洋書の部屋 作家別  既読作品 未読作品   TIME  赤毛のアン  英語クイズ

Louis Sachar(ルイス・サッカー)

Louis Sacharの情報サイト

  1. Sideways Stories from Wayside School P118 1978 アマゾンへ
  2. There's a Boy in the Girls' Bathroom P195 1987 アマゾンへ
  3. Wayside School Gets a Little Stranger by P168 1995 アマゾンへ
  4. Holes 1998 P231


・Louis Sachar "Holes"(Laurel Leaf Books 1998 P231)
ISBN:0-440-22859-X
シューズを盗んだ罪で捕まったStanley。有罪判決を受けたあと、
刑務所かキャンプへ行くかの選択を迫られ、貧しいStanleyはキャ
ンプと答えてしまう。Camp Green Lakeとは名ばかりの、湖もな
く緑もない砂漠のど真中の収容所だった。そこでの作業は一日1回
穴を掘ること。深さ5フィート、直径5フィートの丸い穴を掘るわ
けだ。

面白い。文句なく面白い。今時こんな少年更生施設があるのか、と
いう疑問が起きてもどんどんと読めてしまう。不自然さもないのに
状況は異常です。100何年か前の事件と絡めつつストーリーは意外な
展開をしていきます。

登場人物
Stanley Yelnats: Caveman
Mr.Sir: counselor
Pendanski: counselor
Warden: woman
X-Ray: Rex, wearing glasses
Squid: Alan, white kid
Magnet: Jose
Armpit: Theodore
Zigzag: Ricky
Zero: 
Barf Bag: 
Lump: 

難易度 ★
お薦め度★★★★★

2001.11.4〜2001.11.8: 1回目

・Louis Sachar "There's a Boy in the Girls' Bathroom"(A Yearling Book 1987 P195)
ISBN:0-394-80572-0 There's a Boy in the Girls' Bathroom
教室では最後尾の最後の席に座っている問題児Bradley。何もかも
が嫌いだし、誰も彼もが嫌いだから、みんなに嫌われてもなんと
もない。そこの転校生Jeffがやってきた。また、この学校に新し
くカウンセラーがやってきたことから、Bradleyを取り巻く状況に
変化が出てくる。

英文は易しくしかも短い。だからといって面白くないわけではな
い。易しい英文でもここまで書けるということね。
Holesを読んだ方にはわかるでしょうが、作者の子供を見る目の
確かさに驚かされます。また周囲の大人も見事に描いてますね〜。
理想化されていない現実世界の、ちょっとした感動物語。大人が
子供に対して取るある種の無責任さも巧みに取り入れてます。

登場人物
Bradley Chalkers: 
Claudia: 4 years older sister
Jeff Fishkin: from Washington, D.C.
Mrs. Ebbel: teacher
Carla Davis: counselor

難易度 ☆
お薦め度★★★★★

2002.3.12〜2002.3.13: 1回目

・Louis Sachar "Sideways Stories from Wayside School"(Avon Books 1978 P118)
ISBN:0-380-73148-7
Wayside Schoolは本来は1階建てで30の教室が一並びに建てられる
はずだった。ところが何の手違いか、各階に教室がひとつ、結果と
して30階建ての建物になってしまった。
こうした奇妙な学校での物語。

ちょっと大人には面白みがわかない作品だけど、独特のストーリーで
子供には受けそうです。ある意味で子供の心を描いているとも言えます。
初心者にはお薦めですね。

難易度 ☆
お薦め度★★

2002.1.11〜2002.1.12: 1回目

・Louis Sachar "Wayside School Gets a Little Stranger"(Avon Books 1995 P168)
ISBN:0-380-72381-6 Wayside School Gets a Little Stranger(アマゾン)
前作"Wayside School"の続編。今回も30のショートストーリー
からなっている。前作が大人にはちょっとと思われる作品だった
のに比べると、同じテーマで書きながらも今回は鋭い風刺となり
大人でも充分に読み応えのある作品に仕上がっている。


難易度 ☆
お薦め度★★★☆

2002.1.20〜2002.1.21: 1回目