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日付内容
2003/11/12(水)  頑張って、しばらくの間普通の人らしい生活をアピールしてみたんですが、もう限界です(笑)。

 最終戦が終わって早2ヶ月。さすがにそろそろランサーに乗りたいなと思う今日この頃。やっぱりね、これだけ間あけちゃうと、走りたくてうずうずしちゃいます。っていうか、まともに走れない気がしますね。
 という訳で、ぼちぼち走ることにしました。たまには車も動かさないとまずいしね。
 まだ来シーズンまでには結構な時間がありますが、ジムカーナを主体に考えた場合、結果を残すためにはシーズンオフの振る舞いってのが結構重要になる気がしますね。なにしろ、最近はタイトなシリーズ日程が多く(そう思いません?)、シーズンが始まってしまうと、スケジュールに振り回されて練習する余裕もありませんからね。このオフの間にどれだけ地力をつけられるかってのが結構効いてくると思います。
 まだ来年の具体的な体制やビジョンはありませんが、それを判断するためにも、まずはとある練習会に参加します。もう、慢性的となっている多忙な業務のため、平日休む=休日出勤、なんですが、そこまでしても参加する価値のある練習会ってのはあるものです。何か一つでも得られるといいのですが・・・。
2003/11/18(火)  そんなこんなで、シーズンオフ最初の練習会に参加してきました。

 なんていうか、もうね、言葉じゃ表せないよ、ほんと。とにかくだまされたと思って参加すべし。驚愕の事実を目の当たりにすることになるから。いや、ほんと、散々自分の車に乗ってきたくせに、自分の車はこんな風に動くものなんだ、と、初めて経験する挙動に驚きを隠せない1日となりました。

 それを身をもって体験したのは、練習会が始まって1時間も経過しないうちでしょうか。走りを見ていただいて、「うーん、ま、そんな感じじゃないの」と、それほど悪いターンをしている訳ではないという評価(?)を頂いた後、「もうちょっと違うターンもあるんだよね、ちょっと運転させてみて」と交代してもらってからが、もう異次元。助手席でにやけずに居られない貴重な数分間を経験することになるわけです。いつもと違った距離感とタイミングで車が振り出され、ふっとGが抜けたかのような感触の後、助手席のすぐ脇に一定距離でパイロンが見えたまま速い旋回速度で回り出し、凄まじい速度で脱出していく私のエボ6・・・。それからと言うもの、頭に焼きついたイメージを追ってひたすらターンの練習に1日を費やし、午後のタイムアタックも、とにかく異次元のターンを体で表現すべく、いつもの自分とは異なる狙いでターンを敢行。そのせいもあって、ターンはぎくしゃくし、魔術師のレギュラータイヤでのタイムにも及ばないお粗末な走りでしたが、非常に貴重な練習会となったのは言うまでもありません。

 昔だったら「そんなの出来ないよぉ」って諦めていたんですが、今回はなぜかそれをまねして必死で練習している自分が居ることに気づきました。確かに簡単ではないけど、なんとなく理屈は分かるし、Gのかかり方や景色の流れ方も鮮明に覚えている。何十回も繰り返すうちに、なんとなく似たような動きになることもある。もしかしたら自分にも出来るんじゃないか、なーんて思えるようになったってことは、昔と比べれば進歩してるのかなぁ、なんて考えちゃいました。

 しかし、体に染み付いた自分なりのターンの操作やタイミングを変えるのはなかなか難しいものですね。少しタイミングを遅らせたり、パイロンとの距離感を変えたりすることもかなり意識しないと出来ないし、それを意識することで全体のリズムが崩れてしまい、まともにターンできなかったりする。単純なターンならまだしも、一連のコースに盛り込まれたターンでそれを実現しようと思ったら、もう、リズムもへったくれも何も無いって感じ(笑)。まして、ターン前に規制などあった日には・・・・。ターンに入る前から意識してしまって、ターンの弧は大きくなるだけでなく、それこそターンそのものができないシーンを何度も繰り返して、傍から見たら散々な走りだったに違いありません(涙)。
 ま、でも、今回の目的はステップアップのための技術を一つでも獲得すること。そう、練習会のテーマであったターンで、一つでも違った引き出しを得ることが目的だったわけです。
 残念ながら、1日足らずで神業のようなターンを習得することなど、予想通り出来ませんでした。しかし、ターンでタイムを詰められる現実を目の当たりにし体で感じ、1日それを実現しようと試みた練習は、非常に貴重なものとなりました。

