Deep Reference Lite

作成: 2007年1月23日

改訂6: 2007年4月11日

概要

Deep Reference Liteは、XHTML文書中のリストを軸として引用して、表を生成するツールです。複数のXHTML文書からリストをコピーし、そのうちの2つを引用して表の軸として表を構成し、その表をクリップボード経由でXHTML文書に埋め込むことができます。

(以下、画面のスナップは、まだ改訂中です。2007/04/11)

サンプル

サンプルを使って、Deep Reference Liteを試してみます。次の手順を踏みます:

  1. 「休暇で利用するホテルの条件」リストを取り込む。
  2. 「健保組合の契約ホテル一覧」リストを取り込む。
  3. 取り込んだリストを軸として表を構成する。
  4. 表のセルに評価を書き込む。
  5. 表をHTMLのtable要素としてコピーする。
  6. 別のXHTML文書に表を貼り付ける。

まず、Deep Reference Liteのzipアーカイブに含まれるsampleフォルダを適当なフォルダに置きます。ここではC:\Tempに置いたとします。

「休暇で利用するホテルの条件」リストを取り込む

xfy Basic Edition 1.3で、"Taku-Blog-vacation.html"を開きます。

ここでボキャブラリーコンポーネントを"Deep Reference Lite"に変更します。

引用するリストの項目にカーソルを置いて、右クリックして、"Quote list into new document"を選択します。

保存先のファイル名を設定するダイアログが開くので、ここでは"cross-reference-1.xml"としておきます。

このファイルはDeep Reference Liteの処理用の一時ファイルです。内部形式は独自のもので、かつ今後の互換性は保証されません。とっておいたりしないでください。

すると、文書が開いて、参照したリストが取り込まれています。

「健保組合の契約ホテル一覧」リストを取り込む

別ウィンドウで"hotel-type.html"を開いて、同様に、ボキャブラリーコンポーネントを"Deep Reference Lite"に変更し、参照するリストの項目にカーソルを置いて、右クリックして、今度は"Quote list"を選択します。

先ほど生成した表のウィンドウに戻って、"Add new list"ボタンを押すか、"Deep Reference"メニューから"Add new list"を選択します。

すると、リストが追加されます。

「Add List from XHTML text」ボタンを押すと、システムのクリップボードからリストを追加することができます。Deep Reference extension for Firefoxを使うと、Firefoxで表示しているHTMLのページから、リストをシステムのクリップボードに設定することができます。

このようにして、リストを取り込んでいくことができます。

取り込んだリストを軸として、表を構成する

リストを軸として表を構成する操作は、CrossConceptと同じです。

(当面はCrossConceptの方の説明を参照してください。2007/03/11)

表をHTMLのtable要素としてコピーする

"Clip"ボタンを押す、または"Deep Reference"メニューから"Set table to clipboard"を選択すると、作成した表がクリップボードにXHTMLのtable要素として設定されます。

別のXHTML文書に表を貼り付ける

別のXHTML文書に対して、編集メニューから貼り付けを実行すると、作成した表が、リスト参照先のタイトルやURLと共に貼り付けられます。

表には何の書式も設定されていません。ここからは、XHTMLコンポーネントの通常の操作で表の書式を整えたり、セルの中身を編集することもできます。

リリース情報

Version 0.3.6
リリース日 2007-04-11
match
xhtml:html
ここで xmlns:xhtml="http://www.w3.org/1999/xhtml"
システム要件  xfy Basic Edition 1.3 ot 1.5 (必須)
利用条件

xfy Communityの利用条件に準じます

使い方

ダウンロードとインストール

  1. Deep Reference Liteのzipアーカイブをダウンロードします: "Deep_Reference_Lite-0.3.6-20070411.zip"
  2. zipアーカイブを展開して、次のファイルをフォルダを、xfy Basic Edition 1.3をインストールしたフォルダの下にある"scripts"フォルダの下に置きます。以前のバージョンがある場合は上書きしてください。

アンインストール

次のファイルやフォルダを、xfy Basic Edition 1.3をインストールしたフォルダの下にある"scripts"フォルダから削除してください。

仕様

リストを表の軸に

リストとはul要素、ol要素、dl要素(予定)のことです。これらの中の項目、すなわちli要素またはdt要素(予定)を、行や列の見出しとして、table要素を生成します。

1つまたは2つのリストを参照することができます。1つのリストを参照すると内容的には1次元の表(見かけ上は2列の表)、2つのリストを参照すると2次元の表となります。

履歴

version 0.3.6, 2007-04-11

概要

version 0.3.5, 2007-04-02

概要

クリップボードのXHTMLフラグメント・テキストからリストを追加できるようにした。

version 0.3.4, 2007-03-11

概要

この文書を改訂, 2007-02-27

概要

冒頭の図を改訂。表をアウトプットしている絵にした。

version 0.3.3, 2007-02-13

概要

リストとしてul要素しかクリップボードから取り込めなかったのを改修した。

version 0.3.2, 2007-02-11

概要

version 0.3.1, 2007-01-23

概要

最初のリリース。