映画化されたのか、映画が本になったのかはわかりませんが、とにかく有名な映画(?) ですね。 時代は今から4、50年先の近未来の話。シルベスター・スタローンの死亡が出てました。 90歳を超えてたかな。 こういった話の例に漏れず、時代は荒れ放題。暴力、麻薬、ありとあらゆる悪がはびこる 時代のようです。警察は既に公共の機関ではなく、民間企業の手に委ねられています。 ここら当たりの設定にやや無理を感じるのですが、これは仕方がないことかもしれません。 で、警察は民間企業の手に委ねられた結果、当然のごとくコスト削減が優先されるのです ね。人手が足りず、警官の死亡率は非常に高いものとなっております。これに対応するひ とつの手段がサイボーグ。この民間企業の野心的な、かつ悪と結びついた人間が開発した もの。お誂え向きに一人の優秀な警官が瀕死の状態にあり、これを利用してサイボーグ化 し、ロボコップの誕生となるわけです。 ここに、科学が発展する際の倫理の問題がからんできます。あってはならないことなのです が、企業の論理、個人の野心、それらが優先されてしまい、この警官の意識は抹消されて しまいます。 98.8.19〜98.8.26 : 1回目
タイトル通り、ロボコップの第2弾。 デトロイト市が財政問題から私企業に売り渡され、警察官の給与は 大幅にダウン。それに反発して警官がストライキをし、市は犯罪が 多発し収集不能状態。 しかし考えてみれば、こういうほとんど無政府状態では、企業の存 在価値、つまり利益をあげることも難しいと思うのですけど。企業 が利益をあげるには、市民が豊かな生活をして、購買意欲がないと 無理ですね。無政府状態では企業も撤退するでしょう。 今となっては、少し時代遅れの小説か。 登場人物 Alex Murphy: Robocop Anne Lewis: officer The Old Man: OCP Schenck: roboticist Johnson: Juliette Faxx: 難易度 ★★★ お勧め度★★ 2004.11.27〜2004.11.29 : 1回目