猪苗代スキー             2007年1月1日    




  この冬は暖冬で12月末まで雪がなくスキーは無理かと思っていたが、12月29日に磐越道が通行止めになるほどの大雪。
深夜の中山峠は猛吹雪で先が見えない。猪苗代湖と磐梯山を結ぶ広い地域は地吹雪の名所。湖と山からの強い風で、雪は横から下から上から情け容赦なく吹きなぐり視界はすべてが真っ白である。
49号線から猪苗代町へ右折する道もこのまま行けるのだろうかと思わせるくらい雪が降り積もっていた。雪の吹き溜まりの中に突っ込んでしまった車もあり、手助けの声をかける。大丈夫であった。ひさびさの雪中ドライブは緊張の連続であった。(2007年12月29日)
ただこの雪のおかげで
翌日からスキー場は滑降可能。

12月30日は天候曇り時々雪。午後からスキー。
大晦日は猪苗代町の黄金そばで早めの年越しそばを食べてからスキーの滑り納めにいく。

年が明けて2007年1月1日。快晴。絶好のスキー日和。猪苗代リゾートは眼下に猪苗代湖、振り向けば磐梯山という広く明るいスキー場である。正月というのに
リフトもゴンドラも待ち時間がほとんどなく、スキー人口が減ったのを実感する。
猪苗代リゾートスキー場
冬の会津磐梯山

スキー技術
このスキー場はゲレンデも比較的広く、ギャップもなく、滑りやすいので基礎を復習するには最適かもしれない。しかし、いくつになっても格好よく、華麗に滑りたいという誘惑で、ついスピードを出して滑り降りてしまう。ただ最近は体力の衰えが激しく、途中で数回休まないと太ももが痛くてたまらない。そして何でもないところで足が修復できずに前のめり、へっぴり腰、転倒をしてしまう。
一緒に行った息子は初めてのスノーボードで2時間の講習を受けただけで、翌日にはサマになる滑りをしている。かといって私がいまさらスノボーでもないし、そもそも若者以外でスノボーを滑っている人はほとんど見かけないのだ。
 スキーも板が短くなっている。昔は(身長+20センチ)が基準だったが、今では(身長ー20センチ)が標準のようだ。短いと回転はしやすくなるが、スピードは出ないだろうと思う。板の幅も少し広がっている。技術も異なってくるのだろうか。 今度試してみよう。


スキー場から会津若松方面 



また満身創痍
@元旦スキーで気持ちよく滑っていたのに、ちょっとした隙に転倒。ナンデーと思う間もなく、腰を強打。もともとぎっくり腰持ちだが、いつもとは違うところをひねって痛い思いをした。翌日は腰を使うと痛いので、大事をとってスキーは休み。
A1月3日 広い斜面を比較的スピードを出して滑っていた。前にいるスノーボーダーはよけられると思っていたのに、激突。左わき腹を強打。一瞬息がつまり、声も出ない。相手や周りの人には「大丈夫!」といったが、実は大丈夫ではないのはわかっていた。以前妙高高原でも転倒して、土手に左脇腹をしたたかぶつけて息ができないことがあった。そのときと同じ痛さ、感覚である。多分肋骨にヒビが入ってしまったのだと思う。
今回もこらえるほどの痛みではなかったので、その後2時間くらいは滑っていたが、もちろん慎重にしていた。(どうも2箇所ヒビのようだ。夜から咳、くしゃみ、ちょっとした振動でも痛くなってきた。)