<代表作>
ニュースレポーター、Avery Danielsが乗りあわせた飛行機事故にあう。 必死に脱出する際、近くにいた子供Mandyを助けたために、その母親 Caroleと間違えられる。この事故での生存者は極めて少なく、死亡し た人の身元確認は難しかった。Mandyを助けたためにその確認がおざな りになったAveryはCaroleとして病院で治療を受ける。体も口も動かす ことのできない状況ではAveryが間違いを訴えるすべはない。 Caroleの夫Tate Rutledgeは、上院議員に打って出るところ。そのTate にはどうやら敵、しかもCaroleと手を組んだ敵がいるらしく、Averyの いる病院に見舞いにきた客が彼女に密かに告げる。Tate殺害の計画は そのまま続けると。 ロマンスですね〜。CaroleすなわちAveryの態度というか状況判断という か、ちょっと無理があるような気がしますが、どうでしょう? 最後はちょっとびっくり。 難易度 ★★ お薦め度★★★★ 2001.1.15〜2001.2.2: 1回目
自分の書いた小説の序のみ編集者Marisに送ったParker。 エージェントを通さずに直接送りつけた作品は、彼女に 読まれるまでに半年も過ぎていたのは当然といえよう。 時間が少しとれた彼女がその作品を読んだとき、原石を 見つけたと感じ、作者と連絡をとろうとしたが、住所も 電話番号もなく、名前はイニシャルだけだった。 そんな作家がいるだろうか?彼の本当の意図はなんなの か?小説を世に出したいのか? 一方で、Marisの出版社を買収する企みが密かに進行して いた。 最初の何章かは、登場人物のキャラクターに無理があると 感じましたが、それにはそれの理由があったのですね。無 理があると感じている間はちょっとね、と思ってましたが、 中頃から最後にかけてはさすがにうまい。惹きこまれてい きます。 登場人物 Maris Matherly-Reed: editor Noah Reed: husband Nadia Schuller: critic Parker Evans: writer Mike Strother: Todd Grayson: Roark: 難易度 ★★★ お薦め度★★★★ 2002.9.21〜2002.9.27: 1回目・Sandra Brown "Chill Factor"(Large Print Pr 2005 P497)
かなり面白い作品でした。 人物描写もしっかりしてましたね。 犯人と思われていた人物がなぜ不審な行動をとっているのか、 という謎はありましたが、地元警察などが信用できないという のはありそうな話です。 難易度 ★★★ お薦め度★★★★ 2008.1.4〜2008.1.13: 1回目