第2回: 私のインターネット事始め(その1) [1999.06.07]
一口にインターネットといっても、いくつかのプロトコル(約束事)が用意されているようです。まあ、コミュニケーションの道具ですから、それも当たり前ですね。
私のインターネット歴というと、ほとんどWWWが広まってきたあたりから語ることになりそうです。

1995年の10月、ある大学図書館で図書館員を対象にした小さな集まりがありました。そこで参加者は講師の簡潔にして要を得たレクチャーで、インターネットの仕組みをはじめ概略を知ることができましたし、その図書館で用意してくれたデモンストレーションも見聞きすることができました。休憩をはさんで、じっさいに事務室にお邪魔しパソコンを触ってインターネットを操作することができて、レクチャーもデモンストレーションも一気に私の中で栄養と化しました。
一つのサイトの中を行き来するのはクリックするだけ。ネットサーフィンするにも最小限のコトバを入力したあとはクリック、クリック。リンク集を使うにもクリックの連続で情報を渡り歩けるわけですから。
このようにしてその日、私のインターネットに対する認識は、たった一日で大きく変わったのです。
そう、「信頼から確信へ」とでも言ったらよいでしょう。

同行した同僚の中には「これはいい」とつぶやき、間もなくパソコンを買いこんだ人もいたほどでした。私は仕事にインターネットが生かせそうな側面に目をつけていました。幸い、その後インターネットが職場で使える環境がわずかながらできたとき、その担当につきました。個人でも使いたいと思いましたが、諸般の事情から実現したのは今年の1月からです。

私の仕事に関連して、インターネットを使う前と後でどんな変化があったのか、また今後どんな可能性があるのか? こんな話題についても追い追い話していきたいと思っています。


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