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| P43 | 聖書の中にあるいは人々の心の中にある奇跡への思いの陰に、真の人間が 垣間みえる。考古学を含めて学者は彼のことをどれだけわかっているの だろうか? | wonder of : 驚くべき〜、 scripture :経典,聖書、 popular culture : 大衆文化、 glimmer : 明滅する微光、 real man : うそのない人,その名に背かぬ人,誠実な人,男らしい男,仲間に尊敬されている囚人,本物の男、 archaeology : 考古学、 scholarship : 学問 |
| 1 | 彼の特徴はまず不完全さ。どもりなのだ。時に、彼が率いている人々そのもの を憎んだ。しょっちゅう神と険悪な関係となった。彼に課された使命は神が 与えたのだが−−かくして、彼を通じて奇跡をもたらす神は、モーゼが長く 望んでいた約束の地から彼を遠ざけた。それなのに、3,000年以上の間彼以上 に重要な人間は出てこなかった。彼はエジプトの恵まれた王子達と共に育てら れたものの、奴隷と生死を共にするはめになった。虐げられた人々を、海が 裂かれてできた溺死の谷を安全に率いることとなる。日中は一筋の煙が、夜 には火柱が彼らを導く。神々で満ちた世界の彼方、シナイ山の頂で、モーゼ は恐ろしいほどの神聖な存在に中の歩み行きこう述べた、神は唯一也、と。 | imperfection : 不完全、 stammer : どもる、 oftentimes : =often、 at odds with : 〜との関係が悪化して,〜と不和になり、 work wonders : 奇跡をもたらす、 memorable : 記憶すべき,重大な、 privileged : 特権のある、 only to : 結果的に〜しただけ、 throw in one's lot :生死を共にする、 watery : 湿った、 cleave :を割る,裂く、 pillar of fire : 火柱、 fille : (未婚の)女,女中,少女,売春婦,娘、 idol : 幻,偶像,神像、 divine : 神聖な |
| 2 | 英雄を求めるのは凡人の性であり、反逆者でもあり聖人でもあるモーゼは、 かつても今も英雄である。彼は今の時代を映す人である。欠点のあるたった 一人の人間が世界を変革するために選ばれることがある、というのがその 証拠である。偉人も凡人も、霊感を求めて彼を引き合いにだすのは不思議で はない。マーティン・ルーサー・キングJrは、その驚くべき予言ともいえる 演説において彼を引き合いに出した。つい先月は、何人かの共和党議員が落 ち目のニュート・ギングリッチを、神の選民を砂漠から連れ出すこの男と大胆 にも比較していた。映画監督は彼を不滅のものとした。最も有名なものは、 かつらをつけたチャールトン・ヘストンがセシールBデミレ監督の十戒で 石板を投げつけるもの。さらに来週は、最近最もモーゼを賞賛しているハリ ウッド作品が上映される:ドリームワークSKGの、エジプトの王子、で、 デビッ・リーンも真っ青なアニメ大作である。 | one's nature : 持って生まれた性分、 rebel : 反逆者、 saint : 聖人、 relevant : 関連した,適切な、 metaphor : 暗喩,隠喩、 flaw : 欠点,弱点、 cite : 引き合いに出す、 inspiration : 霊感、 evoke : 呼び起こす,呼び出す、 prophetic : 予言的な、 chosen people : 神の選民、 immortalize : 不滅にする、 bewigged : かつらをつけた、 tablet : 書き板、 Ten Commandments : モーセの十戒、 DreamWorks : ドリームワークス社、 epic :叙事詩,大作、 blush : 恥じる |
| 3 | モーゼの話で我々が好んで論じるのは、聖書の場合と同様に我々自身の夢と 恐怖についてである。ボストンのドーチェスター近辺の貧困な地域のペンテ コスト派の司祭であるユージン・リバーは、モーゼをアフリカ(エジプトと いうのはつまるところアフリカなのだ)の革命児と評し、ギャング団の一員 に麻薬に漬かった生活を捨てるように教えている。ニューヨーク市にある ヒーブルーユニオンカレッジの寮長、ノーマン・コーヘンは、自分の一時的 な身体の麻痺を慰めるため、モーゼの言語障害のことを思い出す。モーゼは 解放、法、それに統率力に対しての万国共通のシンボルであり、ミケランジェロ が彫刻し、レンブラントが描き、エリ・ビーゼルはこう賞賛した、「聖書に 出てくる英雄の中では最も孤高でしかも力のある人物である。。。その後 彼に匹敵する人間は出てこなかった。」 野球の監督でさえ模範として モーゼを引き合いに出すときには雄弁になる:メッツのスター、ボビー ・ボニーヤが1990年代始め、始めてこのチームを率いるときにチームを奮起 できなかった理由をフランク・カシェンはこう説明、「彼は我々を荒野から 連れ出し紅海に連れて行き、海を左右に裂くことを期待されていた。そうは いかなかった。泳げないと言ったのだ。」 | dwell on :思案する,深く論じる、 Pentecostal : ペンテコスト派の人、 Dorchester : ドーチェスター,イギリス、 depict : 描写する、 revolutionary : 革命家,革命児、 yoke : 支配,束縛、 provost : 学務担当副総長,学寮長、 speech defect : 言語障害、 come to terms with :甘受する,を受け入れる、 universal symbol : 万国共通のシンボル、 liberation : 解放、 eulogize : 賞賛する,賛美する、 solitary :一人だけの,孤独な、 eloquent : 雄弁な、 paragon : 模範,手本、 recount : 詳述する、 fail to : しない,できない、 stint : 割り当てられた仕事 |
| 4 | 有り難いことに、"The Prince of Egypt"が世界中の3,000の劇場で公開される ときには地元のバーガーキングでモーゼやファラオの人形キャンペーンは行わ れないだろう。代わりにあるのは児童書、CD、それに彼らのリトグラフの肖像 画。注目すべき新刊のなかの2冊はモーゼを扱っている:ジョナサン・カーシュ 作"A Life"とラビ・バートン・ビソツキィ(新作映画の顧問)作による "The Road to The Redemption"。モーゼのブームにより、長年神学者と考古 学者が争ってきたこの古代の予言者についての論争は激化し、既に語り尽く されてきた物語が増幅し新たな魅力を勝ち取っている。 | Burger King :【商標】バーガーキング《米国 Burger King 社系列のハンバー ガーとサンドイッチのチェーン店, そのブランド; 同社は 1954 年創業》、 Pharaoh : ファラオ《歴代の古代エジプト王の称号》、 CD : 現金自動支払機,コンパクトディスク,ジュネーブ軍縮会議、 lithograph :リトグラフ,石版、 new book : 新刊書,最新刊、 redemption : 救済,解放、 rabbi : ユダヤ教指導者、 theologian : 神学者、 archaeologist : 考古学者、 prophet : 予言者、 amplify : 増幅する,、 revivify : 元気づける |
| 5 | 無論、そうあるべきなのだ。モーゼの物語を現代風に評価するには、歴史的 な調査、科学的な考察、それに文学的洞察をもってしなくてはならない。 だが、それがまた彼の魅惑的な人柄を認めることとなるに違いない。つまり、 長所と欠点を併せ持ち、救世主だが疎まれ、種族から非難された男、幸か不 幸か神の手に翻弄された予言者が彼である。モーゼを現代に求めることはま さにシナイ山に登るようなもの。荒涼とした不毛の地に、行く手を阻むよう に聳える山。古代の火山岩が深い亀裂へと続き、闇と危険に溢れた世界。だ が、その景観は目をみはるものがある:聖書によればモーゼが神の言葉を受 けたと言われる場所に夜明け頃行くと、光が様々な色合いで四方に広がって いる。畏敬の念がいやがおうにも湧き起こってくる:燃える草、引き裂かれ た海、水とマナの溢れる乾いた岩。 | assessment : 評価、 expose : 人目にさらす,あらわにする、 speculation : 考察、 literary : 文学に通じた,文学の、 intuition : 直観,洞察、 irresistible personality : 人を魅惑する人柄、 savior : 救済者,救世主、 reprove : 非難する、 whirlwind : 旋風,嵐、 brace : 立ちふさがる、 ascent : 上り坂、 starkly : 力強く、 arid : 乾燥した,不毛の、 terrain : 地勢、 volcanic rock : 火山岩、 give way to : 〜に取って代わられる、 deep chasm : 深い裂け目、 hue : 色合い、 venerate : 崇拝する,尊ぶ、 rush to : 殺到する、 burst with : 〜で溢れんばかりである、 manna : 《聖書》マナ,神与の食物 |
| 6 | だがここで訪問者は立ち止まり思い出す。シナイ山一つだけではないことを。 実のところ、私たちを捉えて止まないその物語に関連する場所は少なくとも 8個所あるのだ。岩は確かに存在し、登って来たという感激はあるのだが、 疑問はそれでも生じてくる:出エジプトは本当にあったのだろうか?聖書の 言葉は偉業の証拠と合致すると言えるのだろうか?モーゼは本当にいたのだ ろうか? | solidity : 堅固であること、 exultation : (大)歓喜、 Exodus : 《旧約聖書》出エジプト記、 Bible : 聖書、 deed : 行為,偉業 |
| 7 | もはやこれ以上彼を匿うことができなくなったとき、彼女はかごをもってきて、 ビチューメンやピッチで水漏れしないようにした(ユダヤ出版協会による翻訳から) | wicker basket :かご、 calk :〈船板の隙間〉に槙皮(まいはだ)などを詰めて水漏れを防ぐ、 bitumen : アスファルト,ビチューメン、 pitch :コールタールなどを蒸留した後に残る黒褐色の粘質物で,屋根の防水や 舗装に使われる |
