Welcome, Freshmen!

Welcome, Freshmen!
(9.10.HP.2001)

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今回は COLLEGES OF THE YEARから  原文はここ
  背景知識がないと結構難しい記事です

新入生歓迎


語彙は主に『英辞郎』Ver.430から抜粋

By ELLIE MCGRATH
 

大意

語彙

HP 膨大な数の新入生がどっと寮にやってくるこの季節、新入生がこの時期を切 りぬけ育っていく手助けの仕方を心得ている4大学にタイムは敬意を表する first-year student : 1年生 surge : 急増する dorm : = dormitory(寄宿舎,寮)
1 "Finis origine pendet,"とローマの詩人マンリウスは詠った。「終焉は最初 が肝心である」人生における成功は、育ってきた環境──そして学校で学ん だこと──で決まる。近年はこれまでにないほど、大学で幸先のよいスター トを切るかどうかが、学位を取得するかドロップアウトするかの境目となる。 だからこそ親元でいる10代から大学の1年生になる道程が、人生において最 も辛くかつ重要な移行期である所以だ。 finis :《ラテン語》終わり,巻末などに記す depends : 状況次第 hinge on : しだいで定まる make the difference : 相違を生ずる teenage : 《形》10代の college student : 大学生 stressful : ストレスの多い
2 評判のよいアメリカ大学案内は、図書館の蔵書数とか教職員の博士号取得者 の割合とか新入生のSATの得点で大学を評価している。しかし案内書の多くが 無視したり、どう評価すればよいかわからない本質に関わるものがある:学 生にとって講義は魅力的か?どの程度学んでいるか? rate :評価される,ランク付けされる faculty : 教授陣 SAT :Scholastic Aptitude Test 大学進学適性試験 essential component : 肝要な成分
3 最近タイムが独自に出版した案内書"The Best College for You"で、ランク 付けで上位にランクした大学ではなく模範──学生の教育の改善のために称 賛に値する施策を打ち出している──となる大学を、Colleges of the Year としていくつか名前をあげた。評価基準は毎年変わる──マイノリティ入学 を奨励するもから、周辺の地域社会住民に学問の機会を提供するものまで。 昨年はその目安として全教科課程を通したライティング教育をとりあげ、 olleges of the Yearとして4つの大学名を載せた。これはアメリカにおける 中等教育以降の教育の多様性を反映している:研究施設をもつ大きな大学、 大学院まである州立大学、そして教養大学と専門学校。 separately : 離れて anoint :任命する,選定する exemplar : 手本,模範 laudable : 称賛に値する,あっぱれな take steps :処置を取る,施策を打ち出す undergraduate : 大学生 criterion : 基準 curriculum : 教科課程 post-secondary education :中等後教育 research facilities : 研究施設 state university : 州立大学 liberal arts college :教養学部,教養大学 community college : コミュニティ・カレッジ,地域大学,専門学校
4 今年、新入生がうまく大学生活に溶け込めるような非常に効果的なプログラ ムを打ち出している4大学をタイムは知っている。私たちが判断するところ では、新入生が脱落しないよう手助けすることはすべての大学に課されるき わめて重要な義務である。この仕事は今年新たに緊急性を帯びているようだ。 というのは、ベビーブーム世代の子供たちの数が寄宿舎があふれんばかりの 記録的な数にのぼり、多数の大学の1年生のクラスは人数が膨れ上がってい るからであり、しかもこの傾向は10年間続くからである。 effective program : 効果的な計画案 first-year student : 1年生 college life : 学生生活 baby boomer : 1945年から60年代に生まれた人 swell : 増す
5 高校卒業者が大学へ進学する割合が過去20年間で49%から63%へと増加するに つれて、アメリカの大学生の特徴は著しく変化してきた。マイノリティーが 増え、一世の学生が増え──基礎学力のない学生が増えた。学費を稼ぐため にはるかに多くの学生が働かなくてはならない。それに大学生活における突 然の解放感が加われば、情緒不安やドンチャン騒ぎそして学業不振のおぜん 立ては整っている。 profile : 特徴 proportion : 比率,割合 go to college : 大学へ行く first-generation : 外国移民の子としてアメリカで生まれた,二世の stage is set : お膳立ては整った emotional turmoil : 情緒不安 binge drinking : 飲み騒ぐこと
