GIUOCO PIANOの部屋
その9

13...0-0の変化


[3]13...h6以外の変化
ここでキャッスリングするのはドローになると 鈴木知道さんに教わったのですが どうすればそうなるのかは よくわかりません。

13...0-0 14.Nxh7 Kxh7 15.Qh5+ Kg8 16.Rh4 f5 17.Be2

giuoco91


Be2が攻めをつなぐいい手で黒は守りの有効な手を探すのに苦労します。
17...Nxd5 18.Qh7+ Kf7 19.Bh5+ Ke6 20.Re1+ Kd7 21.Qxg7+
これは白勝ちです。

17...Ng6 18.Qh7+ Kf7 19.Rh6 Nf4 20.Bh5+ Nxh5 21.Qg6+
これはドローです。

17...Re8が粘りのある受けですが
17...Re8 18.Qh7+ Kf7 19.Bh5+ g6 20.Qh8+ Ng7 21.Bxg6
となって 攻めが続きそうです。

しかし・・・17.Qh7+とするのが本筋だったようです。以下
17...Kf7 18.Rh6 Rg8 19.Re1 Qf8 20.Bb5 Rh8 21.Qxh8 gxh6 22.Qh7+ Kf6 23.Rxe7 Qxe7 24.Qxh6+

giuoco92


これでドローになるとピノーさんの本にしっかり書いてありました。有名なバリエーションだそうです。勉強不足でした。

というわけでメインラインに戻るのですが その後どんな展開になるのかはLuiz Roberto Da Costa Jr.の部屋で紹介することにして最後に付録のページを見て下さい。変化を調べているうちに面白い手をいくつかみつけました。

付録

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