| 8 | 従来よりラムゼス2世(紀元前1279-1213統治)とされているファラオは、ユ ダヤ人の人口が増えるのに脅威を感じていた。そこでエジプト人は、「建設現 場や煉瓦焼きといった過酷な労働を割り当て彼らの生活を惨めなものにした。」 彼らの人口がそれでも増え続けると、新生児の男児はナイル川に捨てよとの命 令を下した。モーゼの母は彼を3ヶ月の間密に隠し、それから川に流した。 | traditionally : 伝統的に、 assign : 任命する、 identity of : 〜の正体、 harsh : 苛酷な、 multiply : 増える、 newborn : 新生児、 adrift : 漂流して |
| 9 | 葦で織られた小さな箱船に乗せられた赤子というのは学者等が好む話である。 モーゼというのは、古代ユダヤ人が近隣の物語から自分達の民族叙事詩を結び つけて作り出した人物だと彼らは信じているからだ。彼らの指摘するものは これ。モーゼ以前の千年期に支配していたメソポタミアの王、アッカドのサル ゴン生誕時の物語では、「司祭である母は私を身ごもり密かに産み落とした。 そして私を籠に入れ、ビチューメンで蓋の封をした。」エジプトにはホルス神 の神話もある。ホルスは母親イシスにより、叔父セット神の怒りを逃れるため ナイル川のデルタに隠されたというもの。 | ark : 《聖書》契約の箱,(ノアの)箱船、 reed : 葦、 national epic : 国民詩、 narrative : 談話,物語、 Sargon of Akkad :アッカドのサルゴン《古代メソポタミアのセム系アッカド王朝 の創始者 (在位 c. 2334-2279 B.C.); シュメール人を追放し, 全メソポタミアお よびシリア, さらに東はペルシア湾から西は地中海, 北は黒海に及ぶ大帝国を建 設, これは史上最初の世界帝国といわれる》、 priestly : 司祭の,聖職の、 conceive : 妊娠する、 bitumen : アスファルト,ビチューメン、 legend : 語り草,伝説、 Horus :【エジプト神話】ホルス《鷹の姿[頭部]をもつ太陽神》、 delta : デルタ,三角州、 Isis :イセト,イシス《古代エジプトの主女神で, Osiris の妻; 牛の角を もつ姿で描かれる》、 wrath : 激怒、 Seth :【エジプト神話】セット《兄 Osiris を殺した悪と夜の神で, 姿は獣頭 でとがり鼻;ギリシアの Typhon に当たる》 |
| 10 | ラムゼス2世に関する膨大な古文書からは、エジプトでユダヤ人を奴隷状態に していたという証拠は見られない。実のところ、ラムゼスの息子であり継承者 でもあるメルエンプタハの時代になるまで、ユダヤ人はエジプトの歴史には出 てこない。その時には、ユダヤはれっきとした国家であり、さ迷える難民の群 れではない。しかしながら、エジプト年代記でアピルと呼ばれる人達の中にユ ダヤ人がいたと主張する学者もいるのである。彼らはパピルスの小片を示し、 そこにはセム族が強制労働に徴用されていたことが暗示されていると指摘。紀 元前1630年から1521年まで、エジプトは西アジア系のセム人に支配されており、 それは本来の王朝が彼らを駆逐するまで続いた。恐らくは、ユダヤ人はヒクソ スと歴史の上で接触があったのだろう。モーゼやユダヤ人に関して、考古学者 でもあり"Israel in Egypt"の著者でもあるジェームス・ホフマイアーはこう 言っている:「一つ忘れてはならないことがあります。証拠がないということ は、存在していないことの証明にはならないということです。」 | monument :《古》昔の記録,古文書、 enslavement :奴隷にすること,奴隷状態、 children of Israel : ヘブライ人,ユダヤ人、 successor : 【変化】《複》successors,後継者,後任(者)、 Merneptah :メルエンプタハ《紀元前 13 世紀のエジプト第 19 王朝の 王(1236-23 B.C.); Ramses 2 世の息子; エジプトに侵入したリビア人を 破った (1232); ユダヤ人のエジプト脱出 (Exodus) の時の王であったと 一般に信じられている》、 refugee : 難民、 chronicle : 年代記、 papyrus : パピルス(紙),パピルス写本、 fragment : 小部分,断章、 Semitic : セム人の,ユダヤ人の、 forced labor : 強制労働、 Hyksos : ヒクソス、 Semitic : セム人の,ユダヤ人の、 dynasty : 王朝,王朝時代、 archaeologist : 考古学者、 absence of evidence : 証拠の欠如 |
| 11 | ファラオの娘が籠の子供を引き取りその子にモーゼという名をつけたという ことが歴史的真実味を帯びさせ興味深い。名前の由来は、ヘブライ語の動詞 からきており、それは彼女が水から彼を引き上げたことを示している。しか し、それがエジプトの「生まれし者」を意味する接尾辞からきていると考え る学者も多い−−例えば、神聖と考えられているラムセスという名がRa-Moses、 つまり神Raが生まれた、という組み合わせであるように。 | tantalizing :じれったがらせる,興味を掻き立てる、 connected : 関係のある,コネがある、 verb : 動詞、 derive from : 〜に由来する、 suffix : 接尾辞、 divine : 神聖な |
