練習会参加当日編”
経過内容
前日  それでは、練習会参加の動きを追ってみましょう。
 申し込み等に関する一連の手続きはこちらを参考にどうぞ。
 当日は1日を屋外で過ごし、なおかつ日常の運転とは次元の異なる運転をするわけですから、かなり疲労するはずです。また、通常よりかなりの早起きを強いられるはずですので、とにかく早く寝ることをお勧めします。当日現地への道を急ぐ余りにスピード違反で捕まる人が結構いますから、余裕を持った行動をしましょう。
 当日持ち込む物は、できるだけ前日に揃える方が良いですよ。
出発  ゲートオープンや受付時刻、会場との距離などによりますが、神奈川県くらいからだと、4時とか5時に出発するケースが多いんじゃないかな?
 途中、弁当などを買い込んで現地へ。
ゲート入場  あまり早いとゲートが開いてなくて、会場のご近所さんに迷惑をかけますから、適度に時間調整しながら入ると良いと思います。
 入場料が必要な場合は、入り口で支払う場合が多いです。スタッフが居ない場合はそのまま入りましょう。
パドック駐車  駐車場所が指定されていたり、スタッフの指示がある場合はそれに従いますが、練習会の場合、大抵好きなところに止めるパターンが多いです。指示が無いなら、開いているスペースに並べて止めましょう。不安なら、先に来ている参加者に尋ねるといいです。交流のきっかけにもなりますから、積極的に聞いちゃいましょう。
開店  受け付けまで時間があれば、まず荷物を出してしまいましょう。走行時には、室内にあって固定されていないものは全て車外に出します。大型ミラーやボルトで固定されていないものは出来るだけ外しましょう。一般公道での運転時とは全く異なる動きをしますから。
 また、フロアマットも外しましょう。めくれてペダルに引っかかったりするととても危険です。同様に室内のフロアに何か落ちてないか確認しましょう。芳香剤とかスプレーとかが落ちてると、これまた走行中にペダルの下に移動したりしたら、考えただけでも恐ろしいですよ。
受付  受け付けが開始されたら速やかに受付に並びましょう。練習会によって必要なものは異なりますが、受理書があれば受理書、免許証、申込書が必要なら申込書、当日参加費を支払うなら参加費用などを持って受付を済ませます。
 ここで、ゼッケンやコース図、注意事項などが渡されます。
走行準備  練習会で車検は滅多にありません。従って、最低限の安全性は自分で確保しないといけません。初めての参加だとか、経験が少ない場合はスタッフか近くのそれっぽい人(どんなんだ?)に見ておくことは無いか聞いちゃいましょう。
 サーキット走行のように混走しませんから、ヘッドライト等のテーピングは強制されませんが、ボンネットを開けて、ねじ式でないオイルキャップやバッテリーのプラス端子にビニールテープでテーピングしましょう。まれに、バッテリーの固定そのものが緩い場合もありますので、手で動かしたりして確認しておくと良いでしょう。タイヤのボルトの増し締めや空気圧チェックもしましょう。空気圧は少なくとも指定圧までは入れておく方が良いと思います。
 渡されたゼッケンも車の両側、もしくは指定された側に、ゼッケンの全周をビニールテープ等で貼りつけます。
 その他、走行に必要なセッティング等があれば、この時にやっておきます。
 また、走行時にはグローブやヘルメット、長袖長ズボンが必要になりますから準備しましょう。
慣熟歩行  準備を終えたら、コースがオープンであることを確認して、コースを歩いて覚えましょう。タイムスケジュールの関係で準備の時間を後回しにした方が良い場合もありますので、臨機応変に。
 自分なりのコースの覚え方は私の練習方法にありますので、参考にどうぞ
ドライバーズブリーフィング  出走前に、エントラントを集めてのミーティングがあります。主催者側からの注意事項など説明がありますので、必ず聞きましょう。質問があれば、この時か、ブリーフィング直後に尋ねると良いでしょう。
試走  必ずではありませんが、大抵練習走行車両の前に、コースクリアと呼ばれるスタッフによるコースの安全確認を目的とした試し走行や、試走と呼ばれるお手本走行が入ります。
 特に試走は上級ドライバーによるデモ走行とも言えますので、見学して参考にすると良いでしょう。
練習走行  引き続き練習走行に入ります。
 練習会によって方法はさまざまです。全台数をゼッケン順に走らせるもの、奇数偶数などで2グループに分け2本1セットとしてグループごとに走らせるもの、1セットをある時間で区切り時間内に規定本数までを好きなタイミングで走行して良いもの、全く関係無く好きなタイミングで走って良いもの、など。それぞれの練習会によって運営は異なりますので、ブリーフィング等で必ず確認しておきましょう。また、練習時間中の放送などは注意して聞きましょう。
 ゼッケン順に走行する場合は必然的にインターバルを開けねばなりませんから良いのですが、フリーで走れる場合は少し注意が必要です。慣れてくると何本でも連続で走りたくなるものです。しかし、あまり連続で走るのはお勧めできません。人間だけでなく、車もかなり疲労します。タイヤも連続で走って発熱すると極端に性能が落ちたり磨耗も激しくなります。2〜3本走ったら一度車を降りて、人間、車ともにクールダウンしてから走ると良いと思います。冷静になって走り方を考えてみたり、他の人の車を参考にしたりするのも重要です。
お昼の慣熟歩行  大抵、お昼頃、昼食と慣熟歩行の時間を兼ねて休み時間が入ります。この間にお昼を食べましょう。もちろん、練習走行時間中に食べても問題ありませんけどね。
 また、大抵コースがオープンとなりますので、確認して、コースを歩きましょう。午前と午後でコースを変える練習会も多く、この場合は歩いておかないとコースを覚えられませんからね。
午後の練習走行  引き続き、午後の練習走行が始まります。
 練習会によっては、1日を3セクションに分けたり、タイムアタック形式のセクションを設けたりすることもありますので、練習会の運営に従いましょう。
後片付け  走行時間が終了したら、帰り支度です。
 会場によっては最終退出時刻が決められています。大抵主催者からその旨の放送が入るはずですから、遅れない様に、出した荷物を車内に積みこみましょう。ゼッケンは主催者が回収する場合もあれば、捨てても良い場合もあります。指示された場合はそれに従いましょう。大抵、紙で出来たゼッケンは自分で処分しますが、マグネット製のゼッケンやラミネートパックされたようなゼッケンは回収することが多いです。
クローズドミーティング  練習会によっては簡易的に放送で済ます場合もありますが、終了時にミーティングを実施する練習会が多いです。この時は手を休めて集まりましょう。有意義なコメントや、参加賞をもらえる場合などもあります。これに出る義務は無いと言えば無いのかもしれませんが、先に帰る場合などは一言主催者に断って帰るのが良いと思います。
会場退出  片付けが済んだ人から会場を退出できます。
 日常とは異なるスピード域で一日走ると、感覚が非常に敏感になっているものです。即ち、一般公道のスピードが遅く感じられるのです。ですが、そういう時こそ注意が必要です。スピードの出し過ぎや無理な運転には気をつけて帰宅しましょう。

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last modified : 19/Jun/02
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