 ですが、このままじゃ、折角何か掴みかけてきたターンの技術を自分のものに出来ずに終わってしまう気がしてなりません。「頭と体に焼き付いているターンの動きが鮮明なうちにもっと走って、体に覚えこませたいっ!!」ってことで、今週末もターンの練習に明け暮れる決心をしました。
 どう考えても、普通の人の生活じゃないよな(爆)。

 ちなみに、2ヶ月ぶりのジムカーナでこれでもかってくらいサイド引いたせいか、今日は全身が筋肉痛です(笑)。
2003/11/26(水)  いろいろ考えることもあるんですが、シーズンオフには少しステップアップへの技術獲得を試みようと思っています。前述した練習会への参加は、それを念頭においていたわけです。
 正直な話、私、人に言えるようなテクニックを持っていないんです。恐らく誰でもやってる、初心者でも必ずやるであろう普通のテクニックをひたすら磨こうと努力して来たに過ぎません。そういう意味じゃ、とてもじゃないですが、地区戦ドライバーだと胸を張って言えるようなものは何も無いのかもしれません。裏を返せば、僕の走りは誰にでもできるってこと。

 ま、それはそれで自分なりに考えるところがあったからで、まずは何より基本的な運転レベルを上げたいと思っていたからです。きちんとブレーキングをして、きちんとステア操作をして、きちんとシフトダウンする。これすらまともに出来ないのに、それ以上のテクニックに目を向けることに違和感を感じていたわけです。
 特に今年は、長いブランクを終えて、自分が思った以上にその基本的な運転すら出来ないことを痛感していました。だからなおさらです。
 ですが、そろそろ今まで試さなかったような技術獲得を試みる時期かな、と思い始めています。決して基本的な運転が満足なレベルにきたわけではありませんが、終盤のリザルトを見る限り、このままでは大きな壁を越えられない気がするからです。

 一つでも二つでも、今年までとは違った引き出しを用意して来年度にのぞみたいですね。
2003/11/27(木)  実はこれまでセッティングもほとんど変更したことがありませんでした。浅間台でも関越でも、もてぎでも伊那でも相模湖でも、常に同じセッティング。理由は簡単、セッティングを変えると運ちゃんが対応できなくなっちゃうから(笑)。ま、実はそれだけじゃなくて、今年は自分の運転そのものが不安定で、その不安定な運転に車を合わせても何がいいんだか分からなくなりそうだったものでね。セッティングの出ている車に運転を合わせる方法をとってきたわけです。
 でも、いろいろな人の話を聞くうちに、そろそろ自分なりに試すべきかな、と思うようになってきました。ただ、自分レベルで何かを変えたときに、良し悪しが分かるかというと、非常に疑問ではあります。たぶん、変わった、ってことは分かると思います。でも、それが良い方向に向かっているのか悪い方向に向かっているのかは、わかんないんじゃないかなぁ。ストリート時代にセッティングをめちゃくちゃにした経験がトラウマになってるんですけどね。
 しかし、来年はもうちょっとまともに戦いたい。と考えると、少しづつ新しい取り組みをしていく必要がありますよね。
2003/12/3(水)  とは言ったものの、結果ばかりを追い求めているかというと、意外とそんなでもないんです。
 このサイトでは、分かりやすいように、誰にでも分かる具体的な順位などを目標として掲げるようにしていますが、それは運転技術や競技に対する姿勢を追求した後に、うまく行けば自ずと付いてくるもの、という程度の認識でしかなかったりします。
 それよりも、人が認めてくれる走り方をしたいですね。求めているのは人を魅了できるようなテクニック。0.1秒を削る道具と0.1秒を削る技術だったら、絶対後者が欲しいよね。
2003/12/5(金)  というわけで、最近やけに走り込んでいます。二週間足らずの間に4回も走ったことになりますが、シーズン中でもそうそう有り得ない頻度だったりして。
 異次元の世界を体で感じてからというもの、居ても立ってもいられなくなり、その練習会場から急きょ次の練習会の予約を入れてしまうほど、走りたいという衝動にかられていました。そのおかげか、少し今までとは違う攻め方を実感できた気がします。これを自分の引き出しとして使えるには至ってないし、今のレベルではむしろタイムを落とす可能性も否めませんが、少なくとも先日某会長とサシで語った時に、方向性は間違っていないことを実感しましたので、来シーズンまでには形にしたいなぁ、と考えています。

