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James Lee Burke(ジェイムズ・リー・バーク)

<代表作>

  1. Cadillac Jukebox P458 1996(頂東野さん) アマゾンへ
  2. Cimarron Rose(シマロン・ローズ) P394 1997 アマゾンへ


・James Lee Burke "Cadillac Jukebox"(Hyperion 1996 P458)
ISDN: 0-7868-8918-7Cadillac Jukebox(アマゾン)
市民運動家殺害のかどでAaronが逮捕される。かなり昔の話なの
だがなぜ今ごろになって?実は時期知事選に出るBufordが書いた
本がきっかけになったようだ。誰もが厄介な男Aaronが死刑にな
ろうがどうなろうが気にしないのだが、一人DaveだけがBuford
に悪の臭いを嗅ぎ取る。

Burkeの本を読むのは2冊目だが、確か以前も似たような感じを
受けたように思う。ミステリーというのは殺人事件があり、刑事
なり探偵が事件を調査し解決していくのが普通なのだが、これは
違う。殺人は何度も起きるのだが、調査はというと、手順に従っ
て調べるとか、執拗に追跡するとはしない。怪しいとみた人物、
この作品ではBufordだが、彼の家に何度も行くだけ。うるさく
思ったBufordが嫌がらせをしてくる、誰かが情報をもたらす、と
いう風に話は進んでいく。

謎解きという点では不満が出てくるが、人間関係を扱った作品と
しては結構面白いとは言えよう。読後はなぜか満足。

登場人物
Dave Robicheaux: 
Bootsie: wife of Dave
Alafair: adapted daughter
Batist: black man working for Dave
Aaron Crown: 
Sabelle Crown: 
Buford LaRose: 
Karyn LaRose: 
Jerry Joe Plumb: Mingo's boss
Dock Green: 
Mookie Zerrang: 

難易度  ★★★★
お勧め度★★☆

2003.11.03〜2003.11.12 : 1回目


・James Lee Burke "Cimarron Rose"(Hyperion 1997 P394) アマゾンへ
元テキサスレンジャーで今は弁護士のBilly Bob Hollandが主人公。黒人(?)
Lucas Smothersのレイプ殺人の弁護を引き受けます。実はこのルーカス、
ボブの私生児という噂もちらほら(^^;
さて、本のタイトルにもなっているCimarron Rose、これは読み進んでいく
うちに明らかにはなってきますが、それと、あるいは彼の曾祖父との関係
がよくわかりません。ふ〜む、謎です。ま、それにしてもアメリカらしい
というのでしょうか、独特の雰囲気を持った作品ではありますね。特に、
風景描写とか人物の服装の描写などはよかったです。さらに、匂いについ
ても結構書いてますね。この本の特徴でしょうか。

98.12.19〜99.1.8 : 1回目