|
| |
| P41 | シェフと自然保護論者がご馳走を諦めるよう主張 | swordfish :メカジキ、 alliance : 協調、 conservationist :自然保護論者、 forgo :なしで済ませる、 delicacy :ご馳走,美味、 |
| 1 | 数年前突然ツナサンドを食べるとき罪の意識にかられたことを覚えている だろうか−−捕獲時にイルカを傷つけてないというシールが貼ってないとね。 本日の過ち:絶滅の危機に瀕したメカジキを食す、なんてのがでてきそうだ。 環境保護主義者の主張が通れば、レストランのメニューからその美味が消え、 逆らう店からは客足が遠のくだろう。 | tuna-fish :ツナ,マグロの肉、 pang : 苦しめる, 悩ます、 bore :(関係,称号などを)もつ、 dolphin :イルカ、 inadvertently : うっかりして,不注意に、 faux pas : 《仏》失策,無作法、 du jour :本日の、 endangered : 絶滅の危機に瀕した、 environmentalist :環境保護主義者、 have one's way :意思を貫徹する、 lose customers : 客足が落ちる、 in the wake of :の結果(として) |
| 2 | 1998年中に、メカジキを、乱獲に脅かされる海洋生物のシンボルにしようと 保護主義者は望んでいる。「メカジキにチャンスを与えよう」運動に ようこそ。今週、ニューヨークのレストラン、フェリディアでメカジキ抜き の饗宴が始まる。 | United Nations : 国際連合、 overfishing : 乱獲、 give A a break :チャンスを与える、 kick off : 始める,開始する、 feast :饗宴,祝宴、 tony :粋な,上品な |
| 3 | こうしたことは環境保護組織NRDCとSeaWeb、それにNora Pouillon率いる 最高のシェフ達という異例の共同歩調で始まった。メイン州からテキサス までの大西洋岸沿いの一流レストランの少なくとも25人のシェフが、今年 はメカジキを出さないと誓約、メニューに運動の状況を印刷する予定の人も いる。こうすると、メカジキが危機に瀕しており、大西洋で急減しているこ とがお客にわかることになる。「料理人として、私たちは有名であり、お客は、 私たちが供するものをみてそこからヒントを得る」とロバート・テイラーは言う。 ニューヨークのLe Bernardinの新メニューは、「メカジキは載っているが そこにはそれをお出ししない理由を書いてある」とシェフとオーナーは言う。 | chef :シェフ,コック(長)、 top-rated : 一流の、 eatery :レストラン、 seaboard :海岸線、 pledge :誓約する,保証する、 diner :ディナーの客,食事する人、 under pressure : 圧力をかけられて、 deplete :使い果たす,使い尽くす、 high-profile : =famous,明確な態度の、 Md. :Maryland、 cue :手掛り、 part owner : 共同所有者 |
| 4 | メカジキは人間の食通の犠牲というだけではなく、現代の漁業技術の犠牲に なったともいえる。今世紀中頃までは、メカジキ漁は銛で行われ、200ポンド を超えるものしか獲られなかった。小さなメカジキは成長するまでほってお かれたのだ。 | harpoon :に銛{もり}を打ち込む、 specimen :見本,標本 |
| 5 | 1960年代になり、メカジキを安く簡単に獲れるはえなわ漁が採用された。 餌をつけた無数の釣り針が、何マイルも延びた糸につけられ、大陸棚の メカジキが集まる深さにセットされるもの。餌にはなんでもひっかかる。 主なものはメカジキだが、サメやウミガメなどもかかる。問題となるのは、 漁獲の大半が90ポンドほどの小さいメカジキから成ること。この大きさだと、 メスはまだ子供を産むほどに成長していない。1995年時点で、大西洋での メカジキの漁獲の58%はこの未成熟魚であった。 | devastating : 破壊的な、 long line :はえなわ、 bait :餌をつける、 continental shelf : 大陸棚、 congregate :集まる、 suffocate :窒息させる、 sea turtle :ウミガメ、 reproductive : 生殖の、 immature fish : 未成熟魚 |
| 6 | マグロ同様にメカジキ漁を規制しているICCTAは加盟国に割り当てをしている。 「だが少なすぎるし、遅すぎる」と銛漁に戻ることに賛成している カール・サフィナは言う。「誰もが、資源がなくなるのを見ていることに うんざりしている。これは環境問題ではなく、みんなの問題だ。」 | quota :割り当て、 Audubon Society : オーデュボン協会、 sick of : にうんざりして、 environmental problem : 環境問題 |
| 7 | 「たわ言だ」とメカジキ船所有者達の組織の長であるパトナム・マクリーンは 反論する。「アメリカの消費者にメカジキを買わないようにいって損をするのは、 割当量をきちんと守る人だけだ。」メカジキの数が減っているのは、米国以外の メカジキ漁師が乱獲する結果だと彼は信じている。 | baloney :たわごと,ばかげたこと、 retort :に反論する、 adhere :堅く守る,支持する |
| 8 | だが多くのシェフは簡単には責任を放棄しない。ニューオーリンズのポール・ プラッドホームは、メカジキの乱獲を知っていたなら、「その料理を出すのを 止めていただろう。ひとつの種を損なうほどお金には困っていない」と言う。 | ever :絶対に,そもそも |
| 9 | プラッドホームのようなシェフが何をしようとも、シーフードのチェーン点が 賛同しなければメカジキのボイコットは成功しないだろう。Red Lobsterによる と、シーフードの1%がメカジキというが、年間に1億5千万食売れることを 考えれば多量である。Red Lobsterの代弁者であるRick Van Warnerは、 「私たちは、環境を利用しているというよりその世話役だと自認しております」 と言っているが、当分メニューからメカジキを外す予定はないという。 | gourmet :グルメ,食通,美食家、 go along :賛成する、 go for : 割り当てられる、 steward :スチュワード,給仕,世話人 |
| 10 | 結局、世間がその魚の運命を決定するのだろう。大西洋における固体数を 健全な水準に戻すには10年かかる−−好みの贅沢品を諦めるには長い時間だ。 だが、メカジキが少なくなって獲ることができなくなれば、子孫はもうその 味を楽しむこともできなくなる。 | take up : (時間が)かかる、 forgo :なしで済ませる、 treat :ご馳走、 future generations : 後世の人々 |
感想などがありましたら、メールを下さいね!!