A NEW WORLD AT SONY

A NEW WORLD AT SONY
(11.17.P38.1997)

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今回は BUSINESS から
  かなり苦しかったです。日本語にし難い表現もたくさんありました。そのままにしている語も あります。間違いも多いかとは思いますが、見つけた方はご連絡下さいm(__)mペコリ
しかし、ソニーはやはり先進的な感覚を持ってますね〜。日本の大企業でこれだけの改革が できるというのは、凄い!これからのソニーがどうなるか楽しみです。
この文章を読んで漠然と感じたのは、経営哲学というものが時代と共に変わっていく、 ということでしょうか?それまで「良い」とされていた経営方法が、技術の進歩や大衆の 好みの変化により、急速に陳腐なものに変わっていく、というのは新鮮な驚きですね。 では、10年後、あるいは20年後の経営方針はどうあるべきなのでしょう?興味ありますね〜

ソニーの新世界


語彙は主に英辞朗から抜粋

 

大意

語彙

P38 型破りの社長NOBUYUKI IDEIが新戦略を展開:かっこいい機械より世界に発信する マルチメディア製品を望んでいる unconventional : 型にはまらない、 roll out :展開する、 gadget :便利な小道具
1 服装はカジュアルにとあったが、その招待自体がめずらしいものだった: 財務官Herb Allenがサン・バレーの別荘で毎年開くメディア界の大物達 のディナーパーティだ。Nobuyuki Ideiは遅れて疲れてもいた。まだスーツ を着ていたので、ハリウッドが最近非難した典型的日本人マネージャー そっくりだった。そこでソニーの社長は上着を脱ぎ、Men in Blackの T shirtを着て堂々と入場。「ちょっとした市場でのテクニックだよ」 とIdeiは冗談ぽく言った。ディズニーのマイケル・アイズナーやインテルの グローブなどから、Ideiは今年のソニーの映画に賛同を得た。 anything but :どころではない,決して〜ではない、 mogul :重要人物,大立物、 financier : 財政家,財務官、 digs : 住居、 carbon-copy : そっくりな、 take A to the cleaners :手きびしく批判する、 doff : 脱ぐ、 don :着る,着用する、 Men in Black :映画の題名、 gimmick : 策略,仕掛け、 hoot :やじる声、 CEO : chief executive officer,最高経営責任者
2 59歳のIdeiはこの閉鎖的なクラブに参加した初めての日本人だ。「彼は役者だよ。 若くて活力がありみんなに重要視されている。いい雰囲気だ」とアメリカの 活動における混乱を収拾するためソニーに引き抜かれた元CBS社長のストリンガー は喜んだ。 crack :押しかける,むりやり入り込む、 exclusive : 閉鎖的な,内輪だけの、 symbolism : 象徴主義、 be lost on :に効きめがない、 subsidiary : 子会社、 exult : 勝ち誇る,大喜びする、 CBS : Columbia Broadcasting System,コロンビア放送会社、 ether : エーテル
3 Ideiのアメリカでの「新しい地位」は最近のソニーの躍進を反映している。 Men in Blackは今年ヒットしたものの一つで、軽く10億ドルの興行を納めた。 音楽の部門でも、レコードが低迷の時期に利益を上げている。プレイステー ションは任天堂を吹っ飛ばした。オーディオ機器でも232.8億ドルの売り上げ があり、第二四半期は去年に比べて20.6%増の136億ドル販売した。 stature : 卓越,偉大さ、 fly past :儀礼飛行をする,(ここでは文字どおりの意味の方がいいね)、 box-office : 大当りの,大人気の、 churn out :量産する、 downbeat : 陰気な
4 わずか四半期のこととはいえ、こうした結果はこの会社の戦略及び文化的な 改変がいかに目覚しいものかを語っている。戦略的には、ソニーがデジタル で有線の世界に参入するということ。これには選択の余地がなかった。 ソニーは、トランジスターやウォークマンやトリニトロンを作って利益を得 有名になったけれども、今でもウォークマンで利益を得ているけれども、 こうした独立した製品での競争力というのは、音楽やビデオがデジタルに 置き換わっていく世界では消えていくのである。そこで、インテルとパソコン を、WebTVとNet-surfing hardwareをQualcomm Incと携帯電話などを作って いる。ソニーの工場ではデジタル製品をわんさか作り出しているのだ。 underline : 強調する、 take the plunge :思い切ってやってみる、 wired : 有線の,有線テレビを受信できる、 competitive edge :競争力,競争上の優位性、 stand-alone : 独立型の、 render :翻訳する、 pager : ポケットベル、 high-resolution : 高解像度の、 videodisc : ビデオディスク、 still camera :スチルカメラ、 plug into : 接続する
