エジプト・ドバイ旅行記vol.1(2008.08)

アラビア半島のプランテーションです。CDを思わせる円形の模様が、砂漠に描かれたランドスケープとなっています。



ダフシュールのスネフェル王の屈折ピラミッドと赤のピラミッドです。砂漠の中に浮かび上がる巨大なシルエットは独特なものがあります。
大きさの比較となるものが周辺に無いので、その大きさを瞬時に測り知る事ができません。ちなみに両ピラミッドの高さは100mあります。
写真を撮っているとバクシーシ(チップ)をねだるラクダに乗った男たちは、これでも役人です。



サッカーラのジュセル王の階段ピラミッドです。四角錐のピラミッド(真正ピラミッド)ができる前の、初期のピラミッド形式だといわれています。
マヤ文明のピラミッドやメキシコのチチェン・イッツァのピラミッドの形に似ています。
この階段ピラミッドや祭壇や柱廊を周壁が取り囲んでいたようです。ゲートの部分のみ残っています。



古代エジプト古王国時代の首都メンフィスのラムセス2世の巨像です。
この巨像はガラベイヤを着た博物館員を手のひらに乗せる事ができるくらいの大きさです。
最も偉大なファラオ ラムセス2世には130人の子供がいたそうで、後世の王たちも憧れるほど人気があったそうです。
右腕の腕輪のカルトゥーシュ(王の名前を記すマーク)にはラムセス2世と書いてあります。



左からカフラー王、クフ王、メンカウラー王のピラミッドです。
本当に不思議な建造物です。人類は何とも謎めいたものを今世に残した事でしょう。
ピラミッドは人類によって作られた建造物でありながら、天空や大地やナイル川と共に地球の原風景になっているようです。
ピラミッドに近づけば近づくほどその偉大さに圧倒されるばかりです。



ピラミッドの表面を覆っていた化粧石は白石灰岩で、かみそりの刃1本通らないほど精巧なつくりです。
おなじみのスフィンクスは風化が進み、まるで階段ピラミッドのようになっています。人類の遺産を後世に残すために修復工事も進んでいます。



発見されてから十数年かけて修復した太陽の船です。クフ王はこの船で天空を旅したとされます。
乾燥した砂漠気候のおかげで、これほどまでに精巧な木材を4000年も残すことができました。
スフィンクスの正面にあるKFCです。店先にはカーネルサンダースではなく黄金をまとう黒いツタンカーメンが立っていました。




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