物事の良し悪しを判断できない妖精から贈り物をもらったエラ。この妖精は 魔法の影響なんて考えないのですが、エラの誕生の祝いに、従順であれ、と いう魔法をかけてしまったのです。ま、よかれと考えたのでしょうけど、当 然ながらそれは呪いと同じ。命令されればどんなことでも従わなくてはなら ない。たとえそれが自分の首を切るという命令でも。 他人の意志を押しつけられるというのはどうも好きでないですね。物語なん だからいいのだけど、読むのがつらい。これが児童書として賞を受けたのは なんでだろうと考えてしまいます。従順というのが必ずしもいいものではな い、ということを教えているのでしょうか? 途中からシンデレラの話に似てきました(^o^; 2000.8.2〜2000.8.6: 1回目