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Michael Connelly(マイクル・コナリー)

Harry Boshシリーズ

  1. The Black Echo P412 1992 アマゾンへ
  2. Black Ice P368 1993 アマゾンへ
  3. The Concrete Blonde P397 1994 アマゾンへ
  4. The Last Coyote 1995 P406 アマゾンへ
  5. Trunk Music 1998 P438 アマゾンへ
  6. Angels Flight 2000 P453 アマゾンへ
  7. The Closers 2006 P456 アマゾンへ

その他

  1. The Poet 1996 P501 アマゾンへ
  2. The Narrows 2005 P442 The Poetの続編(ハリーボッシュ登場) アマゾンへ

・Michael Connelly "The Black Echo"(St.Martin's Paperbacks 1992 P412)
ISBN:0-312-95048-9The Black Echo(アマゾン)
匿名の人物から死体を発見したという連絡を受け、Harryは
現場にでかける。そこでみたものは、薬物中毒死と見過ごされ
そうだが、実は殺人事件であった。被害者はベトナム戦争時に
Harryも知っている人物。調査を進めるうちに、過去の銀行
強盗との関係が浮かび上がってきた。

かなり複雑な構成ですね。しかも余分なものを入れて読者を
混乱させようともしているのがうまい。一匹狼的な刑事です
から、警察内部でもある程度孤立しているのでしょう。それ
をうまく使っております。

登場人物
Harry Bosch: LAPD homicide cop
Jerry Edgar: partner of Harry
Eleanor Wish: FBI
Billy Meadows: fellow Vietnam tunnel rat


難易度  ★★★
お勧め度★★★☆

2005.12.29〜2006.01.07: 1回目


・Michael Connelly "Black Ice"(St.Martin's Paperbacks 1993 P368)
ISBN:0-312-95281-3Black Ice(アマゾン)
現職刑事がモーテルで自殺。何かと問題があり、内調が入っていた
らしいので、Irvingは自殺で片をつけたかったらしい。しかし、本来
なら、まず自分に知らせが来なかったことに不信を抱いたHarryは、
勝手に捜査を始める。

なかなか複雑に入り組んだ話でした。警察署を第一に考えるIrving
はどうなんでしょうね。事件の解決よりもまずは警察の信頼を優先
ですか。もっともHarryのような部下がいれば、気の休まる暇がな
さそうですけど。

登場人物
Harry Bosch: LAPD homicide cop
Irvin Irving: Assistant Chief
Cal Moore: dead
Sylvia Moore: wife of Cal

難易度  ★★★
お勧め度★★★☆

2006.01.14〜2006.02.01: 1回目


・Michael Connelly "The Concrete Blonde"(St.Martin's Paperbacks 1994 P397)
ISBN:0-312-95500-6The Concrete Blonde(アマゾン)
ハリーボッシュシリーズ。
4年ほど前に、連続殺人事件Dollmakerを逮捕する際、犯人の
不審な動きに反応して殺してしまった。それに大して遺族が
ハリーを告発し裁判が開かれている。まさにそのとき、遺体
が発見される。手口はDoolmakerと酷似している。ハリーは、
無実の人間を射殺したのか?それとも今回の殺人はコピー
キャットによるものなのか?

相変わらずハリーは単独行動が多いです。それと思い込みも。
犯人と目星をつけたものが次々と変わるのはなぜでしょうか?

でもまあ、かなり面白い作品です。

登場人物
Harry Bosch: LAPD homicide cop
Irvin Irving: Assistant Chief

難易度  ★★★
お勧め度★★★☆

2006.02.09〜2006.02.19: 1回目


・Michael Connelly "The Last Coyote"(St.Martin's Paperbacks 1995 P408) ISBN:0-312-95845-5The Last Coyote(アマゾン)
Harry Boschなる殺人課刑事が主人公。このボッシュ、どうやら上役ともめて
停職処分中。さらに、精神不安定と目されてか、カウンセリングを受けなく
てはならないらしい。それも彼の気に入らないところだ。一日何も為すこと
もないと碌なことがないのだが、ふと、過去の殺人事件を思い出す。そう、
それこそが彼のミッションのはず。その殺人事件とは35年前に殺された母親
のこと。誰がなぜ殺したのか?また、なぜその事件はきちんと調査されなかった
のか?

タイトルのラストコヨーテがこのボッシュの心情、状況を象徴しており、
やるせない思いを抱くかもしれません。でも最後の最後はいいラスト
シーンになりました(^o^;

99.5.27〜99.6.7: 1回目 06.2.21〜06.3.4: 2回目


・Michael Connelly "The Poet"(Warner Books 1996 P501)
ISBN:0-446-60261-2The Poet(アマゾン)
レポーターのJackには双子の兄弟がいる。刑事であるその兄弟が
自殺をしたという知らせを受ける。なぜ自殺をしたのか?未解決
の事件に悩んでいたことは知っていたものの、割り切れない思い
のJackは、自殺した理由を知ろうと調査を始める。

刑事たちの自殺はかなり多いらしく、その原因などもかなり研究
されているらしい。そこに焦点を当てたとも言える作品。あるい
は、それを逆手に取った作品とも言えるかな。もっともらしい自
殺が実は殺人であったということ。またその殺人が複雑な構成に
なっていて、最後まで息を抜けない。

登場人物
Jack McEvoy: reporter
Rachel Walling: FBI
William Gladden: 

気になる表現

難易度  ★★★
お勧め度★★★☆

2004.10.22〜2004.11.01: 1回目