第二次大戦が終了し、迫害され、収容所に捕らわれていたユダヤ人 がパレスチナの地に向うが、イギリス兵より再びキプロスに強制収 容されている状況から話は始まる。 時は少し前後し、第二次大戦のやや少し前から大戦後のドイツのユ ダヤ人、次にポーランドのユダヤ人、そしてロシアのユダヤ人の置 かれた状況。迫害、強制収容、ゲットー、大量虐殺。よく生き延び てきたなと思われるほどの迫害を受け、尚かつ民族としてのまとま りをみせるのは驚きです。 第二次大戦が終り、続々とユダヤ人がパレスチナの地に集まってく るものの、それを阻止しようとするイギリス。イギリスとしてはア ラブの石油が欲しいのでしょう、平然とユダヤ人が虐殺されるのを 見てみぬ振りをしております。 現在の中東問題を考える際に、イスラエルの立場からの本ではあるが、 一読する価値がある本でしょう。 登場人物 Matk Parker: journalist Katgerube Fremont: Kity, nurse Bruce Sutherland: Brigadier of British amy David Ben Ami: Ari Ben Canaan: agent of the Mossad Aliyah Bet Jordana Ben Canaan: Karen hansen Clement: German Jew Dov landau: Polish Jew 気になる表現 難易度 ★★★ お勧め度★★★★☆ 2004.01.23〜2004.02.3: 1回目