9冊シリーズの丁度真ん中、5番目にこの本は位置するようです。 これまでの色々あったのでしょう。この作品ではまず、家族が 次々と猩紅熱にかかり、長女はそのため失明する、という出だし です。医者と薬代で借金がかさみ、どうにもならない状態のとこ ろへ妹か姉かがやってきて鉄道敷設現場で働かないかと持ちかけ られる。そこで給与計算とか店の切り盛りを任されるわけです。 給料はかなりいいので、早速自分の土地を売り、そこへ移動し、 新しく土地を購入しようということになります。 時代は1880年頃。場所はダコタ州。かなり北です。そのお陰か、 鉄道が通ることになるまでは未開の地、政府も開墾を奨励してい るので、ただ同然で土地を渡しています。開拓当時の入植ラッ シュと、家族愛。十分楽しめますね。どちらかというと1作目 から読んで見たい本でした。 登場人物 Charles Ingalls: father Caroline: mother Laura: Mary: elder sister Carrie: sister Grace: baby sister 気になる表現 難易度 ★☆ お勧め度★★★★ 2004.03.05〜2004.03.07: 1回目