2012JAF関東ジムカーナ選手権第3戦

5/13(日)、浅間台モータースポーツランド、ドライ






2012JAF関東ジムカーナ選手権第3戦
PN3クラス

順位ドライバー型式タイヤ1st-try2nd-trybest time
1位小野田了 CZ4ADL1'16"4451'16"2251'16"225
2位遠藤康浩 CZ4AYH1'22"675(P1)1'16"2621'16"262
3位山崎輝男 CZ4ABS1'16"7621'27"712(P2)1'16"762
4位亀井義弘 CZ4AYH1'17"2021'17"22921'17"202
5位宇野剛 CZ4ADL1'18"7631'17"2721'17"272
6位上原利公 CZ4AYH1'17"5421'19"3911'17"542
7位黒尾光司 CZ4ADL1'17"6191'17"7521'17"619
8位亀井佳子 CZ4AYHM.C.1'19"8721'19"872
9位奥井毅 CZ4ADLM.C.1'21"797(P1)1'21"797

写真は、webwheelさんにご提供いただきました。
ありがとうございました。


概要
結果は2位。
今回は思わぬ伏兵にやられました。その名はFushiana。手強いです。20300円を寄付する財力はありませんので、もう私の前に現れてくれないことを切に願うばかりです。

ま、それを負けた理由にするつもりはありませんので現実を直視すると、開幕からの2戦、秒殺されていたOさん+ダンロップに迫るタイムが出せた点は、もう少しアドバンで頑張ろうかな、と思わせる材料になったのは確かですが、内容的には全く勝負になっていないことが判明。
いろいろあったにせよ、それを覆すだけのタイムを出せないのが実力と言うこと。
その差を埋められるのは、やはり練習しかありませんね。

浅間台を1年半も走っていないというのもちと問題。遠くないのだからエボ10+AD08で1度くらい走っておくべきだったと反省しています。



前日練習
ダンロップタイヤに圧倒的なタイム差を付けられ、道具に対して疑問を抱いてしまった第2戦。終わってからの数日間は心の中の天使と悪魔が戦う日が続きました。
その結果、まだ天使の方が強かったみたいで(?)、道具に対して原因を求めるのは時期尚早と判断し、道具に頼るのは運ちゃんがやれることをもっとしっかりやってからだろうという結論に達しました。
タイヤをもらっている訳でもないのに、なぜにイバラの道を選ぶのか、それは自分にも分かりませんが、ここで心が折れたら何かに負けた気がする、というのが最大の理由でしょうか。ご支援や応援頂いている皆様には申し訳が立ちませんが、変に頑固なのは変えられないので、ごめんなさい。また数戦戦ったら気持ちが変わるかもしれませんが(^^;;もうしばらくこのまま頑張ってみることを決意した第二戦以降でした。
ということが決まれば、あとは練習あるのみ。幸い第三戦前にGWがあり、今年は奇跡的に大型連休がもらえる様子。この起死回生のチャンスを最大限に生かして第三戦に乗り込めば、と思っていましたが、もろくも計画は崩れ(詳細はこちら)、1年半浅間台を走ることなくこの週末を迎えることになりました。
となれば、やはりさるくら同様、前日の3〜4本でなんとかするしかありません。さるくらと違うのは、浅間台は皆さん走り慣れているということ。そんな皆さんと戦えるところまで持ち込めるかどうか、難しい話ですが、1本1本を大事にし、数少ないアドバンユーザーを他のクラスに求めて相談し、なんとなくの方向性を決めました。
タイム的にはやっぱりクラスビリ?という状況。しゃれになってません。
晩は、かんとく、こかんとくと合流し、近所の定食屋で軽く一杯やって、少し対策を考えて就寝。



決勝コース
土曜日とコースはがらりと変更。1dayイベントですから、大歓迎です。おまけに昨日タイムが出てなかったので尚更OK(^^;;。
コースは、まぁ、何というか、とらえどころのないというか、稼ぎ所が難しい感じの設定です。唯一難しそうなのは最終ターンですが、回してしまえば差は出ないので、稼げるかと言えばまた難しいところ。シンプルなターンやコーナリングと直線の繰り返しなので、ワンミスが命取りになりそうです。
天気予報は終日晴れの予報。今シーズン初めて路面温度も上がりそうです。朝から天気も良く、第一ヒートの路面温度は40℃程度でした。



