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Ken Follett(ケン・フォレット)

Ken Follett公式サイト

  1. Eye of the Needle P367 1978 アマゾンへ
  2. Code to Zero P452 2000 アマゾンへ

・Ken Follett "Eye of the Needle"(Avon Books 1978 P367)
ISBN:0-380-73335-8 Eye of the Needle(アマゾン)
第二次大戦も終わりに近い頃、連合軍はノルマンディー上陸
作戦を立てていた。ドイツ軍に上陸地点をわからないように
偽の情報を流し、混乱させることにある程度成功していた。
一方、ドイツきってのスパイ、コード名Needleは大戦以前に
イギリスに潜入し、様々な情報を探り出していた。彼に新た
に与えられた任務は、この上陸地点を探ること。

冷酷なスパイNeedleがうまく書かれている。が、最後にある
意味で人間味を取り戻したのはなぜでしょう?

登場人物
Henry Faber: Mr.Baker, spy, code name is Die Nadel
Percival Godliman: professor of medieval age
Fredrick Bloggs: Scotland Yard
David Rose: 
Lucy Rose:

難易度 ★★
お薦め度★★★

2002.5.12〜2002.5.16: 1回目

・Ken Follett "Code to Zero"(A Signet Book 2000 P452)
ISBN:0-451-20453-0 Code to Zero(アマゾン)
男子公衆トイレで目覚めた男。暗がりの中、手探りで
電気のスイッチを見つけ明かりをつける。鏡に映った
見なれない浮浪者は誰か?
記憶を失ったその浮浪者を尾行するCIA。しかもCIA責
任者はその男の素性すら知っているのだが。。。

う〜ん、とうなるほど面白い作品だった。なにしろ、
話の半ばまで誰が敵で誰が味方かわからない。そして
その敵ですら、なんだが正しい事をしているように思
われる。うまい構成です。
それに英文が簡単で文字が大き目とくるとページをめ
くる手がとまらなくなるかもしれません。
ひとつ難を言えば、最後の方でLukeの甘さがちょっと
気になりましたが、結末をああ言う風に持ってくるに
は仕方がないのかもしれません。
それでも充分に満足できる作品でした。

登場人物
Claude Lucas: Luke
Elspeth Twomey: Luke's ex-girlfriend
Anthony Carroll: CIA
Bern Rothsten: communist
Billie Josephson: psychologists, mapping brain
Bern Rothsten: Billie's ex-husband

難易度 ★☆
お薦め度★★★★

2002.3.24〜2002.3.27: 1回目