5 はるかに大きな変化が企業文化の内部で起きている。日本の企業は技術的に 優れてはいるが動きが鈍い。保守的で根回しが必要な経営というのは創造性 をだめにし、状況が悪いときには悪循環に陥いってしまう。また日本 では忠誠心とか年功性が依然昇進の基準である。デジタルの世界では、 製品開発とか協定が恐るべきスピードで行われる。ソニーはもっと機敏に、 積極的に、アメリカ的にならなくてはならない。 for all :にもかかわらず、 prowess : 武勇、 slow-footed : のろい、 choke :を絞殺する,の息の根を止める、 longevity :長年勤続、 agile : 機敏な、 aggressive : 攻撃的な,積極果敢な
6 これを実行するため、Ideiはソニーの経営序列を揺さぶっている。既に重役会を 改変、外部から3人を加えてしかも人数を縮小した。先週の改革では、放送事業 により重点を置くとし、Digital Network Solutions Coという新会社を設立。 rumble :(車などが)がらがら通る、 temblor : 地震、 board of directors :取締役会,重役会、 restructuring : リストラ、 heft :重要性、 broadcasting business :放送事業、 catchy : (楽しくて)覚えやすい
7 Ideiがソニーに希望するのは、日本の技術の素晴らしさとアメリカの独創的な 華やかさを結合し、世界的なマルチメディアの娯楽を提供する会社にすることだ。 「我々の生産基盤を持ったディズニーのようなもの」とIdeiは言う。つまり 日本とアメリカの文化的違いはおろか、技術と娯楽をも結び付けようということ。 世界的なネットワークを作って茶の間に対話型の娯楽を提供しようとIdeiは熱望 している。「ビデオとオーディオだけではなく、コンピューターと通信も一つの ものになろうとしている。社会が根本から変わり、そこにチャンスがある」と Ideiは言う。 wizardry : 魔法,妙技、 panache : 華やかさ,堂々とした態度、 chasm : 隔たり、 aspire : 熱望する、 den : 住みか,書斎、 convergence : 収束
8 ソニーの共同設立者Akio Moritaも当時の社長Norio Ohgaもデジタル革命が やってくるのはわかっていた。実際、フィリップ社と共にオーディオCD を作っていたし、自社の技術者にはデジタル製品を作らせていた。だが、 自らの才能に溺れて遅れを取ってしまう。1980年代の日本が絶好調のとき、 Moritaはアメリカの経営方針を盛んに非難していた。 innovator : 革新者、 backwind : に逆風をあてる,巻き戻す、 ingenuity : 発明の才
9 その間に、電子関連事業は急速にコンピュータやインターネットに移行して いた。競争相手は松下などだけではなく、インテルやマイクロソフトなどの コンピュータ会社も含まれるようになった。1995年の時点で、日本ではわずか 180万台のコンピュータしかWebにつながってなかった。その時、アメリカで 進行している革命をどうして理解できようか。 malign :を中傷する、 counterpart : 対応するもの、 no more than :しか〜ない、 Web : =World Wide Web
10 価格競争と強い円のために電子メーカーが苦しんでいる時期にソニーは 利益を上げていた。だが、どれほどウォークマンが売れようとも、マルチ 文化、マルチメディアの世界の担い手に変身しようという考えはたわごと と受け取られていた。 batter :打ちのめす、 leap : 飛躍、 multicultural :多文化的な、 baloney : たわごと
11 そこにIdeiが登場。早稲田を卒業し、1960年に入社したIdeiはソニー一筋の 男だ。1995年4月に社長に就任したときは誰もが驚いた。ソニーの技術的な 勝利を導いた"Mr. Walkman"などと言われる何人もの上役を飛び越しての 就任だった。Ideiは彼らとは違う。フランス語と英語に堪能で、ヨーロッパ と日本でいくつものマーケティングの職についていた。 mantra : 呪文、 revival : 復興、 lifer :その道に一生を賭けた人、 ripple : 波紋ができる、 tap :選ぶ,指名する、 leapfrog :飛び越える、 accomplished :熟練した、 executives : 幹部社員、 semiconductor : 半導体、 Camcorder : カムコーダー、 hold :〈役・地位などを〉占める
