テレビ選考編
項目 内容 最近テレビを検討した概要を書き連ねてみました。 価格面 エコポイント テレビを対象としたエコポイント制度が2010年12月まで延期になったことはご存知のとおり。ただし、ご存じの方も多いとは思いますがこの3月31日を境に、エコポイント対象となる製品が変わるそうです。僕は知りませんでした。すなわち、今売っているテレビのうち結構な機種がエコポイント対象から外れてしまう事になります。もちろん各社とも、新しいエコポイント対象製品を投入してくるのでしょうから心配は要らないのでしょうが、省エネ効率(?)のより高いものがエコポイント対象になるらしいです。
私は、来年度対象製品が厳しくなる点に不安を感じました。
モデルチェンジ 自動車もそうですが、もちろんTVもモデルチェンジがあります。当然このサイクルに応じて価格も変動しますし、価格がこなれたころには在庫切れというパターンもあります。
一応今回ターゲットに決めた機種についても、モデルチェンジサイクルや販売状況、在庫状況などをウォッチしていたので、とあるタイミングで決断したのですが、モデルチェンジ前はやはり価格は下がる傾向にあるようです。もちろん在庫次第ですが。結果的に最近ポチッとしたサブ機はその2週間後にはメーカー在庫切れとなり、今や価格が急上昇中らしいです。株価みたいですね。
価格変動 モデルチェンジサイクルだけでなく、家電製品は1年の中で安い時期が何度かあります。必要に迫られた場合は仕方ありませんが、時間に余裕がある場合はこの安い時期を狙った方がお買い得感があるみたいです。新装開店セール、なんてのも狙い目なんでしょうね。
今回は年度末の決算時期でしたので、一応1年の中では比較的お買い得感のある時期でした。その前のメイン機は年末商戦ね。
機能・性能面 大きさ 機能面はいろいろありますが、まずは大きさでしょうね。よく言われることですが、お店で見ると小さく見えますが、家に入れると数割増しの大きさに感じます。うちも昨年末のメイン機が納品されたときは冷や汗が出ました。大体カタログに寸法が記載されていますので、大きな紙などを使って大きさをかたどってみるとイメージが沸くと思います。
地デジ放送では番組表やデータ放送を利用する機会が多くなると思いますが、我が家で数年前導入した小型機では、データ放送画面がちっちゃくて見る気になれませんでした。このデータ放送はスポーツ番組で個人的に大活躍する機能なので、スペースが許せば一回り大き目のサイズにしておくとデータ放送を満喫できる気がします。駅伝の区間タイムとかフィギュアスケートの演技構成などがリアルタイムで見られるのは結構感激します。
と言うわけで、うちも最近の2台は気持ち大きめの機種を選定しています。
重量 置き場所にも寄りますが、壁掛けの場合などは重量を気にする場合もあるかもしれませんね。薄型テレビはブラウン管とは比較にならないくらい軽いですが、設置する壁の補強状況なども含めて壁掛けにする場合は一応気にした方がよいかも知れませんね。
最近購入したサブ機は壁掛けを視野に入れていたため、あまり重過ぎないように、という配慮はしました。
録画機能 最近のトレンドなのか、HDDレコーダー内蔵TVというのがかなり目立ちますね。HDDレコーダーを別に買うべきか、内蔵型で良いのか迷うところですが、おおむね内蔵型の方が録画の機能そのものはシンプルになっているようです。例えば編集機能が無いとか。従って、録画機能にそれなりの期待をする場合は、内蔵型で出来ることを吟味した方が良いと思います。内蔵型の場合は、操作が非常にシンプルな点がメリットかと思いますが、壊れた時どうするのかなぁ、というのが気になります。
年末購入のメイン機はすでにレコーダーを持っていたので内蔵不要でしたし、今回のサブ機は予算が厳しい事や故障リスクなどを踏まえてシンプルなものを選択しました。とは言え、今回のサブ機は実は外付けHDDを付ければ2番組同時録画可能な機能付というものを選択していますので、必要に応じて録画もできる体制にはなってます。
ドライブ その一方でドライブ内蔵というTVはほとんど見かけません。調べた感じ、S社、T社あたりから出ていますが、いずれもブルーレイドライブ内蔵のため、その分お高い感じです。DVDやブルーレイディスクも読めるし録画もできるので、機能としてはかなり多彩と言えると思います。ただしこちらも同様に故障時はどうするのかが心配。
