コンピュータと対戦すると不利になったとき、気軽にリザインしてしまったり、集中力を失ったときに短手数で連敗したりします。
相手の大きなミスを期待できないことや、序盤が非常に強いためですが、悪い癖がつかないように心がけないといけません。
図は黒の私の手番です。設定で勝率が3割弱しかないので、これもリザイン寸前かと思われますが、勝負手がきれいにきまりました。
1...Bf1! (腐っても詰めろ です。)
2.Rxf1? Qh3+ 3.Kg1
ここで私は 3...Nd3 と指しました。(ナイトがいなくなれば Qh2のメイトがあるのでどこへ動いても必勝かと思っていました。)
Fritz の 4.0 で調べてもそれで何の問題もなかったのですが、 Fritz 5.0 で調べてみて愕然としました。
3...Nf3+ 4.Nxf3 Qg4+ 以下簡単な6手メイトです。
5.0 はメイトになりそうな手順は優先して読むのですが、4.0 は全く無駄な手も同時に読み進めていくらしく、ちょっと手数が長いとダメなようです。
メイトは逃さない、終盤(エンディングではありません)は完璧だというのは間違いで、4.0は私と同じようなミスをしました。
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