Millennum-Boy II
〜 究極の最終兵器 〜

 宇宙暦2000、共和軍はMilennum-Boyの失敗から3年の歳月をかけ、全く新しいパワーユニットを搭載したMilennum-Boy IIを完成させた!!

Mpegムービー(344KB)


開発担当者:ハッジ・ザ・ハッジ博士

「初号機の失敗はパワーユニットが全重量を支えきれないと言う基本的なミスによるものです。 今回は様々な方式のプロトタイプを作り、あらゆる試験を行いました。 そして、最終的にたどりついたのが、2モーターを連動させるというパワー倍増システムです。モーター一つではウォームギアを使うなどでパワーは稼げるのですが、速度が犠牲になってしまいます。 この2ユニット連結式パワーシステムは、まさに理想のウォーキングエンジンと言っていいでしょう。」


パワーユニット×2・光センサー×1の歩行ユニット
2つのパワーユニットは内部で連結されている


オペレーションマネージャー:アッサム・サムッド

初号機にはがっかりしたが、今回はなにがなんでも成功させるぜ。 歩きゃあいいんだ、歩きゃあ。 文句あるか! 問題は、歩いて敵のど真ん中まで行けるかどうかだ。あるけなきゃ這ってでも行ってもらうさ。それが戦争ってもんだ。」

テストパイロット:ジャック・イーガー

「フンッ、あんなのは乗り物じゃねぇぜ。冗談じゃない。パイロットが右に左に揺れるんじゃあ操縦どころじゃないぜ。失敗だな。 あれでどうやって戦闘しろって言うんだ、狙いなんて定められたもんじゃない。 おれはテストだけで良かったぜ。 実戦なんか死んだっていやだね。」

地上誘導班チーフ:ユードルフ・コルビンスキー

「何やってんだ! どこに目つけて操縦してやがる、危うく踏み潰されるとこだったぜ。 あんちくしょう今度見つけたらただじゃおかねぇ。 俺たちゃネズミじゃないんだ、踏み潰されちゃたまんないぜ。」

共和軍戦略兵器開発センター所長:大渕新太郎

「みなさん、大変よくやってくれました。ご苦労様です。これで長い地上戦に終止符を打つ日がぐっと近くなるでしょう。 今日は歴史的な日になったと言っていいでしょう。これで私も勲章が、、、あ、いや、ひとり言です。ハイ、それでは実戦投入計画に移行しましょう。」

開発支援ロボット:phG−04

ワタシ ノ シゴト カンペキ。 ニンゲン マネ デキナイ。 デモ、 ワタシ キュウリョウ ナイ。 
ワタシ ミタ。 キノウ ハカセ ムジンデ ミレニアムナントカ ウゴカシテタ。 ソシタラ シッパイ シテタ。 コレ、 ダレニモ ナイショ。 バレタラヤバイ。 ワタシ テツヤデ シュウリ シタ。 デモ オレイノコトバ ナニモナイ。 ワタシ チョット オコッタ。 コレ コッソリ ミセル。 Mpegムービー(344KB)  コレ、 ゼッタイ ナイショ。


製作後記
 
どうやら不安定ながらMillenium−Boyは動いた。考えられる最強の補強をした。 しかし、これほど大きくなると、ブロック同士の結合力の問題よりも、黒いシャフトのしなりが大きな問題になってくる。ぐにゃぐにゃにしなって設計精度が出ないのだ。ブロックの結合力の問題は、構造的にくふうするといくらでも強力に出来るが、このシャフトのしなりはどうしようもない。 積極的にしなりを利用する構造も考えられるので、面白い場合もあるのだが、、、

 がちゃ君方式の歩行メカは今回で開発を終了する。次のメカは、、、、、全然未定。末永く待っててください。



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