 ちなみに、最近の走りこみは、決して勝手に神奈フェスのためではありません(爆)。
 っていうか、EXクラスの面子凄過ぎません?
2003/12/9(火)  勝手に神奈フェス@千葉フェスですが、何を間違えたか、EXクラスで勝っちゃいました。
 ま、路面温度も極端に低く、四駆が圧倒的に有利という状況の中、名立たる全日本トップドラらはレンタルマシンでの参加もしくは二輪駆動での参加ということで、マイマシンにG/2Sまで投入した圧倒的に有利な状況のおかげなんですけどね。
 しかし、凄い方々を従えての表彰台だけに、表彰式の写真を見ただけだと凄いことになってます(笑)。

 出走の時間帯から考えて第一ヒート勝負となることは間違いない状況で、第一ヒートパイロンタッチに沈んだ宮嶋さんや、どう見てもその車は不利なんでないのという茅野さん、どうも高温用のタイヤしかないらしい鷹巣さんらが最後まで勝負を諦めずに気合を入れてくる戦いぶりには感動すら覚えるほどでした。それにつられるように僕もG/2Sを投入したってわけなんですがね。
 でも、みんな凄かったよぉ、ほんと。宮嶋さんや鷹巣さんはもちろんのこと、森田さんなんか特別ジムカーナ用ではないらしいFDでおんなじようなタイム出してくるし、茅野さんも大熊さんのDC2ですんごいタイムたたき出してきた。やっぱ全日本のトップドラって凄いです。
 相変わらずのんびりした運営で走行終了は16:30頃、表彰式が終了したのは18:00過ぎでしたが、住吉さんのコース設定&アナウンス、そして各種団体の勝手な盛り上がりで楽しいイベントでした。
 こういうお祭りイベント、たまにはいいですね。
2004/1/5(月)  新年おめでとうございます。
 連休初日こそ浅間台へ突如として走りに行ったものの、毎年のことながらその晩を皮切りに、肝臓強化(劣化?)週間となった年末年始でした。
 しかし年なんでしょうかねぇ。年々酒が弱くなっていく気がして、この連休中もほとんど昼間は動けない日々が続き、体調の悪さは酒のせいなのか風邪のせいなのか、全く判断がつかないほど絶不調のまま仕事始めとなりました。
 このだれきった体に鞭打って走り始めるのがいつになるのかは全く未定ですが、今更ながらにプレステ2なんぞを正月のセールで衝動買いしてしまったこともあり、しばらくは倹約しないと今シーズンを無事過ごせそうにありませんので、焦らずゆっくりとスロースタートを切ろうと思っています。