| 12 | 彼は、エジプト人がユダヤ人を叩いているのを見た。しかもそれは血縁者の 一人だったのだ。周りを見、誰も近くにいないのが分かると、彼はそのエジ プト人を打ちのめした。 | beat : 叩く、 kinsman :血縁者,親類、 Hebrew : ヘブライ人,ユダヤ人 |
| 13 | 古代のラビ達はモーゼの生活がエジプトの王子だったと考え、モーゼはいい教 育を受けたと想像していた:彼らはモーゼについてこう書き残している。エジ プトの知識を科学も神秘もすべて吸収、70の言葉を話したと。最近の学者や "The Prince of Egypt"では、同化や二重帰属の問題に焦点を当てている。だ が出エジプト記は、幼少期の物語から、突如として、激しい民族の結束と正当 殺人という運命的な瞬間に進んでいる。ファラオに追われるモーゼはミディア ンの地へ逃れる。そこで井戸から水を汲んでいる司祭エテロ(ルエルとかホバ ブとも呼ばれる)の娘チッポラと出会う。やがて彼女を妻に娶り、息子を二人 もうける。ナホム・サルナは自分の著書"Exploring Exodus"の中で、この話は ラムゼスの時代に話されていたエジプトの話と似ていることを指摘。その話と は、廷臣シヌヘが、ファラオ暗殺の咎を受けることを恐れ、南シリアのベトゥ インのもとへ逃げるというもの;そこで彼は首長の娘と結婚するのである。最後 には、シヌヘはエジプトに戻り、新しいファラオと対面する。政治的な逃亡と 帰還といった話は、古代近東にはふんだんにある。 | rabbi : ユダヤ教指導者、 occult :神秘、 commentator : 【変化】《複》commentators,解説者,業界関係者、 assimilation : 同化,同化作用、 dual : 二重の、 Exodus : 《旧約聖書》出エジプト記、 outrage : 激怒、 ethnic solidarity : 民族の結束、 justifiable homicide : 正当殺人、 flee : から逃げる、 Midian :ミディアン《サウディアラビア Hejaz 地方北西部の海岸地方; 旧約聖書の ミデアン人 (Midianites) が住んでいたといわれる地域》、 Zipporah :【聖】チッポラ《Midian の祭司 Jethro の娘で Moses の妻》、 Jethro :【聖】エテロ《Mosesの義父》、 courtier :廷臣、 take refuge : 難を避ける,避難する、 assassination : 暗殺、 abound : たくさんある |
| 14 | だが、モーゼの如き者がはたして王子になれようか?ホフマイアーは著書の 中で、エジプトの王室は外国で生まれた王子達を育て教育し、彼らは「養成 所の子供たち」と呼ばれていたと書いている。モーゼはこうした恵まれた外 国人の一人であると彼は信じている。これら子供たちの中には帰化国の高官 として仕えるようになるものもいた。1988年に出版された興味深い話がある。 ドイツの学者エルンスト・アクセル・クナウフが推測したものであるが、モ ーゼの物語はベイというシリア人にまつわって作られたものだというものだ。 ベイというのは、エジプトの財政長官として仕え、ラモセ−ハヤメネトジェル として即位した人物。続いて内戦が起き、ベイとその支持者が追放される。 財政長官ベイはラムセス2世の時代に活躍し、その墓はエジプトの王の谷に あった。 | rear : 養う、 nursery : 育児室,子供部屋、 privileged : 特権のある、 high official : 高官、 adopted land : 帰化国、 intrigue : 興味をそそる、 Ernst : アーンスト,エルンスト、 speculate : 推測する、 treasurer :会計係,宝物[宝庫]の管理人、 ascend the throne : 王位につく,即位する、 civil war : 内戦,内乱、 ensue : あとで起こる,結果として起こる、 only to : 結果的に〜しただけ、 chancellor :大蔵大臣 |
| 15 | 燃え盛る茂みがあった、だがその木々は燃え尽きることがない。。。神が茂みから 彼に呼びかけた:「モーゼ!モーゼ!」 | bush : 低木,茂み、 aflame : 燃えて、 consume : 消費する |