12 ソニーには技術の天才は必要ない。ますます複雑になっていくデジタルマーケット を理解できる世界的な視野をもつ経営者が必要になったのだ。「技術者である 必要はない。鼻が利かなくてはならない。そうでなければ、ソニーのような 会社は経営できない」とOhgaは言う。 whiz :達人,名人、 have a nose :鼻がきく
13 鼻が利くことがポイントだ。デジタル技術により、電子事業は光速で変化 していく。ソフトの開発にはIBMなどと競争しなくてはならないし、 エンターテインメントの分野では著作権や業界標準に関して戦わなくてはな らないし、ライバルに先んじて提携や合弁事業を構想しなくてはならない。 勝利するには、技術的展望だけではなく、こうした身のすくむような戦い のなかから宝物をかぎ分け市場に持ってくることが必要だ。 run with : (人)と付き合う、 lithe : 柔軟な、 engage in a battle :砲火を交える、 copyright : 著作権,版権、 industry standard :業界標準,工業規格、 alliance : 提携、 joint venture :合弁企業、 intercede : 請願する,嘆願する,取り成す、 sniff : 匂いを嗅ぐ、 truffle : トリュフ、 daunting : 恐ろしい
14 ソニーの将来にはアメリカが最も重要である。アメリカでの売り上げは30% しかないが、エンターテインメントの技術でのソニーの目標をアメリカ人が 決定するのである。さらに目標の達成如何はアメリカのソフトに依存する。 だから社長に就任したIdeiの最初の仕事はアメリカでの事業展開を管理し直す ことであった。 account for :割合を占める、 liken : なぞらえる,たとえる、 accelerator : アクセル、 steering wheel :ハンドル
15 東京では、ソニーアメリカの社長Michael P. Schulhofは混乱のもとであり 贅沢の極値であった。彼はMoritaとOhgaの部下でありソニーに20年務めた 古参社員だった。ソニーアメリカの社長となった頃は電子部門と音楽 部門を管理するには十分有能であった。ハリウッドへの進出で変わった のだ。Schulhofは湯水のように金を使い、技術者は彼を信頼しなくなった。 as far as (someone is) concerned :に関する限り、 come to : 結局〜となる、 personify : 具体化する,体現する、 chaos : 混乱状態、 protege :子分、 physicist : 物理学者、 competent : 有能な、 lucrative : 儲かる、 disastrous : 悲惨な、 foray :進出、 Mickey :Michaelの愛称、 Tokyo-based : 東京に本部を置く、 lavish : ぜいたくな,気前のよい、 spending : 支出、 grumble : 不平、 go through :(使い)尽くす、 projector : 映写機、 lose faith in :に不信感を抱く
16 ソニーの会長Ohgaと新社長との間には意見の違いが多くあったが、Schulhof の問題もその一つであった。Ohgaは彼を家族のように扱っていたのである。 彼を除くのに18ヶ月はかかるだろうとIdeiは言っていたが、その半分の時間 で彼を除いてしまった。 differ with :人と意見が相違する、 have a soft spot :弱みがある
17 先任者と違い、Ideiはアメリカのことはアメリカ人に任す考えはなかった。 新生ソニーでは、トップマネージャーは直接Ideiに報告するし、ロスや ニューヨークには、役に立つ日本人を配置した。 hands-off policy :不干渉主義、 predecessor : 前任者、 implication :密接な関係、 staff :に職員を置く
18 皮肉なことだが、自分のやり方を進めるにはアメリカ人の経営者をIdeiは 必要とする。Carl YankowskiやThomas D. Mottolaを置いているのはその ためである。Stringerはアメリカにいてその将来を見通す人間である。 ソニーに移る前、彼はTele-TVの最高責任者だった。それは電話線を通じて 個人のテレビに娯楽番組を届けるもので、Baby Bellsが作ったもの。 そのベンチャー事業は失敗したものの、Stringerは将来のソフトを配信 する様々な手法を目の当たりにした。 ironically : 皮肉にも、 pull off :うまく成し遂げる、 visionary :洞察力のある人、 take issue with :に異議をとなえる、 Welsh :ウェールズの、 by virtue of :によって,の理由に基づき、 wired : 熱狂した,確固たる位置を占めている、 prior to :に先立ち、 Baby Bell :各地域の電話会社の総称,AT&Tの子会社American Bell Inc.の愛称、 via : を経由して、 figure out :見抜く,理解する、 firsthand : じかに,直接体験によって得た
