<代表作>
Rossは私立探偵、類まれなるきゅ嗅覚で、失踪人や、連続殺人を 突き止め警察に情報を渡している。今回も失踪した女性の行方を 追ううちに、犯人を突き止めるが、脚を打たれて漸くのことで家 に逃げ戻ってきた。 一方Rossから彼の遺伝子欠陥を調べて欲しいという依頼を受けた Meganは、彼の家にやってくる。そこに見たのは、銃弾を受け、自 分で弾をとりだしたものの、高熱にうなされているRossの姿だった。 犯人の居場所を突き止めたところから始まりますが、その後しばら く殺人犯との絡みはなし。伏線はところどころに見られるものの、 ストーリー構成はいまひとつでしょうか。必然性が感じられません。 2年後に出版したBeyond Controlと比べると見劣りがするのは仕方 ないですかね。 登場人物 Ross Marshall: private investigator Megan Sheridan: genetic researcher Hank lancaster: coworker of Megan Walter Galveston: CEO of Bio Gen Donald Arnott: Jack Thortoon: ditective Ken Winston: retired detective 難易度 ★★☆ お勧め度★★★ 2007.01.01〜2007.01.12 : 1回目・Rebecca York "Beyond Control"(Berkely sensation 2005 P319)
世間の表舞台に出ることを嫌っている億万長者Hamiltonから自伝を 書いて欲しいという依頼がJordanのもとにやってくる。出版されれ ば一躍ベストセラーになることは間違いないのだが、それには条件 があった。息子Toddの死の原因を調査して欲しいというものだ。 Toddの死は公には事故死となっているが、Hamiltonが遺体を解剖を させて調べたところ、一般には知られてもいない化学物質が検出さ れたという。一体息子には何が起きたのか?Jordanのこれまでの仕 事をみて彼に依頼したというのだが、果たしてそれだけなのか? Lindsayは上院議員Bridgewaterのスタッフを務めている。そんな折、 あるパーティでJordanと出会うが、ふと手が触れた瞬間異様な感覚 に襲われる。Jordanにいたずらを仕掛けられたとさえ思ったものの、 そういうわけでもない。一体自分の身に何が起きたのか? Maple Creekでは政府関係の研究が行われており、警備は万全のはず だった。にも関わらず、武器を持たない二人の男にあっさりを警備 を突破され、謎の光線で何人も死人がでる。侵入者はその後殺され るが、生きているときの侵入者に出会った唯一生き残りMarkは病院 に隔離されている。 非常に面白い作品です。いくつもの複線が散りばめられ、それが無理 なくひとつに収斂していくのは見事ですね。それと、超能力とロマン スの組み合わせ方もいいですね。"The Challenge" by Susan Kearney を思い出しました。 登場人物 Jordan Walker:journalist Leonard Hamilton: billionairem 68 poor health Todd Hamilton: Leonard's son Glenn Barrow: friend of Todd Kurt MacArthur: 58, Calvin Crandall: similar project of Henry Remington Jim Swift: Lindsay Fleming: daughter of a former Connecticut state congressman Sid Becker: cousin of Mark, Marine colonel, work for the Institute for Military Studies Daniel Bridgewater: senator Saxon Trinity: Willow Trinity: twin sister of Saxon Mark Greenwood: guard Henry Remington: doctor, ran fertility clinic Frederica Vanderlin: 難易度 ★★☆ お勧め度★★★★ 2006.06.20〜2006.06.25 : 1回目2006.07.01〜2006.07.08 : 1回目