| 16 | 後に続く予言者の多くもそうだったのだが、モーゼも重荷を背負うことをため らった。「エジプトの我が民の苦境がよく分かるし、彼らの叫びを心に留めて いた」と神は言う。「エジプト人から彼らを救うために舞い下りて来たのだ」 と。モーゼは次のように身体の状況をもってして言い訳する:「私はどもるし 雄弁でもありません。」この個所から、モーゼはどもりだと考える宗教学者も いたし;どもりよりもっとひどい言語障害だと考える学者もいた。「私が誰だ というのでしょう」と使命を引けうけるに際して彼は尋ねる。そして、これを 求める神とは正確には誰なのか?"Ehyeh-Asher-Ehyeh"と聖なるものは答える。 聖なるものつまり、「我は我なり」と言い換えられてきたもの。別の返答では 神は自らをYHWHと言った。これはヘブライ語の動詞「存在する」からきた言葉。 それは極めて神聖なものとみなされており、言葉に出したり大きな声で読み上 げたりすべきではなく、ただ主とか、「神」とかと呼ばれるもの。 | prophet : 予言者、 take up : 受け入れる、 plight : 苦境、 heed : 注意を払う,心に留める、 outcry : 叫び,抗議、 slow of speech : 訥弁な,口が重い、 stutter : どもる、 speech impediment : 言語障害、 undertake : 引き受ける、 deity :神(性)、 Hebrew : ヘブライ人,ユダヤ人、 derive from : 〜に由来する、 verb : 動詞、 Adonai : 主,上帝 |
| 17 | 嫉妬深いYHWHは、紀元前1353年から1336年にエジプトを統治したイクナートン 王の宗教政策に喚起されたのか?強大なアモンの司祭の神殿を閉鎖し、この異 端のエジプト王は日輪あるいはアトンに具現化された神性からなる国教を確立 した。モーゼと一神論については、モーゼは確かにエジプト人であり、イクナ ートンから得た一神崇拝をユダヤ人にもたらしたのだと、シグムンド・フロイ ドは推測した。(アドナイという言葉にはアトンという響きがないだろうか、 と彼は言っていた。)"Moses the Egyptian"の著者のドイツ人学者ジャン・ アスマンといった学者はこう信じていた。モーゼとユダヤの一神論はイクナー トンを思いださせるもの。このイクナートンという名はアモン司祭が権力を再 び取り戻したときに統治のあらゆるリストから抹消された。 | inspire : 気持ちを強く動かす,奮起させる、 reign : 支配する、 Akhenaton :イクナートン (d. 1358 B.C.)《エジプト第 18 王朝の王 Amenhotep 4 世; 宗教改革者で, 最初の一神教信者》、 priesthood : 司祭職、 Amon :アムモーン,アモン《古代エジプトの太陽神》、 heretic : 異端者、 cult : 宗派,信仰、 godhead : 神,神格,神性、 sun disk : 日輪,日輪像、 Aton :【古代エジプト】アトン《唯一の神として崇拝された太陽円盤》、 monotheism : 一神教,一神論、 speculate : 推測する、 derive from : 〜に由来する,得る,誘導する、 Jew : ユダヤ人、 academic : 研究者、 purge : 取り除く |
| 18 | イクナートンの宗教に関する別の評価では、このアトン−アドナイの関係は説 得力のないものとなる。エジプト学者ケント・ウィークスは1995年ラムセス2 世の息子の墓を発見したのであるが、彼は新刊"The Lost Tomb"でこう語って いる。イクナートンの一神論は奇怪な像やなかば神聖なもので満ちている。 それにもかかわらず、なにやら、性的で世俗的な人間関係もあふれているという。 それはYHWHという厳格な宗教にしては奇妙な原型のように思える。 | render :にならしめる、 convincing : 説得力のある、 Egyptologist :エジプト学者、 grotesque : グロテスクな,奇怪な,グロテスクなもの,奇怪なもの、 semidivine : 半ば神聖な,半神の、 vaguely : あいまいに,ぼんやりと,漠然と、 sexual : 《a》雌雄の,(有)性の,性的な,生殖の,男女の、 earthbound : 現世的な,平凡な、 relationships : 関係、 austere : 陰鬱な,厳格な |
| 19 | 我が民を行かせよ | |
| 20 | ファラオは拒否。そこでモーゼの指示に従って兄アーロンが杖でナイル川に触 れ、川は血に変わる。その後エジプトは次々と、カエル、ブヨ、ハエがはびこ り、家畜は伝染病に罹り、人や獣には腫れ物ができ、雹が、イナゴが現れ、 「手で触れそうな暗闇」におそわれる。懐疑的な人は科学的に説明しようとし て、彗星やサントリーニという地中海の島の火山爆発など無数の自然現象を挙 げている。中でも独創的といえる理論は1950年代にグレタ・ホルトという名の 学者によって提案された生態系ドミノ理論である:ナイルの支流の多くが氾濫 し、高原からの血のように赤い土や、通常は奥地の湖にしかいない赤い微少有 機物がこのナイルに押し寄せる。この微少有機物が魚を毒し、その腐敗した魚 はカエルの生息地を汚染、その結果カエルは陸に上がってくる。死んだ魚を餌 にする昆虫(ブヨ、ハエ)は繁殖し、炭疽を媒介し最終的には家畜は伝染病に かかり、人間には腫れ物ができる。 | Aaron :アーロン,エアロン,Mosesの兄、 staff :杖、 infest : にはびこる、 gnat : ブヨ、 pestilence : 伝染病、 livestock : 家畜、 boil : 炎症性の腫れ物、 beasts : 獣類、 hail : 霰,雹、 locust : イナゴ,バッタ,セミ、 skeptic : 懐疑論者、 assign : のせいにする、 myriad : 無数の、 comet : 彗星、 volcanic eruption : 火山爆発,火山噴火、 ingenious : 独創的な、 ecological : 生態学の,生態学的な、 domino theory : ドミノ理論,将棋倒し理論、 tributary :(川の)支流、 flood : 氾濫する、 blood-red : 血のように赤い、 high plateau : 高原、 reddish : 赤みを帯びた、 up-country : 奥地の,内陸の、 habitat : 生息地、 proliferate : 増殖する、 anthrax : 炭疽、 infect : を感染させる |
