Amelyorのいる町は危機に瀕している。 これまでは、Amelyorがhornを吹くことで海の様子 を知ることができた。それによって、漁師は危険を 予め避けることができたのが。 しかしそのAmelyorは年を取り海の様子を知ることが できなくなっており、その後継者であるNandyrisは 突然死んでしまう。 Amelyorの息子であるKeirisは、後継者の可能性が ある双子の妹を探す旅にでかける。 ファンタジーです。 ファンタジーによくある、何かを求める旅の物語か と最初は思っていました。話もそういう方向のよう に思えましたし。 しかし、読み進めるうちに、主人公は単なる人探し というのではなく、異質なものに対する反発と受け 入れと、複雑な状況に遭遇し、極端なまでの決断を 迫られます。 なぜこの本が絶版になっているのでしょう? ちょっともったいないですね。 とはいえ、子ども向きのファンタジーではないので 仕方がないのかもしれません。 登場人物 Keiris: Nandyris: half sister of Keiris Amelyor: mother of Keiris sea mams rermadken: tide folk: Nestrin: spanner Nirini: Talani 難易度 ★★ お薦め度★★★★ 2010.05.11〜2010.05.18: 1回目