19 ハードを作るものとその中身を提供するものとが話し合えるように、事業の 各部門を結び付けるために、ソニーはStringerを必要としている。目標は ソニーの音楽と映画を絶えずアメリカの家庭に届けられるようにすること。 ソニーはケーブル放送もないし、アメリカの放送ライセンスも取得できない。 だが、Stringerがいればそういったものは必要ない。「Stringerの仕事は 将来のために流通のルートを準備することである。それは提携となるかも しれないが。要するに市場を知ってる人が必要なのだ」とIdeiは言う。 silo :サイロ,地下ミサイル格納庫、 wizard : 名人、 pipeline : 情報ルート、 shell out :(しぶしぶ)金を出す、 alliance : 提携
20 マルチメディアが注目を浴びてきている。「誰もが家庭に入り込もうとして、 Bill Gatesと争っている」とStringerは言う。Ohgaでさえ、今ソニーのドル箱 はコンピュータ製品のプレイステーションだと認めている。ヒット商品の それは世界で2200万台売られている。プレイステーションの親会社は将来の あるべき姿をほのめかしている:大幅な自治をもつ別の子会社だ。 grail :困難な探究の目的、 surefire : 確実な、 come into focus :明確になる,はっきりする、 cash cow :ドル箱,金のなる木、 afterthought : あとからの思いつき、 storage device :記憶装置、 subsidiary : 子会社、 considerable : 相当な、 autonomy : 自治,自治権
21 ソニーの壮大な計画は日米で懐疑的な目で見られている。「彼らがいこうと しているものに明確な未来図はない。だが何をやったとしてもソニーは信頼 できる唯一の会社だ。彼らは以前に生活様式を変えることができることを 示した。自ら変わることも恐れていない」とサロモン・ブラザーズの Koichiro Chiwataは言う。 skepticism : 懐疑論、 have faith in :を信じている、 life-style : 生き方,生活様式
22 1981年のPC業界参入への消極さのため、若い技術者が会社を去っていった。 PC業界への参与の中止を決めたIdeiは2度と同じ過ちを繰り返すつもりは なかった。1995年、社長に就任する以前に彼はインテルのGroveと会見した。 halfhearted : 気乗りのしない,不熱心な、 ranks of :ある特徴を共有する人々の集団、 technologist : 科学技術者、 suspend :中止する、 alumnus : 同窓生、 pull the plug :中止する
23 そこからVAIOが生れた。目新しいところはなかったが、ソニーに言わせれば、 それはマルチメディアの家庭におけるコンピュータ市場を睨んだ長期的 展望に沿うものだという。「次代の成長市場はPC用のデジタルイメージで、 デジタルカメラとコンピュータをつなぐのはソニーの得意分野の一つです」 と東京の経済分析家は言う。 wow : あっと言わせる、 digerati : コンピュータに詳しい人、 contend : 強く主張する、 spearhead : の先頭に立つ、 lucrative : 儲かる
24 製品で重要な戦いにDVDがある。DVDというのはCD、ビデオ、CD-ROMに代わる ものとされている。またVHS対ベータマックス以来の国際標準規格を争う 戦いでもある。ソニーとフィリップス社は長年CD-ROMの新段階となるべく ものを開発してきたが、1993年東芝が、少なくとも書き換え不可能な DVD市場で勝利。東芝がそうしたデスクに対して異なる規格を発表し、 日立やTime Warnerが支持したのである。1995年には松下も歩調をそろえて しまった。ソニーはその技術を採用することに同意した。 versatile : 多目的に使える、 Betamax : ベータマックス、 come up with :に追いつく,考え出す、 trump :に勝つ,負かす、 throw in one's lot with :と運命を共にする
25 だが、書き換え可能なデスクに対する規格をめぐる戦いは終わっていない。 今年9月、書き換え可能なデスクの新規格を作るためにフィリップや ヒューレッド・パッカード、リコーと提携することを発表した。 wage :遂行する,行う、 consortium : 共同体、 work out :ひねり出す
26 技術者が頑張る一方で、Ideiはできる限り多くの提携を築いている。インテルの Groveだけではなく、マイクロソフトとも提携。IBMはDVDの規格作りの重要な パートナーとなるだろう。5月には、JSkyBを始めるため、News Corp., Fuji Television Network それにSoftbankと協力すると発表した。 forge :築く、 spin :紡ぐ,速くする,展開する、 buddy : 兄弟,仲間,相棒
