川棚平野

中央を国道191号とJRが横切り、中央で川棚川が交差しています。浮かぶ島は厚島です。
温泉街のある山側から海に向かってなだらかな丘状をなしており、画面では見えないが木の茂りの中には無数の池が点在し「リフレッシュパーク豊浦」はそこにあります。
海岸に近いところには山口県史跡指定の弥生時代の「中の浜遺跡」があります。
漂泊の俳人、種田山頭火がここ川棚に逗留したおり、私のもっとも好きなところと絶賛した町です。
また、世界的に有名なピアニストのアルフレット・コルトーが川棚温泉に逗留した折、美しい海に浮かぶ厚島を見て「こんな美しい夢のような島は無い、是非買い取りたい」と申し出たそうです。

海側はかっては美しい白砂青松の"舞妓の浜"と呼ばれていた海岸線があります。砂が上質で大変きれいなため高度成長時代に根こそぎ持っていかれ、後はガレキで埋め立てられ見るも無残な姿となってしまいました。
今、海岸線近くの沖合いに侵食防止の潜堤が築かれています。また、河口付近に堤防と人口海浜がされています。
整備されたのはほんの一部なので、今後の進捗状況を見守りたいと思っています。

川棚-内日間道路より川棚平野を望む

田植えシーズン