| 21 | 9度目の天災のあと、神はモーゼに警告する。ユダヤ人は子羊を生け贄にし、 その血でもって戸口を飾るようにと。するとその真夜中、聖書でもアニメの 映画やマンガでも不気味な場面なのだが、神は最初に生まれたエジプト男児 を殺す。大きな叫びがエジプトに沸き上がる。この天災には考古学的な資料 があるのだろうか?ウィークによるラムセス2世の息子達の墓の発見は、最 初大きな興奮をもって迎えられた。これは最後の伝染病の証拠となるだろう か?墓の息子のうちの一人が、ファラオに生まれた最初の男児であると知る 方法はない、とウィークス。 | plague : 天災,伝染病、 sacrifice : 生け贄にする、 lamb : 子羊、 eerie : 不気味な、 Bible : 聖書、 live-action : アニメーションの、 cartoon : マンガ、 archaeological evidence : 考古学的資料、 plague : 伝染病 |
| 22 | かくしてユダヤ人は乾いた地面となりし海に入りき。海水は左右に分かれ壁と なりし。 | Israelite : ユダヤ人 |
| 23 | シナイ山の場合と同様に、葦の海(紅海の誤訳)は中東の至る所にあるとさ れている。今学者達が考えているのはサーボニス湖(現在はサビヘト・エ・ バルドウィル)、シナイの北東岸にある地中海の潟湖で、細長く延びた陸の 堤防で海と切り離されている。聖書の記述には幾つかの食い違いがあると評 するものがいる。というのも、現存する聖書は、この話に関しては昔からあ る4つある昔の話のうちどれが現存する聖書に織り込まれていったかによっ て記述が変わってくるからである。Eと呼ばれる著者によるとされ る章ではちょっとした奇跡が書かれている。神意により、エジプトのシャリ オが海底の泥にはまり込み動きがとれなくなったというもの。Jと呼ばれる章 ではモーゼやアーロンは無視し神を称えている。つまり、神は直接に「一晩 中強い東風を吹かし海を退け、海が乾いた土地に変わった」、そしてユダヤ 人は海を渡ることさえせず、ただエジプト人がそれに恐れおののくのを見る のみであったというもの。Pと呼ばれる話は、司祭としての役割を支持してい る。つまりよく知られたモーゼのイメージである。海を分かち、腕を伸ばし てあっという間に海を元の状態に戻すもの。奇跡の起きる前、ユダヤ人達は ファラオの軍隊が迫ってくるのを見てモーゼにこう問いただした、「私たち を荒野で死なそうというのは、エジプトに墓がなかったからなのか?」だが その時彼らは突然海の歌を歌い出す。ジャック・マイルズが著書"God: A Biography"で、あらゆる文学のなかで最も偉大で歓喜に満ちた勝利の歌と呼 んだもので、出エジプト記の第15章にある。ある昔のラビは次のように詳し く述べている、「乳飲み子さえ母の胸を忘れ歌に加わり、まだ生まれぬ胎児 さえメロディーを口ずさんだ。天使の声が加わり歌声は響き渡った。 | Mediterranean : 地中海、 lagoon : 潟湖,礁湖、 discern : 違いに気付く,認める、 scripture :聖書、 attribute to : によるものする、 miracle : 奇跡、 providential : 神意による、 bog down :沼にはまる,動きが取れなくなる、 chariot : 古代の戦闘馬車、 seabed : 海底、 straightforwardly : 素直に、 strand :頻出するテーマ、 bolster : 増強する、 warrior : 軍人、 bear down on : 迫って来る、 for want of : 〜がないので、 wilderness : 荒野、 exultant : 歓喜の,狂喜の、 rabbinical : ラビの、 commentary : 注釈(書)、 elaborate : 詳しく述べる、 suckling : 乳児、 yea : さよう,しかり、 embryo : 胎児、 womb : 母胎、 melody : 旋律,美しい音楽、 swell : 増加する |
| 24 | 贅沢な生活をし、十分な食事をしていたエジプトの地で主の御手を取って 死んでさえいたならば。 | if only : 〜しさえすれば、 by the hand : 手を取って、 fleshpot : 贅沢,美食 |
