主催 中央線サイエンスカフェの会
(第4回東京国際科学フェスティバル参加企画)
第12回「サイエンスカフェon中央線」
1.日時 2012年9月8日(土)
14時〜15時30分
2.場所 かふぇ LANVIN(らんばん) TEL(042)323−9910
国分寺駅下車2分 北口商店街 保科理容店2F(外階段)
3.テーマ ミクロの世界をどのようにして見るか
−目に見えないものを見る方法—
現代の科学において物(対象)をミクロなスケールで見る技術は非常に重要で、身近な例を挙げれば、病気を伝染するばい菌への対策の第1歩はその実態を見ることである。それには光学顕微鏡が活用されているが、観察できるサイズの限度は、大まかに言って光の波長程度の大きさである。
これよりはるかに小さい原子、分子の世界を「見る」ためには光より波長のずっと短いX線が用いられる。これを「回折法」と言うが、その原理を誇張して表現すれば、対象を直接見ることに固執しないで、対象の形の情報を含んでいる「回折パターン」を見る、と言う方法である。
20世紀半ばに電子が波であることに着目し、「電子顕微鏡」が発明された。電子(高速電子)の波長はX線よりさらに短いので分解能がよく、原子、分子の像を直接見ることが出来る。
なお、近年新しい原理のミクロ観察法が出現した。その一つが「走査トンネル顕微鏡」である。
4.講師 高エネルギー加速器研究機構名誉教授 岩崎 博氏
5.コーディネーター 読売新聞東京本社科学部次長 保坂直紀氏
6.参加者 ・一般市民 20名程度(申込先着順)
7.参加費 800円(経費300円と喫茶代500円)
8.申込・お問合せ メール gb5y-ntt@jcom.home.ne.jp(新田恭隆)
9.ホームページ http://www.ne.jp/asahi/yamamori/art/sciencecafe/TOPhtml
サイエンスカフェon中央線は講演会ではありません。
中央線沿いの大学や研究機関の科学者と普通の市民が気楽な雰囲気の中で先端科学について話し合う場です。科学に関心をお持ちの方ならどなたでも(理系でも文系でも)大歓迎!です。