今回は先述の通りドライブ内蔵TVを候補にしていました。メイン機で録画した番組やDVDソースをサブ機で見られるといいなぁ、という思いでしたが、価格面で折り合わず断念。以前見かけた海外製(?)の安いマシンも今は入手できないようでした。
家電製品とのリンク 各社ともこの辺の機能にはなんちゃらリンクと銘打って力を入れていますね。TVとHDDレコーダーやビデオカメラ、音楽プレーヤーなど、同じメーカー同士で揃えておくとこんなに便利、と各メーカーともアピールしていますので、既に持っている家電製品とどう連携するか、使い方次第でしょうね。
メイン機は一応HDDレコーダーやアンプ類をリンク出来るよう統一してみましたが、確かに便利は便利です。今回のサブ機も同じメーカーで、とも考えましたが、別の部屋で単体で使うのでリンクも何も関係ないので、特にメーカーにはこだわりませんでした。
映像 なんと言ってもTVですからここが一番重要だと思いますが、今時のTVはどれもきれいですよね。こればっかりは実物を見て気に入れば良いのではないでしょうか。家電屋さんは明るくて、厳密には家の室内と環境が違うので、あくまでも参考なのでしょうが、お店でチャンネルやソースを切り替えてもらって確認できると納得できると思います。あとはテレビの画質設定にも依存しますので、設定をいじらせてもらうか、どういうモードに設定されているのか、などが確認できると理解が深まる気がします。
僕も実機を選ぶ際はモード設定とかは結構試します。年末のメイン機も今回のサブ機も、選定の上で最重要視したのが画質で、実物を見て気に入ったために選定したマシンでした。
音声 TVの重要な機能でもある音も結構気になるところだと思います。どうやら最近の薄型TVはその薄型化の影響でスペースが無くて、音に関しては貧弱になっている傾向があるようです。これもやっぱり実際に聞いてみるしかないでしょうね。家電屋さんは結構騒がしいので、なかなか冷静に判断出来ませんが、周囲のテレビの音声を下げて対象機種の音を聞いてみると良いかもしれません。
最近購入した2台のテレビも、やはり家電屋さんで音を聞いてみました。ま、お世辞にもすばらしい音とは言えないかもしれないけど、必要にして十分という印象でした。一応音の評判が良いというメーカーの音も比べてみましたが、劇的には違いを感じ取れませんでした。実際自宅に設置してからも、普通にニュースやドラマ、スポーツを見る分には不満は無いかなぁというレベルでした。ただ、画面が美しいだけに、音の貧弱さが気になると言えば気になるのは確かです。映画や音楽ソースを視聴する時には外部アンプとスピーカーがあるとベストだと思います。
方式 市販されているテレビの主流は液晶かプラズマかと言ったところでしょうか。特に液晶に関しては倍速だとか超解像だとかLEDバックライトとか、細かな工夫がかなりなされているようですね。これも結局は画質に通じるところなので、映像を見て気に入ればどちらでも良いんじゃないでしょうか。消費電力も方式が違うだけに数値だけを比較しても意味が無いように言われているみたいですが、どうなんでしょうね。実際に家でテレビを見る時間と消費電力からひと月の電気代を計算してみると良いのではないでしょうか。
僕個人の感覚ですが、画質や速い動きにはプラズマ、消費電力や軽さは液晶、表面が硬いので触っても大丈夫なのがプラズマ、って感じでしょうか。プラズマはそれなりの大きさ以上でないと存在しませんね。あとはゲーマーにはプラズマなんじゃないでしょうか。
僕は個人的にプラズマに思い入れがあるので、メイン機はプラズマでサブ機は液晶。
まとめ まとめ 結局は買い時はいつかという話なんでしょうけど、買いたい時、必要な時が買い時だということだと思います。その上でこの3月中は買い時の一つのタイミングだと僕個人は思います。気に入っている機種がまだ売ってるなら今月中はたぶんチャンス。4月からはエコポイントの意味合いが変わります。1年待てばもっと良い製品が安く、という思いも分かりますが、1年後もまた同じ悩みを抱えて、永遠に買えないかもしれません。逆に欲しい時にさっさと手に入れて減価償却した方がコストパフォーマンスは良いかもしれません。昨今巷に溢れる情報に惑わされず、今必要な物かどうかを考えるのが最重要という気がします。
私の場合、年末のメイン機については、使っていたブラウン管TVの画面が時折真っ暗になる不具合を抱えていたことが主たる買い換えの理由。今回のサブ機については、寝室にもテレビを新設する必要性が生じてきたというのが主たる理由。これにエコポイント効果が加わって一挙に購入となったわけでした。