The Best Science of 1999

The Best Science of 1999
(12.20.P47.1999)

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今回は THE BEST OF 1999 から
  色々ありましたが、遺伝子関連の医学記事が多かったです。

1999年、科学ベスト10


語彙は主に『英辞郎』Ver.28から抜粋

 

大意

語彙

1 1。マローリー
世界最高峰の山の霧の中に消えて75年近く経って、ジョージ・マローリーが 発見された。頂上までちょうど600mのところで、アメリカの登山家エリック・ シモンソン率いる登山隊が、エベレストに登るのは「そこにあるからだ」と 言った事で有名な英国の登山家の凍りついた遺体を発見。彼は頂上にたどり 着いたのだろうか?恐らくたどり着いてはいない。だが次のことを考えて みてはどうだろう:マローリーは妻の写真を頂上に飾りたかった。そして、 その写真は遺体には見当たらなかった。
mist : 霧、 expedition : 探検隊,登山隊、 alpinist : 登山家、 clue :手がかり、 grace : 飾る
2 2。暗号解読
遺伝病治療の開発への画期的な一歩として、イギリス、アメリカ、日本の研 究室では、人間の22番目の染色体上にあるたんぱく質を合成するDNA塩基配列 が解読された。これによって、人の全遺伝子──その数は120,000──を2003 年までに解読するという目標に向けて、研究者は競争に駆り立てられる。
code :符号,記号体系、 crucial : 決定的な、 genetic disease : 遺伝病、 decode : 暗号を解読する、 DNA sequence : DNA塩基配列、 human chromosome : ヒト染色体,人の染色体、 reach one's goal : 目的を達成する
3 3。彗星を追いかける人たち
科学者の中には、生命を構成する要素は彗星によってもたらされたと考える 人たちがいる。かくしてアメリカはスターダスト探査機を打ち上げ、それは 2004年にWild2と言う彗星に到達する予定。スターダストは弾丸の数倍の速さ でこの彗星を通過するのだが、彗星の尾から塵をすくいとるはず──ウイルス も1,2個はすくいとるかもしれない。
building block : 基礎的要素、 comet : 彗星、 bullet : 銃弾、 scoop up : かき集める
4 4。頭のいいネズミ
プリンストン、MIT、ワシントン大学の科学者たちはマウスのDNAを組替え て、学習能力及び記憶力を向上させた。マウスは人間とは全く違うとは いうものの、この研究は究極的には人類の知性向上の方法に結びつくもの である。しかし、このように遺伝子を組替えて知性を向上させることが 誰にでもできるようになれば、クラスでトップになるのは難しくなる。
DNA : デオキシリボ核酸、 boost : 高める、 learning ability : 学習能力、 memory capacity : 記憶容量、 far cry from : 〜とは大違い、 enhancement : 増進
5 5。希望の光
アルツハイマーにかかっている人というのは最後には自分が誰かを忘れてし まう。それはなぜなのだろうか?カリフォルニアにあるアムゲンバイオ関連 企業の科学者は、脳にそういった損傷を与えると思われる逸脱した酵素を特 定したと考えている。治療が目前に迫っているというわけではないが、これ は人類最悪の苦難のひとつに対する、初の、かつ真の反撃となる可能性があ る。
glimmer : ぼんやりとした光、 biotech company : バイオ企業,バイオテクノロジー関連の会社、 isolate : 分離させる、 errant : 誤った,正道からはずれた、 enzyme : 酵素、 imminent : 目前に迫った、 counterpunch : 反撃、 scourge : 災難,天罰
6 6。小型恐竜
マダガスカルで発掘作業を行っていた国際チームはあごの化石を発見。2億 3,000年前のものと思われる──恐らくは今まででもっとも古い恐竜の骨で ある。これらは巨大なアパトサウルス(昔はブロントサウルスと呼ばれてい た)を祖先とするものだろうが、それよりもはるかに小さかった。古代の恐 竜はカンガルーぐらいの大きさで、2本の足でたっていたかもしれない、と シカゴフィールド博物館のジョン・フリンは話す。
petite : 小さい、 fossilized : 化石的な、 jaw : 顎、 dinosaur : 恐竜、 apatosaurus :アパトサウルス属《北米ジュラ紀の大型恐竜の一属》、 brontosaurus :ブロントサウルス、 Field Museum of Natural History :フィールド科学博物館
7 7。良性の細胞が悪性に変わるとき
ガンは、遺伝子異常によって細胞が無制限に増殖するときに起こる。1983年、 MITの科学者たちは、マウスの細胞の遺伝子をいじってそれを悪性にする方法 を発見した。今ではその同じ大学の研究者が、人間の細胞を使って同じこと を成し遂げている。どういうことかって?もし細胞をガン化することができ るなら、そのプロセスを逆行させる簡単な方法をも見つけることができるだ ろうということ。
malfunction : 異常、 multiply : 増殖する、 tinker :いじくりまわす、 gene : 遺伝子、 malignant : 悪性の、 pull off : 首尾よくやり遂げる、 feat : 偉業、 reverse the process : プロセスを逆行させる
8 8。高地における死
アルゼンチン、アンデス地方のユーヤイヤコ山で、考古学者のヨハン・ライン ハルトが、古代インカの生贄の儀式の残酷な証拠を発見。少女2人と少年1人、 いずれも生贄にときには8歳から15歳、彼らは生きたまま埋葬されたのかも しれない。500年前のこの遺骨の保存状況は極めて良好であり、器官の研究や 血液の分析ができるという。
Llullaillaco : ユーヤイヤコ、 archaeologist : 考古学者、 grim : 残酷な,厳しい、 sacrificial : 《形》犠牲的な、 rite : 儀式、 preserve : 保存する、 organ : 器官
9 9。脂肪阻止
FDAはオーリスタットにゴーサインを出した。脂肪の消化を妨げ、腸内でほと んど吸収させないようにする薬である。これは簡単に苦労もせず水着が似合 うようになるといった方法ではない。だが、深刻な肥満症と戦っている人で あれば副作用にも我慢ができるかもしれない。ガスがおなかにたまるとか、 ちょっと遠まわしに「便失禁」と言われている症状とかである。
Food and Drug Administration :アメリカ食品医薬局、 digestion : 消化、 intestine : 腸、 swimsuit : 水着、 obesity : 肥満(症)、 put up with : 〜に耐える,〜を我慢する、 side effect : 副作用、 flatulence : ガスで腹の張った、 anal : 肛門の、 leakage : 漏れ
10 10。天才とは
アルバート・アインシュタインがあれほどまでに秀でているのはなぜか?恐 らくは彼の頭頂葉下部、つまり数学的思考の場所が通常より大きかったこと によるものだろうとカナダの研究者たちが発見。残念ながらアマゾン・コム ではそれは買えません。
inferior : より下の,下の方の、 parietal lobe : 頭頂葉、 reasoning : 推理,論理的思考、 Amazon.com : アマゾン・コム,オンライン書店


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