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Diana Wynne Jones(ダイアナ・ウィン・ジョーンズ)

Diana Wynne Jones関連情報サイト

  1. The Magicians of Caprona P223 1980 アマゾンへ
  2. Howl's Moving Castle P329 1986 アマゾンへ
  3. Charmed Life P218 1998 アマゾンへ
  4. The Lives of Christopher Chant P320 2000(借Gerry) アマゾンへ
  5. The Chronicles of Chestomanci

・Diana Wynne Jones "The Magicians of Caprona"
(A Beech Tree paperback Book 1980 P223) ISBN:0-688-16613-x
Capronaには魔法の家系が2つあり、互いに反目しあっていた。
そのひとつMontana家のToninoは、ただ一人魔法の才能がなかった
のだが、彼には猫としゃべることができるという特殊な能力が
あった。
長年魔法の力で平和を保っていたCapronaだが、謎のEnchanter
により魔法の効力が年々弱まっている。そのため外敵からの
侵略は必須となっているのだが、これをどう防ぐのか?

クレストマンシーシリーズってお互いの関連性はほとんどない
ですね。魔法の面白さもさることながら、自分たちの家系の中
では実に仲が良い。にも関わらず2つの家系の反目は凄まじい
ものがあります。現実離れしているようでちょっと引いてしま
いそうです。

登場人物
Paolo: Casa Montana
Tonino: Casa Montana
Angelica: Petocchi


難易度  ★★
お薦め度★★☆

2002.4.18〜2002.4.21: 1回目

・Diana Wynne Jones "Howl's Moving Castle"
(A Greenwillow Book 1986 P329) ISBN:0-06-441034-x
Howl's Moving Castle(アマゾン)
タイトル通り、Howlという魔法使いと彼の住む城を中心とした
物語。もうひとりの主人公というべき人物がSophie。彼女は父親
が亡くなり、妹たちはそれぞれ最終的には好きな職業を見につけ
るべく家を出たのだが、Sophieは家業の帽子屋を手伝う。そんな
彼女のもとへやってきたのが、魔女。Sophieは魔女に魔法をかけ
られて老婆の姿となる。

ファンタジーらしく、ストーリーはある意味単純。ファンタジー
が好きな人には結構面白いだろうし、ストーリー展開を好む人に
は物足りないかもしれない。

登場人物
Fanny Hatter: mother-in-law
Sophie Hatter: eldest daughter
Lettie Hatter: second daughter
Martha Hatter: youngest daughter
Wizard Howl: Howell Jenkins, castle's owner
Michael: apprentice of Howl
Calcifer: fire demon
Angorian: English teacher of nephew
Ben Sullivan: missing fiance of Angorian, pupil of Pentstemmon
Annabel Fairfax: Martha's witch teacher
Pentstemmon: Howl's tutor
Witch of the Waste: 
Prince Justin: brother, of King, quarreled with King

気になる表現

難易度  ★★
お薦め度★★☆

2004.04.01〜2004.04.27: 1回目

・Diana Wynne Jones "Charmed Life"(A Greenwillow Book 1998 P218)
ISBN:0-688-15546-4

突然の事故で両親を失ったCatとGwendolen。彼らには親戚もいな
かったが、なぜかChrestomanciにひきとられることとなる。魔法
の使えるGwendolenはそれ相応に丁重に扱われることを当然だと
思っていたが、事実はまったく逆で、魔法を使うことすら禁じら
れてしまう。

この作品の構成はどうなっているのでしょう?最後の展開におけ
る効果を最大限のものにしようとしているのか、途中までいかに
もGwendolenが主人公かのように話が進んでいます。また、Catが
Gwendolenをかばうのも、Janetの態度も納得がいくものではあり
ません。子供の気持ちはそんなものか、と思えば思えないことは
ないのだけど、大人が読むとどうでしょう?もう少し話の展開を
必然的に進めていけば面白いのに残念。

登場人物
Cat Chant: younger brother
Gwendolen: witch, elder sister
Janet Chant: 
Chrestomanci: 	
Mill: wife	
Julia: daughter	
Roger: son	

難易度  ★☆
お薦め度★★

2002.1.24〜2002.1.27: 1回目

・Diana Wynne Jones "The Lives of Christopher Chant"(Collins 2000 P320)
ISBN:0006755186 (借Gerry)
夢を通じて12あると言われる異世界に自由に行き来できる
Christopher。これを知った叔父RalphはChrstopherを使って
色々な実験をする。
また、Christopherは死亡したにも関わらず翌日は元気に蘇っ
たことから、彼は9つの命があるというまれな人間であるこ
とがわかり、次期Chrestomanci候補となるが、面白みのない
生活に嫌気のさしたChristopherは次々と無謀なことをして命
を失っていく。

前回のCharmed Lifeでもそうだったが、Chrestomanciとその周
囲の人たちというのは子供を知らないのでしょうか?極めてま
れな人材だというのに、ほったらかしではありませんか!これ
は大人と子供は違う世界に生きているというDWJの世界観なん
でしょうか?

前作Charmed Lifeが豊富な素材にも関わらず構成力が少し欠け
るためか、それほど面白くなかったのに反して、これはもう
充分に楽しめる作品でした。この本でDWJを再認識。

登場人物
Christopher: 
Ralph Weatherby: uncle
Gabriel de Witt: 
Fravian: 
Dr.Simonson
Miss Rosalie: 
Tacroy: Mordecai Roberts, uncle's man
Miranda Bell: governess

難易度  ★☆
お薦め度★★★★

2002.2.23〜2002.2.27: 1回目