 というわけで、しばらく頭がジムカーナモードに切り替わりそうもありませんが、今年もよろしくお願いいたします。
2004/1/13(火)  とあるプライベートクラブが2003年で活動を休止することを耳にし、その最後の主催イベントととなる筑波三走vol.3に年末参加してきました。世間はクリスマス一色というこの時期にかんとくをほおって置いて筑波サーキットジムカーナ場に一人繰り出すのもどうかと思う今日この頃ですが、何せそのクラブには昨年から個人的に多大なる影響を受けたとともに、大変お世話になり、そして今年の神奈川県シリーズにとっても大きな影響を与えてくれた訳で、せめてそのイベントに参加することでお礼をしたい、という思いがあったということで、かんとくもきっと理解してくれていることと、切に願うばかりです(笑)。
 そのクラブJenniferの面々と知り合ったのは1年半程前でした。これまでいわゆる公認と呼ばれるジムカーナしか知らなかった私とは対極的な位置からジムカーナを見てジムカーナの活性化に努力する彼らの考えや行動に関心を持ち、彼らが主催する練習会に参加するようになった訳です。ここでずいぶんと考えさせられたものでした。少人数ながら参加者の視点で運営される彼らの練習会やイベントは、参考になることも多く、また、参加している車こそ、いわゆる公認ジムカーナとはずいぶんと印象が違うものの、参加者の楽しそうな目、そして驚くほどレベルの高い運転技術を持った参加者たちに、はっきり言って驚きを隠せませんでした。いや、これが、ほんと、半端じゃ無いんですって。
 ご存知のように一昨年から神奈川県シリーズを盛り上げようと活動を開始した訳ですが、実はjenniferとの出会いってのが、それを推進する原動力の一つになっており、戦略を立てる上で無くてはならない存在だったのです。活動開始時には、平日、ファミレスで2時過ぎまで議論したこともありました。我々とは対極の位置から公認ジムカーナというものを見ている彼らの目。内側から公認ジムカーナを見ているだけでは偏りがちになってしまうところに無くてはならない存在だった訳ですね。
 そんな彼らが活動を休止するとあっちゃぁ、行かない訳にいかないでしょ?

 このイベント、参加全車両に対して車重やパワー、駆動方式、タイヤ、ミッション、の仕様に応じたハンディキャップを算出し、全車両1クラスのハンディキャップ戦の形式を取っています。また、参加者の技術レベルに応じた特別ハンディってのも加算されたりするのですが、私は、エボ6のN車両にレギュラータイヤを持ち込んだため、車両に関するハンディキャップは+1.4秒程。これに、特別ハンディなんてものを2.5秒程頂きまして、+3.9秒という、参加者中最大のハンディを背負っての参加となりました(涙)。
 その結果、グロスのタイムでは残念ながら2番手、ハンディキャップ付のネットタイムでは40台中20番手と、先日の千葉フェスの結果くらいで浮かれんなよ、と釘を刺されたような結果に、謙虚に精進せねばという思いを強くして1日を終了したのでした。