6 厳しく選抜している大学では大多数の学生が卒業する。だが、アメリカのほ とんどの学生が学士号を取得する公立の大学では、60%近くが5年以内で卒業 できない──そしてそのうちの半数が初年度で退学する。仕事と授業を両方 を学生がこなしている専門学校の多くでは、その中退率はさらに高くなる。 selective : 選択的な fail to : できない dropout rate : 中退率 community college : 地域短期大学,専門学校 juggle :をやり繰りする
7 「学生はどうやったらいいかが分かっているという前提で私たちは運営して いるのです──もし分かっていなければ退学になりますが、それは彼らの問 題です」と話すのは、First Year of Collegeにおける政策センターの常任理 事ジョン・ガードナーと、選別において助言をする高等教育専門家諮問機関 の委員長──大学生の学習におけるPew Forumのラッセル・エジャートンも同 調──である。 operate under : 〜下で動作する assumption : 前提 flunk out : 試験に落第する,退学になる pew : 信者席,座席,会衆席
8 ガードナーたち高等教育専門家のおかげで、学位を得て学生を卒業させよう という運動が広まっている。30年に及ぶ実験とデータに裏打ちされ、以下の ことにより大学は新入生の定着率をあげることができることをガードナーた ち専門家は立証している:
・新入生の良き指導者であり彼らを援助できるように教職員を訓練する
・1年生のためにセミナーとかオリエンテーション、さらに緊密な「学習 グループ」を作る
・学生に組織的方法と学習法を教える;そして
・新入生が同じような学問分野に興味をもつ学生同士生活できるように、寄 宿舎を手配する。
ensure that : (that以下)ということを確実にする backed : 裏を付けた boost : 高める retention : 保有 faculty : 教授陣 mentor : 指導する seminar : セミナー,ゼミ orientation course : オリエンテーション課程,入門課程 intimate : 個人的な,私的な organizational : 組織的な study skills : 読み書きの能力 academic interest : 学究的関心,学校経営団体
9 1年生のセミナーは高等教育の主流となり、認可を受けている4,000以上ある 大学のうちの71%がこうしたコースを設けている。新入生のおよそ85%がこの セミナーを受講し、受講していない学生に比べると受講生の残存率は3%から 10%ほど良い。このようなセミナーはときに緊密な学習共同体の基盤を提供し、 その共同体が成員間に知的な自信を持たせることがある。たとえばミズーリ 州のドゥルーリー大学では20人からなるオリエンテーションを受けたグルー プが1年生の間週に3回指導教官と会談し、アメリカにおける生活を形作っ ている概念を分析した。 mainstream : 主流 accredit : 認可する survival rate : 生存率,残存率 cohesive :密接した spark : 突然起こさせる
10 全寮制の大学は、様々な学生を吸収し、学生が学習だけではなくともに協調 して生活できるよう取り計らうという問題に直面している。ハーバード大学 は新入生が、ヘンリー・ルイスとかラルフ・ワルド・エマーソンといった作 家が書いた多様性に関するエッセイを集めた小冊子を読むよう薦めている。 オリエンテーションの間、新入生は小グループに分けられ、教職員とこのエッ セイについて議論する。「学生はこれをオリエンテーション全体のなかでも 最も影響を受けたイベントだと評価しています」とハーバードの教育学部教 授でありMaking the Most of College: Students Speak Their Mindsの著者 でもあるリチャード・ライトは言っている。 residential : 宿泊設備のある,全寮制の assimilate : 吸収する see that : (that以下)するように取り計らう in harmony : むつまじく Ralph Waldo Emerson : ラルフ・ワルド・エマーソン,米国の詩人・哲学者(1803-82) rate :評価する
11 諮問会議が推薦した候補の中から2001年Colleges of the Yearを選抜するに あたり、編集者は在籍率を向上し学生に連帯感を与える新入生のための包括 的なプログラムを持っている大学を探した。この手の試みは急速に広まって いるので、印象的な候補が多くその中から選抜するのが一番難しいことであっ た。選抜された大学が、新たに入学してきた1年生を勤勉な2年生──そし て最後には社会に貢献できる卒業生──へと移行させる方策を求めている他の 大学に朗報となると私たちは信じている。 advisory board : 顧問会議 retention rate : 在籍率 sense of community : 連帯感 raw :生の studious : 勉強家の sophomore : 2年生 alumni :大学[学校]の男子卒業生


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