第一ヒート
路面温度が上がっているとは言え、Sタイヤとは違いますからあまり食わないと考えつつも、消極的になったら勝負が出来ませんから、第一ヒートは基本的にギリギリまで突っ込んでみることを方針とします。
そしてスタート。1番バイロンにちょっとより過ぎちゃったかな、と思いながら通過しますが、その後黄旗が上がらなかったので大丈夫だった様子。その後も、ターンのミスやアプローチの失敗、突っ込んでみたけど立ち上がりでロスったセクションなど、細々とロスを重ね、最後のターンはそれなりに回したモノの、ピリッとしない走りでゴール。タイムは、1'17"6でした。



第二ヒート
ゴール時点で4番手くらいとアナウンスされていたようですが、その後2台が走って、5番手で折り返しとなりました。
ところが話はここで終わらず、PN3が終わって数十台後に、僕の後の2台が再出走。再出走にすら気づかなかった方も多いのではないでしょうか。そう、実はやっぱり僕の1番パイロンはタッチだったようですが、オフィシャルが気付かず、そのまま後の2台が走行してしまったのです。じゃぁ、どうして俺がパイロンタッチだってジャッジ出来たんだよ、と人によっては暴れるところでしょうが、過去にも同様の事例があったことを思いだし、諦めることにしました。このイベントはそれを踏まえて戦えと先輩方から聞いていたのを思い出しました。ということで、いつの間にかパイロンタッチのおまけまで付けられて、ビリで折り返し。ちょっとやばいです。

気持ちを切り替えて、まずはエアセットから見直し、昨日のテスト結果とさらなるアドバンユーザーへのヒアリングを通して、さらに昨日も試していないその先のセットに振ると共に、第一ヒートで得られた突っ込み具合と抑え具合を整理して、程よいところのイメージを作り、路面温度の上昇と気持ちの高ぶりも考慮して、第二ヒートに臨むことにしました。路面温度はこの時点で46℃程度。
今度は1番パイロンには十分気をつけて、そこからは先ほどより一段押さえ込むイメージでターンやコーナーをクリア。一部リアが流れすぎて無理矢理クラッチワークでごまかしたセクションもありましたが、概ね狙い通りの感じでクリア。2速のコーナリングも若干ストール気味でしたがまぁ、自分的にはあのくらいが限界でしょという感じ。立ち上がりに気をつけてターンをこなし、最後のターンも何とか回しますが、僅かに旋回が足りずに、一瞬迷いましたが、フロントが逃げ始めたので、ほんの一瞬アクセルをちょい戻して踏み直してゴール。タイムは1'16"2でした。



終わって
どんなもんかなぁ、とゴールして窓を開けると、トップタイム更新〜、のアナウンス。やったーという思いと、多分抜かれるな、という思いとがあって、ちっちゃくガッツポーズしてパドックへ。いそいそと車を降りて観客席に向かう途中に、再び逆転されたアナウンスを聞いて、がっくり。
結局、2位で競技を終了しました。
ゴール前のあの抜きが無ければ、勝ててたかもしれないと思うと無性に悔しくなりましたが、そんなことを行ったらキリがありませんので、たとえ僅かでも届かないところが今の実力、ということでしょう。
とは言え、ここまでの2戦秒殺されてきただけに、僅差まで迫れたことで、もう少しアドバンで頑張ろうかな、と思わせる材料になったのは確かですが、後でビデオを見たところ、内容的にはとても勝負になっていないことが分かりました。この先もつらそうです。

2年ぶりに、ここのイベントに出ましたが、思い出しました。人間だれしもミスはあると思いますので、それ自体は仕方ないと思いますが、その処理の仕方はもう少しあるんじゃないでしょうか。別に事を荒立てるつもりもありませんし、せめてPN3のエントラントを集めて説明するなどの誠意があれば、もう少しすっきりと戦いを楽しめると思うのですがいかがでしょうか。ビデオで見てもジャッジされていないパイロンタッチが、走行後しばらくたっていつの間にか付けられ、まるで事態をこっそりと押し隠すかのように再出走させられた車が数台。誰がどう見ても、PN3クラス終了後にパイロンチェックしたら動いているパイロンが1本あって、周りの人に聞いたら僕の車じゃないか、って話になった、というオチだと思いますがね。こういったことがあったことにそれに気付いたエントラントも少なかったことと思います。
Oさんに3本走らせてしまったのはある意味僕のパイロンタッチが発端と言えば発端ですが、見逃しがなければ3本走ることはなかったはずです。Oさんの実力からすれば3本走らなくても負けてた勝負だとは思いますが、もしかすると違った展開になったかもしれないとも思いませんか?
JAFではなく、エントラントを見て主催して頂けることを切に願います。



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