27 これは収斂だ。どこに行き着くかは誰にもわからないけれども。ソニーは ハードを懸命に作っているが、同時にあらゆる可能性を求めている。Ideiにも どうなるかは分からないが、彼には鼻がある。彼は音楽と映画が好きで、机には ゲームが積まれ、カメラを集める男なのだから。 convergence : 収束、 panoply : 一式,一連のもの、 reflex : 考え方,行動様式
28 鼻の利くIdeiはソニーアメリカを再建しようとしていたときもう一つのこと に気がついた:再編はまだ終わってない。「ソニーアメリカの問題は単にアメリカ 人の問題ではなかった。それは日本の会社を反映していたのだ」とIdeiは言う。 経営革命の必要を感じていたのだ。彼は「企業政府」というアメリカの概念を受け 入れた。つまり、重役会は経営者の代表ではなく株主を代表するというもの。 「日本人は変わらないと思っているだろうが私たちは変わる。政府は変わりつつ あるし、企業も変わっていくのだ」とIdeiは宣言する。 realization :理解,現実化、 reorganization : 再編制、 ignite : 点火する,火をつける、 embrace :喜んで受け入れる、 shareholder : 株主、 hint of : 〜の気配、 defiance : 果敢な抵抗
29 こうした考えが、5月の重役改変の裏にあった。Ideiは重役を38人から10人に 削減。しかも新重役には外部から3人導入し、今後それは増える予定だ。 さらに会社役員の給与は会社の損益に応じることを明確にした。「70年代や 80年代は創設者が引っ張っていく会社だった。今必要なのは適切なオペレー ティングシステムとアプリケーションシステム、それに適切な管理グループ である」とIdeiは言う。 rubber-stamp : にめくら判を押す、 trim :を削除する,を整頓する、 director :重役、 corporate officer :会社役員,代表取締役、 bottom line :会社経理の損益、 masterstroke : 快挙、 deadwood : 窓際族,余剰人員
30 5月の大改革は誰がボスかを明確にした。だが更に改革を進めるためには、 Ideiは孤独な戦いを強いられる。ソニーはイメージとは裏腹に「純日本」 の会社だ。実際、CalleyやStringerは毎週社長と直接話すけれども、彼らと 苦労せずにコミュニケーションができる人はほとんどいない。Ideiは 人事制度を無視して国際派の若い日本人を昇進させるつもりである。 簡単ではないであろう。 massacre : 大虐殺、 cosmetic : 表面的な,うわべだけを飾り立てる、 shake-up : 大改革、 concern :会社,財団,コンツェルン、 worldly :如才ない,世俗的な,(ここでは国際的な?)、 steep :液に浸す,つける、 seniority :年功,年長、 promotion : 昇進、 bloated : 不相応に大きくなりすぎた
31 アメリカの経営文化をどこまで取り入れるかは、Ideiにも分かっていない。 アメリカ企業、特に娯楽関係では役員に給与を払いすぎている、と言った こともある。新技術の権利を主張するよりも、アメリカの企業は協定を するとも言った。「マイクロソフトが得意なのは政治だよ」と言ったこともあった。 だが彼が政治の価値を理解していなければ、Herb Allenの静養先で開かれる パーティへの招待に応じはしなかっただろう。ソニーにとり本当の挑戦は、 伝説的な素晴らしい技術と政治や協定を結び付けることである。それが できれば、一つに収斂していくデジタルの世界で、ソニーはその動きを推進し 世界の家庭に入っていくであろう。 ambivalent : あいまいな,相反する感情をもつ、 business culture : 企業風土、 for nothing :いたずらに,理由なく、 stake a claim to : に対する所有権を主張する、 do a deal :協定をする、 chide : たしなめる、 retreat :静養先、 prowess : 武勇,剛勇、 scramble : 先を争う,急いで〜する


疑問

第4段落
still camera :スチルカメラ、 これはどんなカメラなのでしょう?ソニーのことだからデジタルカメラ の一種で、静止画を扱うものではないかと想像しているのですが。
最近動画を扱うデジカメも出ているようだしね

この秋辺りから、ソニーでは、デジタルマビカというフロッピーに 画像を撮る静止画用のカメラを出しています。おそらくこのカメラを アメリカに持ち込むのだと思います。By つくちゃん

第10段落
to twist an old Sony advertisement
どんな広告をしていたのでしょう?

第26段落
Ziff-Davis:
Ziff-Davis :赤に白ヌキで「ZD」のロゴの出版社 By SHIRAさん

第30段落
worldly :如才ない,世俗的な,(ここでは国際的な?)
辞書の訳では合わないのだよね


間違ってるところがあるかもしれません。見つけたらメール下さい!

感想などがありましたら、メールを下さいね!!