| 25 | 初期の頃、神はユダヤ人の望みに一連の贈り物で応えた。マラの水が苦いと、 モーゼが一枝の木を投げ入れると不思議なことに水は甘くなった。メリバで 水が不足すると、神はモーゼに岩を杖で叩くように指示、すると水が湧き出 てきた。荒野で食糧が不足すると、「汝のために天よりパンを降らせよう」 と約束する。聖書に現れる全ての奇跡の中で、神から与えられた食物は科学 的な説明がもっともつきやすいものである。(その名前は、"Whatta?"と訳す のが一番適しているユダヤ人の驚きに由来している。)聖書ではマナは、「繊 細で薄片な物、地上の霜のように繊細だ」と記されており、露とともに降り てきて、太陽が昇ると溶けるのである。6月のシナイ半島では、ギョリュウの 実を食べるアリマキは黄色い蜂蜜のような物質を分泌するのだが、これは夜 の冷気で凍結し日中は溶けるのである。似たようなものが地元に残っている: 少なくとも500年間、それは宗教巡礼者に売られてきたのだ、最近ではマナ イトという商品がついている。 | Marah :【聖】マラ,メラ《イスラエル人が紅海を渡り荒野に出たあとの最初の休息 地; そこの水はにがかったが, Moses は 1 本の木を投げ入れて水を甘くした》、 shortage : 不足、 pour forth : つむぎ出す、 run out : 尽きる、 biblical : 聖書の、 manna : 天の恵み,心の糧,神与の食物、 derive from : 〜に由来する,得る,誘導する、 flaky : 薄片状の、 substance : 物質、 frost : 霜、 dew : 露、 melt : 溶ける、 plant louse : アブラムシ,アリマキ,油虫、 feed on : 〜を食べている、 tamarisk : 《植物》ギョリュウ、 secrete : を分泌する、 congeal : 凍る、 melt in : 〜に溶け込む、 peddle : 小売りする、 pilgrim : 巡礼者 |
| 26 | 今や、シナイ山は煙に包まれていた。主が火に蔽われてそこに降りて来たから だ;煙は窯の煙の如く舞い上がり、山全体が激しく震えた。。。モーゼが 話しかけると、神は雷の如く答えた。 | kiln : 窯、 tremble violently : ブルブル震える |
| 27 | 近代トーラの一つでは、シナイ山の位置として8個所が可能性があるとして地 図に示されている。そのうちの2つはシナイ半島にすら位置していないのだ。 しかしそれがどこにあろうとも、神はそこからモーゼに呼びかけたのであり、 ユダヤ人を「すべての民族の中でも私の大事な所有とする」という昔からの 約束を繰り返した。モーゼは従うものをその山のふもとに導き、そこで神は 彼らに語り始める。彼らは震え上がる。「あなたが私たちに話して下さい。 私たちは従いますから。神には話かけてこないようにして下さい。私たちは 死んでしまいます」と彼らはモーゼに話す。神はそれに応じ、モーゼが山に 登り、昔のラビが言うところの「10の金言」を聞きそれをユダヤ人に伝える。 現代のヒッタイトとアッシリアが王と家臣の間で行う契約と似た儀式でもって、 ユダヤ人はそのときに神に忠節を誓う。神は再びモーゼに登るように命じた。 この度は40日間で、まさしく神の手により書かれた「石板」を受け取るため に。 | Torah : ユダヤ教の立法,神によって示された生活と行為の原理、 commentary : 注釈(書)、 treasure : 大切にする,心に銘記する、 possession : 財産、 peoples : 国民、 lest : するといけないから、 comply :応じる、 verbally : 言語で、 rabbi : ラビ,ユダヤ教指導者、 ritual : 儀式、 similar to : 類似した、 contemporary : 現代の、 Hittite :ヒッタイト人[語](の)、 Assyrian : アッシリア人[語・文化]の、 vassal : 家臣,臣下、 loyalty : 忠誠、 bid :命じる |
| 28 | "The Hidden Book in the Bible"の中で、リチャード・エリオット・フリードマン はこう書いている。戒律には互いに異なる2つの版があったのかもしれないと: 一つは儀式にかんするものでもう一つは倫理的なもの。倫理上の戒律は、私たち がよく知っているものである。儀式の戒律には次のようなものがある。「生け贄の 血を発酵したものに入れてはならない」とか、「ヤギの乳で子ヤギを煮てはいけな い」とか。 | version : 見解、 commandment : 掟,戒律、 ritual : 儀式、 ethical : 倫理の、 sacrifice : 生け贄、 leaven : 発酵させる、 kid :子ヤギ |
| 29 | 彼らは合わさり一匹の子牛となった。 | molten : meltの過去分詞形、 calf : 子牛 |
第2段落
Cecil B:
セシル・ビー・デミルという、映画監督というかプロデューサーというか両方です。
上に書いた『十戒』や『地上最大のショウ』などで有名です。
By つくちゃん
He would lead his oppressed people safely
through a valley of watery death that had been cleft from the sea.
