幼い頃母を殺害されたFrancine。彼女自身は偶然にも部屋で 隠れていて助かったものの、その後しばらくは話すことがで きなくなった。 一方、愛情のまったくない夫婦のもとに生まれたTeddy。泣こ うがわめこうがほったらかしの状態で育つ。 この二人が出会えばどうなるか? はてさてこの作品の分野は一体どこになるのでしょう?文学 とは言い難し。殺人は起きるもののミステリーでもない。 幼児期のトラウマが大人になったときどうなるのか、という のを描くのかと期待したが、それはなかった。彼らの行動は 単に記述されているだけで、彼らがどう考えているのかは、 まったく書かれていない。文学としてはあまりに稚拙。といっ て、ミステリーではありえない。たまたま殺した?ってのは ミステリーじゃないしね。 久しぶりのひどい作品でした。しかしアマゾンの評価は高かっ たです。★4つだったかな。 登場人物 Teddy Brex: Jimmy Brex: father Keith Brex: uncle Francine Hill: Richard Hill: father Julia: step mother Harriet Oxenholme: Holly: 難易度 ★★☆ お薦め度★ 2004.05.24〜2004.05.03: 1回目