主人公はKate。出版社の編集者である。若いが有能な編集者。 そして手がけているのがDavidという新人作家の本である。 このDavid、Kateの助言のお陰でまもなくデビュー、しかも 恐らくはベストセラーになりそうでもある。おまけにこの DavidはKateの恋人でもあるのだ。 そういう状況のなかで、ある日仕事が早く終わってDavidの もとに急いだKateは、かれが仕事仲間の後輩であるLeslie とベッドを共にしているところに出くわしてしまう。 ショックを受けたKateが自宅に戻ると、そこは泥棒に荒らさ れていた。おまけに愛犬がどこかに逃亡。 一日のうちにおきた3重苦。それを見かねたのかどうか、神 が(この神は女性らしい)がGuyという精霊を遣わして、 Kateを救わせようとする。直接の担当者はJulian。 このJulianは人気のDJだが、あまりの不道徳さからか銃で 打たれて意識不明状態なのだ。その彼をKateにあてがって アドバイスさせようというのだ。 ストーリーとしては、時々見受けられるゴーストと生きてい る人間の関係。ゴーストが人間にアドバイスするという形で すね。 今回の場合は、ゴーストではあるが、まだ死んでいないとい う状況です。 テーマとしてはまずまずで、内容は驚くほどのものではない ですが、文字が大きく英文が易しいので、気軽に読むことの できるロマンスと言えるでしょう。 登場人物 Kate Darby: editor Julian Shaw: radio DJ Guy: sprit guide of Julian Albert Einstein: Gus's supervisor Leslie Winter: Katie's friend Helen Kate's boss David: writer Zack: Kate's neighbor Mallory: Kate's cousin Balam: Lou: Lucifer, Balam's boss 難易度★★ お薦め度★★★ 2011.3.06〜2011.3.17: 1回目