Mosesに関した内容で、表現は詩編23編を踏まえていますね。
Yea, though I walk through the valley of the shadow of death, I will fear no evil: for thou art with me; thy rod and thy staff they comfort me. (Psalm 23:4, KJV)
日本でも、「たとえ死の陰の谷を歩むとも...」という表現で知られる
有名な箇所です。
By 弥生
第3段落
it does about Scripture.:
第4段落
Pharaoh Beanie Babies:
Beanie Babies自体は、昨年アメリカで流行った5ドルぐらいで買える
小型ぬいぐるみです。UFOキャッチャーの人形ぐらいの大きさ(より小さいかも)
3か月毎に新しいキャラクターを10種類ぐらいずつ出し、
前に作ったのは二度と追加生産しないことから、全種収集したい人が盛り上がって、
5ドルの人形に数百ドルの値がついて取り引きされるとか。。。
この文では単純にぬいぐるみか人形の意味で使っているはずです。
By つくちゃん
the much told story:
大いに語られて来た訳ですが、「大いに」ってポジティブですよね。
おそらく、ここでは、「語り尽くすほど語られてきた」という感じかと。
もう聞き飽きるほど聞いた話しとかっていうニュアンスがあると思います。
なのに、また、今盛り上がっている。や、やっぱり、モーセって只者ではない。
そう言いたいんだろうな。
By つくちゃん
第6段落
matched with evidence of deeds:
「聖書の言葉と史実の形跡とはぴったり合うはずだというのだろうか。」
ということなのかな。主語は隠れているけれど、私たちですよね。
can be=〜なはず。。。と解釈してみました。
By つくちゃん
第7段落
calked it with bitumen and pitch:
第8段落
at mortar and bricks:
普通、奴隷の仕事で屋内労働は、一番楽なものとされます。
アメリカ南部とかでも、そう。屋外労働が一番きつい。
うーん、建設作業や煉瓦を焼いたりなどだと思うのだが。。。
灼熱の暑い中での過酷な労働です。力仕事の(ピラミッドとかああいうもの)すべて。
少なくとも、映画ではそう描かれているし、家の聖書にはFieldでの作業と
書かれている。
By つくちゃん
第9段落
basket of rushes, with bitumen she sealed my lid
第14段落
ascended the throne as Ramose-khayemnetjeru.:
第16段落
with excuses and conditions:
どう訳そう(^^;
「言い訳し、事情を説明した。」ぐらいでいいのでは?
By つくちゃん
slow of tongue and slow of speech:
「不器用だし、気の聞いたことも言えません。」ぐらいでしょうか。
口数が少なく、パッパと機転がきくタイプではないと言いたいのでしょう。
By つくちゃん
第21段落
cartoon自体がアニメ映画、あるいは、テレビアニメのような、
動画を指す単語ですし、それにanimatedがついてますから、
こちらはアニメ映画を指しているのは、間違いない。
そうすると、二度同じ様な単語を言い替える必要もここでは感じませんし、
冒頭でDeMille監督の映画の話しがありましたから、それを指して、
人間が演じている(方の)映画、「実写映画」だと思います。
実写映画、本文のこの部分の訳としては、
「聖書でも、実写及びアニメ映画においても」と訳せるかな。(^_^)
By つくちゃん
第24段落
If only we had died by the hand of the Lord in the land of Egypt,
when we sat by the fleshpots, when we ate our fill of bread!
ここ、完全に不明(^^;
イスラエルの人々は彼らに言った。「我々はエジプトの国で、主の手にか
かって、死んだほうがましだった。あのときは肉のたくさん入った鍋の前に
座り、パンを腹いっぱい食べられたのに。あなたたちは我々をこの荒れ野に
連れ出し、この全会衆を飢え死にさせようとしている。」
(出エジプト記16:3、新共同訳(c)日本聖書協会)
By 弥生
第25段落
manna may admit to:
第28段落
You shall not offer the blood of my sacrifice on anything leavened"
and "You shall not boil a kid in its mother's milk."
第29段落
They have made themselves a molten calf.
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