、左手前のペーストをつけて食べたんですが、これがなかなか・・。

(2001.10.29、2003.9.29更新)
English

※もう1つのノーリッジの風景を楽しみたい方は、ジョンさんのいちばん長い1日をご覧ください。2002年6月21日。イギリスでいちばん長い日の記録を見ることができます。


TOPへ

イギリスへ行こう!