 それにしても、今回は参加できて良かったです。このjenniferの練習会や神奈川戦などを通して知り合えた多くの方に声を掛けていただいて、いろいろ話ができたことが、なによりでした。こういう仲間が増えることが一番うれしいですね。こんな環境を与えてくれたjenniferの皆さんに感謝しつつ、またいつの日か、ジムカーナ場でお会いできることを楽しみに待つことにします。
 ありがとう。
2004/1/14(水)  しかし、ハンディキャップ制、というのは結構面白いですね。実は先日の勝手に神奈フェスでのハンディキャップ採用も、このjenniferのアイデアを参考にさせてもらったものなのですが、どんな車両でも勝負に係わることができ、誰もが同じような競争心を抱くことができることによる効果は大きい気がします。レギュレーションに沿った道具を用意してハンディをつけないことがむしろイコールだと言えば確かにそうだと思いますし、公認ジムカーナでは認められない考え方なのかもしれませんが、戦える新車すらほとんど無い現状において、初心者にジムカーナを気軽に楽しんでもらうためには、結構鍵になるやりかたという気がします。
 だって、ジムカーナ的に車を動かすこと自体も楽しいですが、やっぱり勝負するから楽しいってのは事実ですよね?でも、勝負の楽しさを知るために車を買い換えるなんてそう簡単にできるもんじゃない。であれば、今持っている車でジムカーナ的運転と勝負の楽しさを気軽に味わえるハンディ戦って、特に入門者には好適な手法とも言えますよね。
2004/1/26(月)  年末の連休初日は、何人かからお誘いがあったことに加え、余計なことを考えずにのんびり走りたい、という思いから、急遽前夜の22:00ごろになってから翌日走ることを決意し、それから実家まで車を取りに行って、極寒の浅間台へ向かうことになりました。
 特に課題を持つこともなく、タイムを狙うでもなく、ただ、純粋にまったりと時間をすごしたかっただけでしたので、NEOVAのみを持ち込んでの走行。朝方は雪が積もるほどの寒さに加え、終日風が吹き続ける最悪のコンディションでしたが、とある一角だけは風も無く、ピクニック気分が味わえ、お昼休みから14:00ごろまでは皆さんが何本も走行しているのを横目にひたすら駄弁り続けることができ(笑)、大満足の一日となりました。
 そんな中、オフに入ってからいろいろ試しているターンについて、同い年とは思えないセンスの見るもおぞましいヘッドカバー(爆)を装着してきた○ぞ〜さんから、頂いたコメントはかなり嬉しかったです。この所、少しテーマを持ってターン練習をしていただけに、昨年1年間一緒に地区戦を追ってきた身近な仲間からこういうコメントが頂けたことはちょっぴり自信になります。これがタイムに結びついているかはシーズンが始まらないと分かりませんが、少なくとも見た目は変わってきているということであれば、このオフの試みは無駄じゃなかったかな、とも思えます。
 そして、我が家からは歩けるほどの距離に住み、干支も血液型も星座も一緒という某ダメ会長との車の乗りっこで、一つ分かったことがありました。僕なりに心の奥底で課題だと知っていたことなのですが、助手席でこれを見せ付けられたことで、いつの間にか避けて通っていたことに気づかされました。はっきり言って今の僕の弱点とも言えるポイントなので、内容についてはお教えできませんが、この課題をクリアできるか、いやクリアしない限り地区戦のトップレベルで走ることはできないんだろうなぁ、となんとなく本当の課題が明確になった気がする貴重な体験となったわけです。
 と、まぁ、リラックスして参加した練習会でしたが、43年会のお二人から得たものは大きく、また、まったりとすごすことができた1日は、ジムカーナって楽しいなぁと思える、2003年を締めくくるに最高の練習会となりました。
2004/1/27(火)  少し話は変わりますが、今年は新しいレパートリーを増やそうと画策しています。我が家を訪れるみなさんもそろそろいつものネタに飽きた頃でしょうからね。
 正月を過ぎてから思い立ち、それ関連の素材を集めに横浜まで足を伸ばしてきたのはしばらく前のこと。こんな素材ごときに練習会1回分くらいの費用をつぎ込むことに多少の疑問を感じながらも、コレクターの血が騒ぎ出し(?)、あれやこれやと買い込んできました。
 最近風邪をひいてしまったこともあって、仕事がない日は1日中家の中にこもりっきりなので、これ幸いと、ようやく用意した素材を活躍させることになりました。
 ケンフェリア?ガランガーって?どれよ?と、聞きなれない単語と実際の素材との対応が全く分からない自分にいらだちながら、「適度に炒めて」って・・・・、「水を少量入れ」って・・・・、どんくらいやねん(怒)、と妙にいい加減なマニュアル本を片手に試行錯誤しながら完成した一次試作が右の写真(笑)。マニュアル本に従い訳の分からん素材を入れながら、自分で味見をするのをためらう程の色へと変わる作品に、かなりビビリ気味でしたが、とりあえず完成しました。
 本場ものの本物の味、ってのを実は知らないのですが(爆)、U.S.生活時代に頻繁にお世話になったこの手のお店の味が忘れられず、トライしてみたわけですが・・・。今回の試作にて、今年のテーマは決定しました。次に我が家に訪れる方々には有無を言わさず味わってもらうことにしますので、ご覚悟を。風邪が吹っ飛ぶほどの刺激を味わえます(笑)。
 しかし、条件出しをしようにも、どの調味料がどのように効いてるのかが全く判別できず、はたまた水の量や炒め具合もマニュアルどおりいい加減にやってみたので、再現性は極めて悪いと思われます(笑)。
 さて、その二次試作、どうなることやら・・・。
2004/1/29(木)  そーいえば、素材を求めて横浜へ行った時、ついでに中華街へ寄って飯を食ってきました。
 しばらく歩き回った挙句、割とお気に入りで、最近何度か利用しているお店へ結局入ることに。このお店、店内を見渡すと、近所のお店の料理人達が普通に客に混じって食事に来ていることもめずらしくありません。どうやら、ラー油が有名なお店らしくて、ここで作ったラー油を近辺の中華料理屋でも使っているらしい。
 そんな訳で、ここのお勧め料理は麻婆豆腐や坦々麺。カップルに便利なミニコースもありますが、これにはその麻婆豆腐が入らないので、単品で頼むことになります。ま、写真を見てもらえれば分かるとおり、見るからに辛そう・・・。冬でも確実に汗をかけます(笑)。最初は辛いだけって気がするんですが、えらく効いた山椒の香りやらなにやらで、なぜか病み付きになります。
 1昨年かな、その頃のコースには四川風激辛コースみたいなのがあったもので、全く辛いものが食べられない悪友のために、この店を選定し、仲間内の忘年会を開催したこともありました。ビールや紹興酒が飲み放題のプランもあって、かなりお得でお勧めです。さすがに、飲み物だけでは元は取れませんでしたが(笑)
 って、この記事を書いている間に食べたくなってきた。
2004/2/4(水)  早速ですが、先日の試作品をお披露目する機会がありました。なにやら43年会の某ダメ会長が「俺の誕生日を祝えぇぇぇぇ!!!」と脅すものですから、ご近所の神奈川ドラから某関東トップドラまでご招待して、お誕生日会もどきを開催することに。そのついでに、第二次試作にチャレンジとなったわけです。
 某ダメ会長の誕生日プレゼントとして笑える品を考え抜いた末、これなら恥ずかしくて笑えるだろ、という商品を手に入れたのですが、これが予想外に良くって、自分のものにしちゃいたいくらいでした(爆)。また、誕生日会といえばケーキでしょ、ってことで、昔からなじみのおすすめケーキ屋さんで生デコレーションケーキを購入。「お誕生日の名前を入れられますが、なんて入れましょうか?」とお店のお姉さんに聞かれ、「「****会長」でお願いします」と勇気を持って答えました。なんともつらいのが、そのお姉さんがプロ意識でまじめに対応してくれているところ。むしろ笑ってくれたらどんなに楽だったか(涙)。続く「ロウソクは何本必要ですか?」という問いには、「35本でお願いします」・・・・・。
 そんな、ちょっぴり恥ずかしい思いをしてまで購入したケーキとプレゼント。当人は喜んでくれたのでしょうか?
 で、問題の二次試作品ですが、実は2度目ということもあって、油断して手順を間違えたりしたのは内緒なんですが、予想外に好評だったようです(と信じています)。調子に乗って、今年はこの路線で試作を重ねていこうと思いますので、楽しみにしていてください(笑)。
 この日は、13:30過ぎに「今、北上を出ました。最速ルートで向かいます。」とメールをよこした後、18:30頃には我が家に到着したつわものや、何やらブロードバンドライブとかでスタジオから電話をよこしパソコン越しに誕生日会に参加するもの、そして遠いところはるばるお越しくださった関東トップドラとそのお仲間たちに加え、いきなり当日に電話をかけてきて飛び入り参加したうるさい人(笑)など、みなさん、ありがとうございました。おかげで狭い我が家に15人も入れることが確認できました(笑)。これに懲りずにまた来てください。今度は先に寝ないようにがんばります(爆)。
 ちなみに私の誕生日は2週間後ですので、皆さんよろしく(笑)。
2004/2/8(日)  突然ですが、今年は徒党を組みます(笑)。
 構想自体は一昨年からあったのですが、盛り上げる活動との兼ね合いで1年間様子を見ていました。その活動も一段落ということで昨年中盤から話を具体化し、今年からチームを立ち上げます。
 いろいろ理由はあるけれど、何が真の理由だかは実は自分にも良く分かりません(笑)。ま、自分が年食ったってことでしょう(爆)。良い面や悪い面も予想できることもあるし、得策ではないこともあるでしょう。でも、やるなら今かなぁって気がする。
 チームを作るってのはほとんど宗教活動みたいな気がしますね。それだけの魅力を生み出せるかどうかってのは疑問ですが、やるからには、僕なりに得てきたノウハウ(ってほどのものでもないけど・・・)とかとっておきの秘伝(そんなもんあるのか?)はチーム員に出来るだけ伝えたいなぁなんて思っています。

