"I Wish I Were Free to Fly Out of My Window"

"I Wish I Were Free to Fly Out of My Window"
(1.19.P19.1999)

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今回は ASIA から
  ベトナムは依然として宗教の自由はないのでしょうか?

「窓から飛び出して自由に飛ぶことができれば」


語彙は主に『英辞郎』Ver.17から抜粋

 

大意

語彙

P19 ベトナム戦争を描く劇的な写真のうちでも、世界震撼させた最初の写真は、 炎に包まれた僧侶であった。この1963年に起こった焼身自殺、アメリカの後 押しを受けたゴディンジェム政権への抗議だったのだが、この影響の大きさ が、今でも、ベトナム政府が政府から独立した歯に衣着せぬ僧侶達を恐れる 理由でもある。 Buddhist monk : 僧侶,坊さん、 in flames : 炎となって,炎に包まれて、 self-immolation : 焼身自殺、 protest against : 抗議する、 regime : 政体,体制、 Ngo Dinh Diem :ゴディンジェム(1901-63)《ヴェトナムの政治家; 1954 年 Bao Dai 治下の南ヴェトナム首相, 55 年ヴェトナム共和国大統領; 米国の援助に依存して 北ヴェトナムの共産政権と抗争を続けた; 1963 年仏教徒弾圧事件を機に, 反ジェム デモが多発, クーデターによって暗殺された》、 outspoken : 遠慮なく言う、 independent-minded : 独立心がある、 cleric : 聖職者,牧師
2 クアン・ド師は長年、危険な僧侶リストのトップにいる。彼は南ベトナム政 府に対して精力的に反対し、36年前、仲間の僧侶がディエムの仏教徒弾圧に 反対して焼身自殺をした現場に居合わせた。「正義のために戦うときには、 私たちはこうした犠牲も厭わない」と、9月に刑務所から放免されて始めて、 記者との直接インタビューで71歳になるクアン・ドは答えた。11月のことで ある。「もし、宗教や表現の自由を失えば、獣と同じです。だから、私たち はいつでもみずからに火を放つ心構えでいるのです。」 Thich :《ヴェトナムで》仏教僧に対する尊称、 clergy : 聖職者、 aflame : 燃えて、 repression : 弾圧、 Buddhist : 仏教徒、 reluctant : 嫌がる、 sacrifice : 犠牲、 face-to-face : 顔を突き合わせた、 freedom of religion : 信仰の自由
3 1975年、共産勢力が南ベトナムを占拠したとき、彼らは多くの頭痛の種を引 き継いだ。その中には、活動家の僧侶も入っている。1977年、クアン・ドは、 パゴダを米とか水牛の保管場所に使ったと非難したかどで逮捕された。刑務 所にいたのは22ヶ月。1981年に、政府は国が認可した教会を創設し、現存す る仏教組織を違法とした。これに反対する僧侶の多くは国外へ脱出。わずか にクアン・ドのような者だけが残り抵抗を続けた。「彼らの道具に使われる つもりはない」と彼は言った。ホー・チ・ミン市から、生まれ故郷である北 部タイ・ビンハ地方に彼は追放された。 inherit : 手に入れる、 headache : 頭痛の種、 clergy : 聖職者、 pagoda : 仏塔、 water buffalo :水牛、 in jail : 拘置されて,刑務所に入って、 sanction :認可する、 outlaw : 禁止する、 flee :から逃げる、 exile from : 〜から追放する
4 1980年代後半、ベトナムはソビエト的政体から離れ始めた。閉鎖された教会 やパゴダが再開された;見かけだけは宗教上の礼拝が戻って来たのだ。1992 年、クアン・ドはホーチミン市に戻ると宣言。誰も彼を留めなかった。彼は、 長くは静かにしていなかった。1994年、彼と他の僧侶が、洪水の被災者のた めに食糧運動を組織。当局は、彼がこの機に乗じて反政府運動を煽動してい るとして告発。彼は20年の刑を宣告された。 dismantle : 取り除く、 semblance : 外見,見せかけ,類似、 religious worship : 宗教上の礼拝、 flood victim : 洪水の被災者、 foment : 煽動する、 anti-government activities : 反政府活動、 sentence : 宣告する
5 一方のドアを開けてもう一方のドアを閉める、つまり、国民に信仰をさせな がら教会の指導者を弾圧する−−これは政府がよく使う戦術である。政治的、 宗教的な反体制派であるクアン・ド達は9月に釈放された。しかし、10月の終 わり、宗教活同調査のために公式に訪問していた国連代表が、その僧侶のパ ゴダの外で警官に止められた。「こういった行為は、私がこれまでベトナム での宗教の自由について語ってきた以上に効果的です」とクアン・ド。 crack down on : 厳しく取り締まる、 tactic : 戦術,方策、 dissident : 反体制派、 representative : 代表者、 review :再調査,を視察する
6 彼は、閉ざされた門の奥、小さなパゴダの階上の小さな窓のある小さな部屋 で過ごしている。「まるで籠の鳥のようです」と彼は言う。「窓から飛び出 して自由になれたら。」刑務所では、彼は仏教辞典を中国語からベトナム語 に翻訳していた。守衛が彼にノートを持ってきてページを数える。彼がそこ に書き終えると、抜けたページがないか確認するために数え直し、また別の ノートを持ってくる。学問を続けるつもりだとクアン・ドは言う。「私は予 言者ではないけれど、あらゆるものに最後があるのです。共産主義がいつ終 わるのかはわかりません。しかし、終わりはくるのです」と、自分を投獄し てきたすべての政体を生延びてきたこの僧侶は語る。「それが諸行無常の理 です。」 upstair : 階上、 translate : 翻訳する、 Buddhist : 仏教徒、 make sure : 確かめる、 defer to :〜の意見に従う、 Buddha : 仏陀、 prophet : 予言者、 have an end : 終わりがある、 regime : 政体,体制、 impermanence : 一時性,永久でないこと,非永久性


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