直線上に配置
保険外診療(自費診療)って?


目次
1.自費診療の位置づけって?
2.インプラント治療って?

3.ホワイトニング(歯牙漂白)って?
4.スポーツマウスガードって?




1.自費診療の位置づけって?
 現在の保険治療はほぼ全部の領域をカバーできております。しかし、「白い歯」を入れた場合の材質の差、生体に合った金属の選択、歯を抜いた後を補う方法の種類、「歯の漂白」など、より良い治療も選択できます。
 保険制度の範囲内ではできない最新の治療は完成度・満足度・審美性も大きく異なり、皆様の笑顔と食生活も変わってくるでしょう。
 治療価格も明朗にしています。何でも気軽に相談ください。

2.インプラント治療って?
 第3の歯といわれるインプラントは、治療の先進国では従来の「入れ歯」という治療法が皆無になるほど主流になってきています。

 歯を失うことは、単に「物が噛めない」だけでなく、顔貌、笑顔など誰でも精神的なダメージを受けます。しかも、自分の歯をなくし、「入れ歯」になると健全歯の2〜3割程度の力でしか噛めないといわれています。これでは魚介類・肉などを食べることが困難になり、食生活が制限されます。

 インプラント本体は外科手術により顎の骨に埋め込みます。手術はもちろん日帰りで入院はほとんどのケースで必要としません。埋め込まれたインプラントは平均6〜12週間の治癒期間を経て骨にしっかりと結合します。材質は生体組織によく適合する純チタン性です。

 インプラント治療の利点
1.従来の修復法と異なり、隣の健康な歯を削らなくて良い。
2.取り外し式の「部分入れ歯」にかわり、固定性のものを装着できます。
3.取り外し式の「総入れ歯」でも、インプラントと固定することによりズレが少なくなります。
4.インプラントによる入れ歯なら、天然の歯とほぼ同じ感覚で噛めます。
5.審美的に優れており、大きなお口を開けて笑えます。

 しかし、患者様により治療を行えないケースもあります。歯科医師とよく相談することが大切です。

一部、文と図は「ITIデンタルインプラント小冊子」を引用しています。

3.ホワイトニング(歯牙漂白)って?
 ホワイトニング(歯牙漂白)とはその名の通り歯を白くすることです。歯の色がその人の表情や性格に影響を及ぼすこともあり、輝く白い歯はすべての人のあこがれであります。
 歯を削りたくない、自分の歯を残したいと思っている人は漂白により自分の歯で白さを得ることが出来ます。
 すべての人に適用になるわけではありませんので興味のある方は相談をしてください。

当院では自宅で気軽に行えるホームブリーチングを使用しています。もちろん個人差にもよりますが、1日2時間、2週間の使用で輝く白い歯になります。

1.歯科医師による診察を行い、漂白の適応であるか判断します。
2.前処置として、着色、歯石などを清掃します。
3.薬剤を歯面にきちんと塗布するためのマウストレーを作製します。
4.マウストレーと1週間分の薬剤をお渡しします。(使用法は簡単です。きちんと説明します。)

数日に1回は来院していただき、経過観察をします。

費用は患者様により異なりますが、マウストレー代、薬剤代で20.000円前後になることが多いです。
医院待合室に置いてある当医院用ホワイトニング資料です(PDFでご覧になれます)



4.スポーツマウスガードって?
 口の中に『マウスガード』を装着することにより色々なスポーツで、歯や歯ぐき、顎の骨などの外傷に対する予防効果が報告されています。
 
 マウスガードは、弾力性のある軟らかい材料からできており、外形はU字形をしており通常は上顎に装着します。マウスガードに使用されている材料自体が、外部からの衝撃を吸収することでプレー中、ボールや他の選手にぶつかった時、歯の損傷や唇の裂傷などケガを予防する役割をはたします。また、上下の歯が、正しくかみ合わさることで、より強い力でかむことができます。歯を食いしばることは、首の周りの筋肉の緊張を高め、頭や首を強く固定し外力の衝撃を和らげる。このため、タックルなどで起こる脳しんとうや、ヘディングによる首の損傷を予防することができます。

 マウスガードは、主に市販品と歯科医院で製作する二種類があります。
市販品はスポーツ用品店などで入手出来ます。自分で調整するため精密に適合させるのに慣れが必要です。一方、歯科医院で製作するカスタムメイドタイプのマウスガードは、本人の口にあった、適正な噛み合わせを考慮して作ります。
 価格は小中学生3000円、高大学生4000円、一般5000円。(競技種目によって多少異なることがあります。
)製作前にむし歯などの歯科治療が必要なケースもあります。

装着が義務化されているスポーツ
 ボクシング、キックボクシング、インラインホッケー(20歳以下)、ラグビー(一部)、アメリカンフットボール、空手(一部)など。
装着が有効なスポーツ
 柔道、アイスホッケー、綱引き、バスケットボール、自転車、水球、スキー、相撲、野球、ウェイトリフティング、サッカーなど。

 しかし、マウスガードを使用することで全ての競技者が、使用しない時と比べ強い力が出せたり、体の揺れが減少したりするわけではありません。あくまでも個人差があるということです。最後に、プロの用具という印象が強いですが、乳歯と永久歯が混じり、歯並びが不安定な学童期にこそケガ予防に取り入れてほしいですね。
(本文は一部 「マウスガード製作マニュアル」(クインテッセンス出版)を参考にしています。

イメージ写真です。




トップ アイコントップページへもどる
直線上に配置