 ってことで、2004年1月1日より新たなチームを発足させましたので、チーム員共々よろしくお願いいたします。
 興味があるという奇特な方がいらっしゃるようでしたら、連絡ください。
 念のため言っておきますが、決して宴会のチームではありません(爆)。
2004/3/3(水)  今年の予定ですが、一度くらいミドルで成績を残したい気持ちが昔からあるのですが、Nクラスがにぎわっている地区戦はやはり魅力です。実力以上のステージを走ることでこそ得られるものがあるはずです。従って、当たって砕けろの地区戦に今年もチャレンジすることにします。昨年は、運良く連続入賞も出来ましたが、実力的には上位陣から秒単位で遅いことは火を見るより明らかです。この差をなんとかしない限り関東トップドラと肩を並べることは難しいでしょう。
 それに向けて、オフの間に2つのテーマを考えていました。この2つを磨かないと、ワンランク上の走りは難しいはずです。具体的に走りが変わるほどの変化は期待できないかもしれませんが、努力無くして進歩はありませんからね。やるだけのことはやってシーズンを迎えようと思います。
2004/3/7(日)  今年の具体的な目標は、ずばりJAF CUP権ゲット。これに尽きますね。もう少し具体的に挙げておくと、地区戦N4クラスで、お立ち台1回以上、6位以内6回以上、シリーズ6位以内、と言ったところでしょうか。今年は敢えて全戦ポイントゲットは狙わないというのも付け加えておきましょう。
 冷静にこの数字を見ると有り得ない目標で泣けてきますが、リハビリとか言ってるとそろそろ怒られそうですし、エボ6の賞味期間を考えても今年しかないでしょう。
 一回くらいうれし泣きしたいよなぁ・・・。
2004/3/10(水)  全日本選手権ですが、一応ターゲットにしているのはキョウセイラウンド。もてぎエンジェルに会えないのは残念でなりませんが(笑)、それなりに近いし、唯一のパイロンコースだしね。今年のコースの中で走ったことがあるのはここだけだから。昨年末にコソ練に行ってきましたが、感触も悪くない気がするので。
 でも、現状では難しそうですね、実力的に。まずは地区戦で結果を残さないと・・・。
2004/3/11(木)  エボ7,8勢は、いよいよ18インチ時代に突入の様です。
 ま、エボ7がデビューしたころからこの可能性は示唆されていましたから、とうとう来てしまったか、という程度の反応でしたが、実力の程がやはり気になりますね。もしエボ6が18インチを履けたとしても、とてもじゃありませんが財力が続きませんから、ある意味悩まずに済むだけマシと強く思い込むように努力する日々が続いています(涙)。

