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| P19 | 長く不振に喘いでいたが、セガは凄いマシーンを引っさげて反撃。だが ソニーや任天堂に勝てるだろうか? | big boy :大手,大物,大企業、 long slump : 長期低迷、 fight back : 反撃する、 glitzy : 派手な,華麗な、 beat out : 打ち負かす |
| 1 | 日本のビデオゲーム会社セガエンタープライズにとって、Yasuhiro Adachi (12歳)のような手厳しい消費者の態度が社運を決する。北日本の山形市に 住むこの小学6年生は、両親がまだ寝ている午前3時に起きだしてソニーの プレイステーションで遊ぶことがある。その後、任天堂64でマリオを自分 流にヒューっとで走らせるかも。ゲームが本当に好きなYasuhiroは、小遣い を貯め中古のゲームを買い友達と交換もする。そこで、先週発売されたセガ のゲームマシーン、ドリームキャストを彼はどう思っているのだろうか?彼 は何とも思ってない。「プレステや任天堂64と似たようなものなら要らな い」とメガネをかけた背の高い少年は答える。「学校では全然話にも出ない よ。」 | awful lot : 非常にたくさん、 hang on : に注意を払う,次第である、 devotee : 熱愛者、 second-hand : 古物の、 roll out : 量産する、 bespectacled : メガネをかけた、 youngster : 子供,若者,青少年 |
| 2 | セガは、学校で話題になることを期待したほうがいい。この会社は90年代 始めにはビデオゲームの売り上げで世界ナンバーワンであった。だが、任天 堂とソニーがより洗練され、より速いゲーム機で参入してからは第3位に落 ちた。今セガはドリームキャストで巻き返しを謀っている。技術的には優位 だ。市場に出ているどのマシーンより速く、グラフィックも優れたマシーン だから−−今のところは。クリスマスまでに50万台出荷を予想、とセガ。 猛烈社長のShoichiro Irimajiriは4年のうちに世界のゲームマシン市場の 50%を獲得すると明言。「ソニーや任天堂と戦うだけではない。彼らを市 場から吹き飛ばすつもりだ」と彼は言っている。 | schoolyard : 校庭、 come around : 意見を変える、 fight back : 反撃する、 high ground : 戦略上優位な高地,優位な立場,高得点、 hard-driving : 攻撃的な,猛烈な,要求の厳しい、 vow : 誓う,明言する、 recapture : 奪い返す |
| 3 | セガはヒット商品が喉から手が出るほど欲しい−−去年は赤字で、財政は危 うくなっている。今年始め、バンダイとの間で取りざたされていた合併は駄 目になった。このセガよりも小さいおもちゃメーカーは、自力でやっていっ た方がましだと判断したからだ。セガは、ドリームキャストの前身であるセ ガサターンでは、それほどゲーム開発者を惹きつけることができなかった。 今回はセガによると、300以上の開発者と契約し、3月までに27本のゲ ームが発売されるという。セガのソフトウェア開発部では24時間ぶっ通し でソニック・アドベンチャーの仕上げにかかっている。これはセガの最初の 大ヒット商品Sonic the Hedgehogにターボを搭載した3-D版である。 セガがソニーにとってたちまち大敵となることはないだろうけど、ドリーム キャストが発売されればゲーム市場で反撃はできるだろう。もしも新しいマ シーンが失敗すれば、セガは厄介なことになる。「セガは今、アップアップ の状態なんです」とはHironobu Sawake、ABN AMROのゲーム市場分析家である。 「セガはドリームキャストを売らなくてはなりません。」 | badly need : 〜を大いに必要としている、 wobbly : よろめく、 merge with : 〜と合併する、 toymaker : おもちゃメーカー、 on one's own : 自力で,独力で、 predecessor : 前任者、 on sale : 販売されて、 geek : ガリ勉野郎,異常者、 around the clock : 24時間ぶっ通しで,休みなく、 sonic : 音響の、 hedgehog : 強固な要塞,折り合いが悪い人、 flop :失敗する、 tread water : 立ち泳ぎをする |
| 4 | 復帰の後押しをするため、セガは負け犬のイメージをうまく利用。今年の夏 からテレビコマーシャルをシリーズで打ち出したのだ。その一つ。男生徒が 友達にこういってる:「セガはホントつまらんな?」友達はこう答える:「あ あ、プレーステーションがはるかに面白い。」この会話を耳にしたセガの重 役Hidekazu Yukawaは動転し(テレビの中でだが)出かけて酔っ払う。家に帰 る途中、ごろつきとの乱闘に巻き込まれ黒あざをつくる。最後には、家の玄関 にへたり込む様子が描かれる。字幕にはこうある:「さあ、立て、Yukawa。」 日本の重役は普通テレビの宣伝には出ない。まして自虐的なことなど絶対にし ない。だがこの哀れを催すコマーシャルは人気となり、Yukawaは有名となった。 先週、彼はCDを発売、そこでラブソングを歌っている−−他に何がある?−− テーマはドリームキャスト。 | comeback : 復帰、 skillfully : うまく、 play on : 〜を利用する、 underdog : 負け犬、 uncool : いかさない,さえない、 senior executive : 上級管理者、 on-screen : テレビで、 tie one on : 酔っぱらう、 scuffle : 乱闘、 street tough : ごろつき,街の不良、 black eye : 黒あざ、 collapse : ヘタヘタと座り込む,卒倒する、 caption : 短い説明文、 executives : 幹部社員、 plug : 宣伝する、 own product : 自製品、 much less : いわんや〜でない、 poke fun at : 〜をからかう,慰みものにする、 self-deprecating : 卑下する,みずからを軽視する、 celebrity : 有名人 |
| 5 | セガの大物といえばIrimajiriの方がはるかに凄い。彼はこの新しい戦略を打 ち出した人物。彼はホンダからセガに移籍。ホンダではF1レーシングカーの エンジンを作っていた。負けず嫌いだとIrimajiriは言い、従業員を激しく叱 咤する。ドリームキャストにレーシングカーで培われた知恵を取りいれた: 特徴は、スピードィな、日立が作ったCPU、NEC開発の3-Dチップ(業界初)、 マイクロソフトからはウィンドウズCEのOSを使用。最近行われたデモでは、 Sonic the Hedgehogは、ローラーコースターのようなハイウェイを疾走し、 高層ビルを駆け上がり、本物かと見紛う竜巻の渦に落ち込む。ゲームデザイナー Yuji Nakahaはこうまくしたてる:「ここ数年は負けるとは思えないです。」 | hate to lose : 負けず嫌い、 feature : 特色とする、 speedy : 速い、 central processing unit : 中央演算処理装置、 zoom : 素早く動く、 race up : 〜まで急上昇する、 vortex : 渦巻、 tornado : 竜巻,旋風、 gush :しゃべりまくる |
| 6 | この業界の変遷の速さを考えれば、これは楽観的すぎるかもしれない。ソニー はプレイステーションの次世代機を展開する予定(詳細は未発表)、任天堂 も同様。こうした展開はYasuhiro Adachiのような子供にはうれしいことだが、 彼の母親は気乗り薄。「この子が5歳のときからゲームに何千ドル使ったこと やら」とNoriko Adachi。「一体いつまで続くのでしょう?」残念ながらAdachi さん、恐らくこれは始まりにすぎないのですよ。 | overly : あまりにも,非常に、 optimistic : 楽観的な、 roll out : 量産する,展開する、 mum : 無言の、 on the march : 進展中で |
第5段落
his racing smarts
洗練はキツイかな。。。
レース関連で見に付けた知恵だとか、冴え、コツ
そういうものだと思いました。
By つくちゃん
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