・Sheila Finch "Infinity's Web"(Bantam Book 1985 P230)
ISBN:0-553-25251-8
多次元宇宙をテーマにしたSF。主人公はTasha、Ann、Val、
それにStacey。各自が異様な経験をし始める。
量子論の不確定性と確率、それによくあるテーマだが、ある
瞬間からあらゆる可能性に枝分かれして行く宇宙、それを
4人の主人公を使ってうまく構成していると思う。なかなか
面白い作品でした。
登場人物
Tasha:
Ann MacIntyre:
Neil:
Janet:
Heather:
Val: teacher
Ted:
Stacey:
Big Atthur:
Kermode:
難易度 ★★☆
お薦め度★★★☆
2005.05.08〜2005.05.13: 1回目
・Sheila Finch "Triad"(Bantam Book 1986 P233)
ISBN:0-553-25792-7
宇宙船Ann Bonnyは未知の惑星を発見。乗務員には言語
担当のGia、そして芸術家Zionがいた。この時代、クロー
ンが一般化しているので、男性の必要性はほとんどない。
特に宇宙に出て行く乗務員には男性が皆無といっても
いいのだが、コンピュータはあえてZionを選択した。
さて、この惑星には一体何があるのか?なぜこの惑星
を発見したのか?
前作に比べると、エンターテインメント性に乏しい。
SFにありがちな作者の思い入れが強すぎて、どうも楽し
めませんわ。
登場人物
Gia Kennedy: youngest crew
Lil Cheng: captain
Carli Alivez: chief engineer
Shelly Matiz: shuttle pilot
Sky Selete:
Dori Tsing: commerce agent
Zion Marit: artist, man
Madel Karek:
Ann Bonny: ship
難易度 ★★★☆
お薦め度★★
2005.05.12〜2005.05.21: 1回目
・Sheila Finch "The Garden of the Shaped"(Bantam Book 1987 P217)
ISBN:0-553-26801-5
The Garden of the Shaped(アマゾン)
遺伝子操作をほどこして、理想の人類を作ろうとする
グループがあった。しかしその指導者は処刑され、残
されたものは地球外の惑星へ追放される。
追放されたものは、その惑星でも理想の人類を作ろう
と試みる。自らも遺伝子操作により不死となり、いく
つかの種族を作るのだが。。。
なんとなくギリシャ神話を思い出す物語です。新しく
生まれた種族は、やがて神の本質を知りってなことで
すね。かなり面白い作品でした。
登場人物
Sivell:
Parvey: brother of Sivell
Chetek: Rhodaru
Kela: cousin of Suvell
Sool:
Treng: Ganu
Bor: Ganu
Askar: wizard
難易度 ★★☆
お薦め度★★★★
2005.05.〜2005.06.01: 1回目