 こうなったら、18インチ勢との真っ向勝負は避けるしかありません。

 って、そーじゃねーか(笑)

 とにかく、現状のスペックでどれだけやれるのか、全力を尽くすことを誓いしましょう!
 だってねぇ、18インチじゃないとダメ、なんて話になったら困っちゃうよね。17インチだって変わんねーよ、ってシーズン終了後に言えるように祈っててください(願)。
2004/3/15(月)  ようやく、今年1年をそれなりの戦闘力で戦うためのオーバーホールを終えました。というか、オーバーホールのほとんどは、昨年シーズンイン時点の初期状態に戻すためのものと、あと数年はトラブル無く安心して走れるようにするためのもの。老朽化や劣化を考慮した純正部品交換もそれなりに手を入れました。製造から5年が経過した競技車両ってのは、さすがに疲労の色が濃く、なかなかにして手ごわいです(涙)。
 ですが、それだけやった甲斐はあって、町乗りでもその差は歴然!!なんていうか、車全体が一つのかたまりとなって、弾むように動くというか(意味不明)。あまりにも調子が良いので、公道を走るのがもったいないほど。愛着のあるエボ6ですし、関東のパイロンコースならまだまだ第一線級の戦闘力を誇ると信じて、大事に乗っていきたいと思います。

 あぁ、それと、残るポテンシャルアップの道、というか、新車状態に近づけるポイントとして、エンジンを開けることにも関心を持ったのは事実ですが、やっぱり、未開封を貫き通すことにしました。なんと言ってもそんな財政力は無いし、その前に腕をなんとかしろよ、ってレベルですからね。

 いやぁ、それにしてもシェイクダインが楽しみです。
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last modified : 15/Mar/04
yasu@e.email.ne.jp